2010年11月19日金曜日

W46 Update (お問い合わせ shashimo@mmrjp.com)

I.キャリア動向

2010/11/08、韓国経済新聞 <SKテレコム'Tストア' 中国スマートフォンに搭載>

SKテレコムのアプリケーションストアのTストアが中国レノボのスマートフォン'ロフォン'に搭載される。 今後レノボが開発する多様なスマートフォンとTablet PC等サービスを拡大する計画だ。
SKテレコムは11月8日レノボと提携を結んで今年中にロフォンにTストアを搭載することに合意した。グローバルPCメーカーのレノボは中国市場で約100万台のロフォンを販売した。SKテレコム関係者は"来年からはレノボが輸出するスマートフォンにもTストアを搭載する予定だ"と説明した。
SKテレコムがロフォンに提供するTストアはレノボ自らのアプリケーションストアの中に含まれる形態でサービスされる予定だ。まず、エンターテイメント100種類、漫画500種類と多様なミュージックコンテンツなどを供給する。

2010.11.12、電子新聞 <SKテレコムが自社スマートフォン加入者300万を越え、年末まで360万人になると予想。>

SKテレコムは年内スマートフォン加入者目標値の300万人を早期突破した。
SKTは今年1月スマートフォン加入顧客目標を200万人にしたが、加入顧客が急増すると今年上半期実績発表当時300万人で目標を修正したが、また予想を跳び越えたのだ。
SKTはスマートフォン加入者の急増がソフトウェア開発者支援と多様なスマートフォン機種投入、パケットデータ無制限、プリペイド料金制実施などが功を奏した結果だと説明した。
今回スマートフォン加入者300万人突破は昨年末SKTのスマートフォン加入者対比6.4倍増加した数値でSKT全体顧客の約11.8%に達する。昨年末SKTスマートフォン加入顧客は47万人、全体顧客対比1.9%に過ぎなかった。
携帯電話販売量で、スマートフォンの比率も昨年末12%、今年5月17.5%、8月37%など着実に上昇して10月には48.5%に達した。SKTスマートフォン加入者を分析した結果、昨年末75%に達した男性の加入者割合は今年10月には63%で減少した。76%に達した20~30代も同じ期間68%まで下落した。

SKTは多様なデザインと自社専用機能のスマートフォンを多機種発売し、女性層等スマートフォン顧客が広がっていると説明した。
SKTは自社スマートフォン加入者が年末には360万人で予想され、スマートフォン大衆化の元年である今年を基点に来年にも2~3倍に増える急増が予想されると付け加えた。
スマートフォン加入者のアプリケーション利用も増加したことが分かった。
昨年Tストアのダウンロード件数は累積152万件だったが、今年10月の一ヶ月だけに1700万件を記録して、累積6300万件を突破した。
スマートフォン品揃えの拡大も加入者増加に影響を及ぼした。SKTは今年に入り10月まで19種を発売し、年末まで5種以上のスマートフォンを追加で発売する予定だ。
スマートフォン大衆化は‘パケットデータ無制限’料金サービスが決定的な契機を用意したという評価だ。

今年8月韓国キャリアの中では初めてパケットデータ無制限サービスを始め、以後スマートフォン加入者が一日1万5000人~2万人ずつ増加したと集計された。
SKTのペ・ドンムンマーケティング部門長は“オープン型OSを整えた多様なスマートフォンの品揃えとパケットデータ無制限など革新的なサービス実施をきっかけに国内スマートフォン顧客が急激に増加した”として、“スマートフォン市場を引っ張ってきたリーダーシップを土台に今後も世界的に注目を引くスマートフォンを発売し、高品質のサービスを提供する”と説明した。

<表> SKテレコムの半期別スマートフォン加入者現状 (単位:人)


’09.6
’09.9月
’09.12月
’10.3月
’10.6月
’10.9月
’10.11.10
加入
25万
29万
47万
75万
125万
250万
300万


2010/11/18、韓国経済新聞 <韓国漫画、中国で有料サービス供給>

SKテレコムが運営するアプリケーションマーケットであるTストアの漫画コンテンツが1兆ウォン規模の中国市場に進出する。
SKテレコムは中国1位ポータルサービス業者のテンセントと提携を結んでTストアが確保した国内優秀漫画コンテンツをテンセントのポータルサイトQQの漫画セクション'動漫チャネル'に有料サービスで供給することになったと11月18日明らかにした。
今回の提携を通じて中国では最初の有料漫画サービスが実施される予定で、これに関連してSKテレコムが今年9月構築、Tストアを通じて運営しているCLB(Comic License Bank)システムが中核役割をするだろうと説明した。
CLB(Comic License Bank)は、漫画コンテンツの流通、販売、精算などを助けるシステムのことだ。SKテレコム関係者は"これを利用すれば数多くの流通チャネルとコンテンツ供給者がいちいち別途契約をする必要なく、一つのシステムを通じて良質のコンテンツを多様なチャネルに供給することができでWin-Win効果が期待できる"と説明した。CLBは国内だけでなく日本、中国など海外デジタルのオンラインマーケットまで含んでコンテンツ・サービスできるように作った。
自分が製作した漫画コンテンツを多様なチャネルを通じて販売したい人はCLBにコンテンツを登録してこれを通じた販売に同意すれば良い。
該当コンテンツはTストアをはじめウェブ、モバイル、スマートTVなどSKテレコムの流通チャネルを通じて供給、販売されてコンテンツプロバイダーは販売内訳に対する統計を基盤で契約された料率により収益精算を受けることになる。
現在、TストアのCLBには約4万種の漫画コンテンツが登録されていてSKテレコムはこの中でTストアの人気順位および中国市場への適合性などを基準にして選別された総3千種類のコンテンツを中国最初の有料漫画サービスとしてテンセントのQQサイトに提供する予定だ。

テンセントは5億人を越えるポータルサービス利用者と1億人のメッセンジャー利用者を基盤で中国内ポータルサービスの売上1位を占めていて、有料会員制でE-Bookコンテンツを供給して約60万人の会員を保有している。

2010/11/18、ソウル経済新聞 <SKT,共同端末発売などグローバルモバイル標準化へ拍車>

SKテレコムが海外のキャリアと共同端末発売を推進するなど全世界モバイル標準化に拍車を加える予定だ。
SKテレコムは11月19日ソウルで開かれるモバイルLinux協議(LiMo)理事会でボーダフォン・テレフォニカ・ベライゾン・オレンジ・NTTドコモなどとLiMoプラットホームを搭載した共用端末の発売を提案する予定だ。キャリア6社の加入者が数億人に達してより安くて優れた端末を発売できると予測した。また、キャリアが提供するプラットホームであるだけにプラットホームのアップグレードなどの場合にもユーザーは安定したサービスを提供されることができるようになる。
全世界共同アプリストアの標準化も推進する。SKテレコムは11月18日香港で開かれるグローバルスーパーアプリストア(WAC)理事会に出席、WAC標準化および商用化などに対して議論する予定だ。

SKテレコムのMNO社長は“SKテレコムは端末運営体制(OS)からアプリストア、汎用モバイルサービスまでグローバル移動通信会社協力を通したプラットホーム構築のために努力している”として“もう国際共助が本格的に推進されるだけに成果を期待している”と話した。

2010/11/18、電子新聞 <SKテレコム, 海外移動通信会社へTストアのプラットホームを輸出>

SKテレコムが自社アプリケーションのオープンマーケットの‘Tストア’を前面に海外移動通信会社へサービスプラットホームを輸出する。
11月17日業界によれば、SKテレコムはドイツのドイツテレコムと日本のソフトバンクにキャリアが直接運営する形態のアプリストアのサービス・プラットホームを輸出するため業務提携に出た。
SKTは最近中国のレノボにゲーム・音楽・漫画など文化コンテンツをショップインショップ(Shop in Shop)形態で提供したことと違って、今回のドイツテレコムなどにはアプリストア構築とビジネス環境構築、アプリストアを運営するノウハウなどプラットホーム全体を技術移転料をもらって伝授するのを検討している。
先進国のキャリアがTストアに注目する理由はTストアがキャリアが直接運営するアプリストアの中で、世界唯一の成功者として評価されているからだ。
Tストアはサービス開始以来1年足らず一日100万ダウンロード、1日1億ウォンの売上を達成するなど急成長した。
国内最大アプリケーション市場になったことはもちろんで競争会社にもこれを開放して生態系を拡張、競争力を育てている。
これに伴い、海外のキャリアはTストア輸出への問い合わせとSKテレコムのプラットホーム事業全般に関心を見せている。
特にアンドロイド運用体系(OS)の勢力拡張と共にアンドロイド搭載スマートフォンに関する豊富な経験を持ったのも海外キャリアがSKテレコムのプラットホームのビジネスモデルに特に関心を持つ要因の一つだ。
SKテレコム幹部関係者は“先月ドイツのドイツテレコムと日本のソフトバンクなどがTストアをはじめコマースサービスのスマートペイメントやTマップ(ナビゲーションサービス)などサービスプラットホームに関心をもつ関連部署と会った。”“反応が非常に良くて前向きな検討がなされていてプラットホームとコンテンツを合わせるターンキー方式の輸出まで考慮されている”と明らかにした。

2010/11/18、電子新聞 <SKテレコム"Nスクリーンを国際標準化へ主導していく">

SKテレコムがコンバージェンスパーソナルネットワークサービス(CNPS)関連、標準を国際標準化機構に提案、Nスクリーン技術のグローバル標準を主導する。
世界先進国を中心に急浮上しているNスクリーン市場でサービス主導権を確保するという戦略だ。
SKテレコムは、国際無線インターネット標準化機構(OMA:Open Mobile Alliance)の定期会議でNスクリーン関連技術で約20件を提案し、標準化への議論を主導していくことだと11月17日明らかにした。

SKTはOMAでNスクリーンの核心技術であるコンバージェンスパーソナルネットワークサービス(CNPS:Converged Personal Network Service)分野の標準化組織の議長を担当してしる。
SKTは2008年からNスクリーン関連基盤技術であるCPNS部門の標準化を推進してきた。CNPSはNスクリーン技術のベースで個人が使う機器を互いに連結して遠隔調整およびファイルを伝送する技術だ。
SKTはCNPS技術を活用した代表的なサービスの‘シンプルシンク(SimpleSync)’サービスを最近リリースした。
このサービスを利用すればスマートフォンやPCなど多様なデジタル機器のコンテンツやデータを別途有線ケーブルなしでWiFiを通じて伝送可能だ。
SKテレコム関係者は“Nスクリーンは有無線ネットワークおよび端末融合傾向とかみ合わさって新しい収益モデルで注目されている”として“通信チップなくてもTVを携帯電話に繋いで映像を伝送、視聴できるサービスを来年1月頃公開する予定”と明らかにした。
一方、OMA定期会議は11月15日~19日までソウル、ロッテホテルで全世界モバイル関連企業約230社、約400人の標準専門家たちが参加した中で進行している。

Nスクリーン(N screen)=共通のOSを適用してスマートフォン、PC、スマートTV,スマートパッド(Tablet PC),自動車などいくつか(N:正数)の情報機器に同じコンテンツを合わせて利用できるようにした次世代‘コンピュータ+ネットワーク’サービスだ。

2010/11/10、韓国経済新聞 <KT,チャイナモバイルと組んでグローバル事業強化へ、アプリストアのプラットホームを共同構築>

KTが世界最大通信会社のチャイナモバイルと戦略的提携を結んでグローバル事業強化に出る。
KT会長は11月10日ソウルでワンジェンジョウチャイナモバイル会長と会い、両者間の戦略的提携のための協定書を締結した。KTとチャイナモバイルは韓・中WiFiローミングサービスをはじめ△グローバルアプリストア(WAC)プラットホーム構築、△次世代ネットワークとスマートフォン開発、△M2M(機器間通信)等ソリューション開発、△グローバル市場共同進出などに協力する計画だ。
KT関係者は"今回の提携で今後国内加入者が中国で安い料金で無線インターネットを利用できることになる"として"スマートフォン普及が拡大してパケットデータ使用量が急増するなど通信環境が急変していてグローバル事業者間協力が重要になっている"と説明した。
両者は各会社のアプリストアの交流も進行する予定だ。優秀アプリケーション交流を通じてモバイル生態系を拡大するのに力を集めることにした。また、次世代移動通信進化技術とネットワークに対する共同研究も進行する予定だ。
KT会長は"2006年から日本NTTドコモと事業技術協力委員会を構成して役員と職員間交流も推進してきた"として"今回のチャイナモバイルとの協力でKTは韓・中・日の東北アジア3ヶ国をつなぐ重要な架け橋の役割をすることができるだろう"と話した。 チャイナモバイルは昨年末基準、5億2200万人の加入者を保有していて、中国移動通信市場で70%以上を占有している。

2010/11/18、韓国経済新聞 <KT独自'プロヨ・スマートフォン'11月 19日初公開>

KTが携帯電話製造子会社であるKTテックを通じて自ら製作したアンドロイドスマートフォンを11月19日公開する。
アイフォン導入以後、端末調達に困難を経験してきたKTは独自のスマートフォンを通じてスマートフォンのラインナップを拡大して加入者を増やすための戦略と予測される。しかし新しく出すスマートフォンが同じ屋根の下でアイフォン4と競争になると予想され、業界の注目をひいている。

KTテックは最近'テーク'(Take)という名前のスマートフォンのサイトをリリースして"2010年11月19日'スタイリッシュ スマートがくる'として消費者の注目を高めている。
詳しいスペックと価格はまだ公開してないが、グーグルのアンドロイドOSで、2.2バージョンに1GHzのCPUを装備、3.8インチのLCD画面を搭載したと知られている。
10GBの大容量メモリーを提供してスマートフォンの中で最大の1,580mAh大容量バッテリーを支援する。この他に500万画素カメラを搭載して既存アンドロイドフォンと違いグラフィックインターフェース方式でUIも改善した。
また、テークスマートフォンはKTインターネット電話でWiFi Zoneでより安く通話することも可能になる。価格は84万~87ウォン(約62,000円)になると発表された。

2010/11/18、電子新聞 <3G+WiFiの16GBのアイパッドはいくら?>

国内正式発売を控えたアップルのスマートパッド‘アイパッド’の販売価格が決まった。
全体モデル中価格が最も安い‘3G+WiFiの16GB’モデルは最低条件として2年約定契約、毎月無料パケットデータ通信使用量が4GBの専用料金制に加入する場合、21万8400ウォン(約16,000円)を支払えば購入できる。また、2年間約定契約条件で毎月2万6950ウォン(約1,900円)の通信料金と毎月2万8900ウォン(約2,100円)のアイパッドの分割払い料金を合わせて毎月5万5850ウォン(約4,100円)は別途支払うことになる。

このモデルの販売価格は78万4000ウォン(約58,000円)で予約販売を実施すると予告した11月9日当時は、同一モデルの販売価格が83万6000ウォンに比べて5万2000ウォン(約3,800円)安くなった。
KTは11月17日午前12時からアイパッドの事前予約を実施しながら専用料金制の‘ショー・パケットデータ半定額’を発表した。今回の事前予約は11月9日実施することにしたが、一回延期され11月17日から始まった。
KTは延期されたのは、当時為替レート変動によって発売価格の調整を理由で明らかにした。
KT関係者は“為替レート変動でアップル側と再度価格交渉を進行して販売価格を多少低くして一歩遅れて出すことになった”“しかしまだ発売日を最終確定できず事前予約加入を実施後、発表する予定”と話した。

今回発表された‘ショー・パケットデータ半定額制’は、毎月基本料2万7500ウォンと4万2500ウォン(付加税別途)で各々2GBと4GBの3Gパケットデータ容量が提供される。ただし、基本データを超過して使う場合、1MB当り51.2ウォンの追加料金が発生する。
2年約定加入する場合、2GBは毎月1万2650ウォン、4GBは1万9800ウォンの料金割引を受けられるし約定期間が過ぎても料金割引を継続して受けることができる。

KT側は料金割引が継続するから使用期間が長いほど端末価格を越える割引効果が発生すると説明した。
78 万4000ウォンであるアイパッド3G+WiFiの16GBモデルを‘ショーデータ一生4G’商品と共に2年約定加入する場合、料金割引47万5200ウォンと追加割引を含んで21万8400ウォンに購入することができる。 パケットデータ無料使用の2G商品に加入する場合、購入価格は39万ウォンだ。
3G+WiFiの32GBモデルは無料パケットデータ4G料金制に加入すれば購入価格は32万400ウォン、2G料金制は49万2000ウォンだ。 また、3G+WiFiの64GBモデルは4G料金制加入時42万8400ウォン、2G料金制に加入すれば60万ウォンに購入することができる。
また、KTのWiFi Zoneは無料で利用できる。

一方、WiFiだけ可能なアイパッドの場合KT代理店とアップル・コリアストアを通じて購入できる。この商品はKTのWiFi Zoneを利用できる月8000ウォンの‘Alleh WiFi Single’料金制に加入したり、本体だけ販売価格で購入できる。WiFiモデルは、容量別に販売価格は16GBが63万5000ウォン、32GBは74万8000ウォン、64GBは86万5000ウォンだ。

2010/11/09、韓国経済新聞  <LG U+、モバイルTVのアプリ発売開始>

LG U+はスマートフォンアプリケーションで地上波3社放送を見ることができる'U+モバイルTV'を11月9日発売した。
LG U+はKBS,MBC,SBSなど地上波3社と提携を結んでこれら放送会社のVODコンテンツをスマートフォンで視聴できるアプリケーションをアンドロイド上で業界最初に開発した。
3社のVODコンテンツをダウンロードやストリーミングを通じて視聴することができ△チャネル別視聴、△ジャンル別視聴、△人気放送、△昨日の放送、△既にダウンロードしたコンテンツを確認できるMyTVなど多様な機能が提供される。
2000ウォンに放送1週間以上になった3社のVODコンテンツを全部利用でき、1週間以内のプログラムは1件当り500ウォン。ダウンロードとストリーミングなどサービス利用はWiFiだけを通じて可能だ。

2010/11/11、韓国経済新聞 <IPTVもアプリ時代…LG U+、スマートTV進出>

LG U+がインターネット検索、アプリストア機能などを整えた新しいIPTV(インターネットTV)サービスを出した。 TV向けのアプリストアは国内IPTVサービスでは初めてリリースしたのだ。
LG U+は11月11日ソウル、LGビルディングで懇談会を持って新しい方式のIPTVの'U+TVのスマート7'のサービスを始めると発表した。スマート7はインターネット検索、TVアプリストアなど七種類の機能を示す。
この会社はインターネット上に動画写真など多様なコンテンツを保存してこれをダウンロードして利用できる'U+Box'サービスをスマート7のデスクトップ壁紙にアイコン形式で入れた。加入者が自分のコンテンツを簡単にTV画面で楽しめるようにするためだ。
ユーザーがTV画面ですぐに天気やニュースなどの情報を得ることができるようウィジェット(よく使う機能をデスクトップ壁紙にアイコン形態でおいたこと)機能も追加した。ツイッターも初めての画面ですぐに利用することができる。TVアプリストアでは多様なアプリをダウンロードすることができる。 現在のゲームや動画、などフラッシュ基盤コンテンツ約80種類が取りそろえている。
インターネットを検索する時はリモコンを使ったりスマートフォンをTVリモコンで活用することができる。 LG U+のIPTVサービスにはオーダーメード型広告も入れられる。例えばドラマなどを見て気に入る商品が出てくればこれを検索して購買できるサービスなどをリリースする予定だ。
LG U+ホームソリューション事業本部長(副社長)は"スマート7のサービスは既存IPTVとスマートTVの境界を崩す武器になる"として"キャリアの直接サービスがメーカーが作るスマートTVよりネットワーク競争力で優れる"と強調した。

2010/11/16、韓国経済新聞 <LG U+、アイフォンやギャルラクシーSにもインターネット電話、無料通話アプリ'U+070'出す>

LG U+が競争会社のSKテレコムとKTスマートフォンでも使えるモバイルインターネット電話アプリケーションを出す。
LG U+はアイフォンとギャルラクシーSをはじめとする多様なアンドロイドフォンで使えるインターネット電話アプリである'ユプラス070'を11月17日からアップルストアとグーグルのアンドロイドマーケットで提供すると発表した。

U+070サービス(インターネット電話サービス)を利用すれば通話料を減らすことができる。標準料金制に加入すれば基本料金は、月2000ウォンでU+070サービス加入者同士は無料通話ができる。市内・市外の固定電話に通話する時は3分/38ウォン。携帯電話にかける時は10秒/11.7ウォンで一般携帯電話料金より35%程度安い。
モバイル割引料金制に加入すれば基本料月4000ウォンにU+070サービス加入者間無料通話できる。市内・市外の固定電話通話は3分/38ウォン、携帯電話にかける時は10秒/7.25ウォンだ。

業界関係者は"LG U+が競争会社のスマートフォン加入者まで使えるモバイルインターネット電話アプリを出したことは画期的な試みとして見ることができる"として"500万人を越える韓国スマートフォンユーザーを対象にしたモバイルインターネット電話の競争へ火がつくこと"で見通した。
LG U+はインターネット電話サービスを改善するために年末まで全国約1万6000ヶ所にWiFi Zoneを構築する計画だ。


II.メーカー

2010/11/15、韓国経済新聞 <サムソン物産、スマートホームのアプリケーション開発 >

サムソン物産はアパートのエネルギー使用量など各種情報を提供して外部で家電機器も直接コントロールする‘レミアン・スマートホーム・アプリケーション’を開発した。
‘レミアン・スマートホーム・アプリケーション’は11月15日発売したギャルラクシー・タブなどTable PCをはじめとしてアンドロイドのスマートフォンを通じてサービスされる。ユーザーはアプリを無料でダウンロードして使うことができる。サムソン物産はLANのホームネットワークが構築されたレミアンマンション団地を中心に来年から‘レミアン・スマートホーム・アプリケーション’サービスが可能になる。
‘レミアン・スマートホーム・アプリケーション’は家内部システムコントロールはもちろん管理費とエネルギー使用量など各種情報をリアルタイムで提供することが特徴だ。また、家内部照明器期をはじめとしてガス、冷暖房機器をコントロールして外出中防犯機能まで設定することができる。居住者はこのアプリケーションを通じて外部で訪問者を調べることができ、駐車位置も確認することができる。
サムソン物産住宅チーム常務は“今回のアプリケーションは消費者の多様なニーズを満足させることができるサービス”として“今後入居者に家庭内ホームオートメーションシステム機能を搭載したTablet PCも開発して適用する予定だ”と話した。

2010/11/17、毎日経済新聞 <決済可能なサムソン'ネクソスS'>

グーグルのアンドロイドOSが搭載されたスマートフォンを公開

グーグルの最新アンドロイドOSが搭載されたスマートフォン'ネクソスS'がクレジットカードを代える。
エリック・シュミックグーグル最高経営者(CEO)は11月15日(現地時間)米国で開かれたウェブ2.0サミットでサムソン電子のスマートフォンのネクソスSを公開した。
ネクソスSには業界最初にアンドロイド最新バージョンの'ジンジャーブレッド'が搭載されたし'Tap and Pay'という名前のモバイル決済システムが適用された。携帯電話を判読機械に近づけるとお金が決済される機能だ。
モバイル決済は近距離無線通信(NFC)機能を整えたチップを通じて実現される。10㎝程度の距離で端末機の間にデータを伝送する技術だ。この技術でクレジットカード決済だけでなく現金振替もすることができる。
NFCを通したモバイル決済は来年から本格広がると見られる。今年9月にはアップルも'アイフォン5'の主要機能でモバイル決済を紹介した。
ガートナーは全世界的にNFC方式のモバイル決済件数が2010年3億1600万件で2015年35億7200万件で11倍以上増加すると予想した。

2010/11/16、韓国経済新聞 <LG 'オプティモスウォン'販売100万台突破>

LG電子はグローバル市場でスマートフォン'オプティモスウォン'の販売量が100万台を越えたと11月16日発表した。
先月上旬発売されて約40日だ。
LG電子関係者は"今まで出てきたLG携帯電話の中で最も短い時間に販売量100万台を突破したこと"として"世界最大スマートフォン市場の北米に本格的に製品が出始めれば販売量はより一層増えるだろう"と話した。LG電子は今月の初め米国のキャリアのTモバイルとスプリントにオプティモスウォンを供給、11月18日からは北米最大キャリアのベライゾンを通じても本製品を出す。
オプティモスウォンはグーグルの最新モバイルOSのアンドロイド2.2バージョンを搭載、多様な生活密着型アプリケーションを入れたのが長所だ。

2010/11/18、電子新聞 <LG電子、無線通信規格'ジグビー(ZigBee)'初めての認証>

LG電子がスマートグリッド無線通信技術の試験所認証を受けて‘スマートグリッド’事業が本格化へ入った。LG電子は世界最高権威規格認証機関であるドイツ‘ティユブイ ラインラント(T〃V Rheinland)’でスマートグリッドに最適化した無線通信技術‘ジグビー(ZigBee)’規格試験所認証を受けたと明らかにした。
‘ジグビー’技術に対して認証試験を通過するのはLG電子が初めてだ。
LG電子側は“ドイツ認証機関でジグビー初めての試験所認証を通過した”として“自主的に認証試験を遂行できる一般企業では初めてLGが資格を得た”と話した。
‘ジグビー’技術は電力消耗が最も少ない近距離無線通信技術で家庭で電力量を無線で測定してスマート家電製品をコントロールするスマートグリッドの核心通信技術の中の一つだ。 たとえば洗濯を洗濯機に入れておけば電気価格が最も安い時間に自動で洗濯機が稼動したり、無線リモコンで家にある電灯を消灯するようなのが皆ジグビー技術の応用事例だ。
認証試験所指定でLG電子はジグビー技術を自ら認証が可能になって1件当たり1000万ウォンを越える費用を減らすことができた。 認証にかかる時間も大幅に減ってLG電子はスマートグリッド技術開発に力を入れることになった。
昨年12月LG電子はスマートグリッド済州(チェジュ)実証事業に電子メーカーの中で唯一主管会社に選ばれてスマートグリッド事業に参加した。今年7月ドイツ政府がアーヘン市内500世帯を対象に推進するスマートグリッド実証事業の‘スマトゥワッツ(Smart Watts)'に参加して国内では初めてヨーロッパでスマート グリッド事業を広げている。
130年歴史のティフはエネルギー、技術、環境、安全などに関する世界最高の規格認証業者だ。


III.その他

2010/11/07、韓国経済新聞 <いつ、どこでもファイルアップ・ダウン"個人クラウド市場に火がついた>

NHN・KT・LG・MS先制獲得の競争へ

各種ファイルをコンピュータに保存してみるとある瞬間コンピュータが明らかに遅くなることがわかる。コンピュータが故障してプログラムを再設置する場合にはファイルをなくすこともある。
それで人々はわずらわしいけど、ファイルをハードディスクに移しておく。中には数百GBハードディスクも出ていて保存空間は豊かだ。 ところでファイルをハードディスクに移しておけば利用するのが不便だ。 毎回コンピュータにつなげなければならない。
個人クラウドサービスを利用するとこのような不便も消える。ファイルをサービス事業者のサーバー(クラウド)に保存しておいてどんなデバイスでも接続、取り出してみることができるからだ。このサービスはスマートフォンが広く普及されてから移動中にもファイルを取り出して見ることができて人気を呼んでいる。 NHNのNドライブ、KTのUクラウド、LG U+のU+Box、マイクロソフトのスカイドライブなどが代表的だ。
NドライブはNHNの戦略サービスだ。NHNは加入者に15GBの保存空間を無料で提供している。地上波TVを通じてNドライブ広告を送りだしたりNaverの上段にNドライブチャネルを配置して総400万人の加入者を確保した。最近一日400万枚の写真が上がってくる。キム・ギヨンNHN次長は"世界最大写真サイトのフリッカーに一日約400万枚が上がってくる"として"年末までに追い越すこともできる"と話した。
NHNはアイフォン、アンドロイド、ウィンドフォン向けにNドライブアプリケーションを供給している。最近では色々な写真を一度に上げることができて音楽・動画ファイルをファイル保管Boxにダウンロードしてすぐにプレーできる新しいバージョンを出した。アイパッド用・ギャルラクシー・タブ用も開発した。Nドライブでは写真を日付別で整頓できて、Eメールやブログ、SNSなどに送ることもできる。

KTは今年6月Uクラウドサービスを始めた。超高速インターネット'Qook'や移動通信'ショー'サービス加入者に20GBの保存空間を無料で提供して月5000ウォンを出せば100GBを、月1万5000ウォンを出せば300GBを提供する。一般加入者には月5000ウォンに20GBを、月1万ウォンを出せば100GBを、2万ウォンを出せば300GBを提供している。KTはUクラウドサービスを始めて4ヶ月ぶりに20万人の加入者を確保した。
KTは今月中旬Uクラウドに保存された動画をQookTVやアイフォンでも見ることができる'Nスクリーン'サービスを始める。Uクラウドを利用しようとするならコンピュータに'Uクラウドマネジャー'を、スマートフォンには'Uクラウドモバイル'アプリを設置しなければならない。スマートフォンのアプリはアイフォン用とアンドロイドフォン用を出した。アイパッド向けのアプリも開発を終えて、今月中リリースする予定だ。

LG U+は今年7月末、U+Boxサービスを始めた。自分のコンテンツを楽しむマイメディアと人が作ったプログラムをOn Demand方式で楽しむティスクパッドVOD,写真出力サービスなどがある。U+Boxは自動インコーディングが強みだ。
ドラマや教育講座のようなテレビ番組などをダウンロードしてU+Boxに入れておけばファイル形態に関係なくいつどこででも楽しむことができる。
LG U+は1GB保存空間を無料で提供して、月2000ウォンを出せば10GB、月4000ウォンを出せば20GBの保存空間を提供する。LG U+のDS事業チーム次長は"個人クラウドサービスはファイル保存よりは活用に目的がある"として"U+Boxは動画をダウンロードして移動中にも簡単に見ようとする人々がたくさん訪れる"と話した。

2010/11/10、韓国経済新聞 <"AR技術集中研究、スマートフォンが人の目と耳なる"->

(グローバルCEOインタビュー)
世界最大携帯電話用チップセット会社のクアルコムを導いているポール・ジェイコプス会長が韓国投資拡大計画を明らかにした。今後スマートフォン、Tablet PC市場が大きくなり、チップセットの進化も加速化することで、スマートフォンが人の'目と耳'役割をするという予測も出た。
G20ビジネスサミットに参加するために11月10日、訪問したジェイコプス会長はソウル、クアルコムコリア事務所で懇談会を持って"韓国はクアルコムに大変重要な市場"として"今回の訪韓期間中韓国パートナー会社と会って未来情報技術(IT)市場のため多様な議論をする"と話した。 彼はG20首脳会議と関連、"ビジネスグループの生産性向上部門で議長役割を担当している"として"モバイルブロードバンド(超高速インターネット)を向上させて生産性を高めることができる方案を議論して各国首脳らに伝達する"と説明した。
韓国投資を拡大するという計画も紹介した。ジェイコプス会長は"韓国内ベンチャー企業に積極的に投資する意志を持っている"として"ベンチャーファンドを運営するためにすでに関連チームを組織して適当な企業を物色中"と話した。 彼は"ベンチャーファンドを総括する副社長級組織が今週にも韓国内企業と議論を進行する"、"韓国には有望な企業が非常に多い"と強調した。

クアルコムは今年2月国内オーディオプロセッサ専門業者のポルソステクノルロジに400万ドルを投資した。ジェイコプス会長は"韓国でベンチャーファンドを運営する目的の一つは有望なパートナーを発掘して先端端末機に搭載する技術を共に研究するためのもの"としながら"ベンチャー企業に財務的な支援をするだけでなく多様な教育と共に販売ネットワークも助けていく"と説明した。
'拡張現実(AR)'分野と関連した戦略も明らかにした。ARは実際に存在する人、商品、建物などに多様な付加情報を重ねたものだ。例えば路上をスマートフォンカメラに照らせば画面上に現れる各種建物、商品などに説明を付け加えてユーザーに見せる形だ。今年のはじめ投資計画の発表とともに設立したクアルコムの韓国内研究・開発(R&D)センターでも関連技術を集中的に研究している。ジェイコプス会長は"現在の韓国R&Dセンターに博士級専門担当者だけ約10人がいる"として"端末機(スマートフォン)がより現実的な製品になることができるように先端技術を研究している"と話した。
R&Dセンター長は"例えば食堂でメニューをカメラに照らせばこれを多様な言語で翻訳して直ちに見せるサービスなどを開発している"として"もし価格がドルで表示されていてもこれをすぐ韓国ウォンに変え、見せてくれることもできる"と説明した。 彼は"スマートフォンが周辺の声を聞いて該当地域が路上なのか、地下鉄なのかなどを感知してユーザーに知らせる技術も研究している"として"スマートフォンが人の目と耳になる未来が開かれるだろう"と付け加えた。 クアルコムは米国本社でもAR関連技術を積極的に研究している。
ジェイコプス会長は今後開発途上国を中心に通信インフラが速い速度で発展するとして、"来年には3世代(3G)ネットワークと関連した売上の50%以上が開発途上国から出る"と"インドのような市場を注目する必要がある"と話した。

2010/11/18、電子新聞 <KMI,第4移動通信事業へ再挑戦>

WiBro基盤の第4移動通信サービス事業を申請してから11月2日‘不許可’決定を受けた韓国モバイルインターネット(KMI)コンソーシアムが株主構成と事業計画書などを補強して11月17日、韓国放送通信委員会に再度承認申込書を提出した。 提出された承認申込書は11月18日政府業務が始まる午前9時に手順を踏んで受け取られる。
KMI代表は11月17日“無線インターネット時代の到来を準備しなければならないという時代の使命を感じ、先日審査で指摘された点などを徹底的に補完して再挑戦することになった”と明らかにした。
KMIは申込書で初期納入資本金規模を今年9月申請当時4600億ウォンから810億ウォン増額した5410億ウォンに上げた。 800万人の会員を保有した退役軍人会が3000億ウォン規模の事業履行保証と共に主要株主で参加するなど財務構造と株主構成項目を補強した。
過度な投資規模という憂慮に対しては投資規模を適正水準で調整した。
注目を引くのは消防機器生産業者の‘イエンスリー’の新規参加だ。
この業者は現在KMIの株主会社で参加中であるステムサイエンスと特殊関係にあり今回の株主構成変更で事実上最大株主になった。
KMI代表は“すでに今年6月申込書提出以後すぐに全国ネットワーク構築のための詳細で具体的なネットワーク設計作業および構築計画を始めて現在は完了段階にあって、許可が下りた後いつでも直ちに全国ネットワーク構築に入ることができる状態”と話した。
KMIコンソーシアムはサムソン電子が保有した試験基地局などを活用して共同で2.5GHz帯域の詳細なネットワーク設計の結果、2016年まで9743個の基地局と3万4560個の遠隔無線装備(RRH)を構築する計画だ。これは2.1GHz帯域で必要な基地局より20%増加したことで本格的な無線データサービス時代に合うより良質の携帯インターネットサービスを提供できると強調した。
KMIは可能な突発変数を考慮してサービス開始予定日を来年7月1日から10月1日で調整した。
KMI代表は“20%以上安い料金で安定したサービスと有無線区分のないモバイルインターネット時代をひらくこと”として“特に2012年まで第4世代通信技術のIEEE812.16mの標準方式で完全切り替えることによって世界最初に全国単位の第4世代携帯インターネットネットワークサービスをするキャリアになる”と話した。

0 件のコメント: