2011年4月16日土曜日

2011年 W14キャリアUpdate : Galaxy S2(II) 韓国で5月初旬発売予定。DMB,NFC標準搭載

W14 Updateです。

2011/04/13、電子新聞

<クアルコム、韓国で高血圧・糖尿病IT基盤家庭向け健康サービスプロジェクト実施>

クアルコムコリアはクアルコム・京畿道(キョンギド)・KTが高血圧と糖尿病をIT基盤で自ら管理できる‘セルフ・クォリティーケア’プロジェクトに対する覚書(MOU)を交換したと4月12日明らかにした。
セルフ・クォリティーケア・プロジェクトはモバイル3G技術を活用して患者の血糖値を収集して伝送および管理することが核心だ。 この事業はクアルコムのワイヤーレスリーチの一環であり、ワイヤーレスリーチは3G無線技術を活用して生活の質を高める社会貢献事業だ。

今回のプロジェクトに参加する糖尿病患者の血糖数値は3G Health Home Gatewayを通じて自動でKTのU Health Platformに転送される。韓国電子通信研究所(ETRI)は今回のプロジェクトの実行と評価を担当する予定だ。KTは3G Health Home Gatewayで送るのはデータベースを保存して管理するU Health Platformを開発する。また、患者と医療従事者が糖尿病を管理することができるようにウェブサービス・ソリューションとスマートフォン・アプリケーションを開発する。㈱Ubi Careは血糖測定機と検査紙を提供して、KTとともに病院の検査情報データベースとKT U Health Platformのデータベースと通信するソフトウェア開発を担当することになる。京畿道(キョンギド)は光明市保健所の教育関連資源を提供してプロジェクトの進行に協力する予定だ。
クアルコム総括副社長は“韓国は3G無線技術を一番最初に商用化した国の中の一つでクアルコムは今回のプロジェクトを通じてモバイルブロードバンド技術で患者の健康を増進することに寄与する”と話した。
KT会長は“Uヘルス事業を通じてスマートフォン・スマートパッド・IPTVなどと診療システムを連係して、持続的な管理と生活習慣改善が重要な慢性疾患管理の便宜性を高めて治療効果は極大化できるサービスを開発する予定”と明らかにした。

2011/04/08、電子新聞

<韓国移動通信3社のNスクリーン'各社アップグレード'>

4月8日通信業界によれば移動通信事業者3社は相互違う技術を適用したNスクリーンサービスを出して、各社個性的に発展させている。
KTは今月中IPTVチャネルとOn Demand VideoをスマートフォンとタブレットPCでも見ることができるアプリケーションの'Olleh TV Mobile(仮称)'をリリースする予定だ。
KTはモバイルアプリケーションの'Olleh Market'でもスマートフォンとタブレットPCで見ることができるコンテンツを提供している。
Olleh MarketはアンドロイドOSだけで利用できたが、OSに関係なく利用できるHTML5基盤ウェブアプリケーションが4月6日リリースされるということでアイフォンでも使用できるようになった。

SKテレコムは今年1月'Hoppin'をリリースして、専用端末機の'ギャラクシーS Hoppin'だけで可能だった。サービスをギャラクシーSなど他の端末機でも利用することができるよう'Hoppinアプリ'を今月末出す予定だ。
また、端末メーカと協議してスマートフォンにHoppinアプリを基本搭載する方案を推進している。ギャラクシーS IIは基本搭載が確定した。
SKテレコムはこの日からWiFi環境だけで可能だったストリーミングサービスを3Gネットワークでも利用することができるようにした。また、コンテンツダウンロード速度と画質も改善した。
SKテレコムはスマートフォンとTVを連係する専用クレードルをなくして今年下半期からつなげるケーブルに変える予定だ。

LG U+の'U+ Shoot & Play'は無線ホームネットワーク技術標準のDLNA(Digital Living Network Alliance)を活用する。
スマートTV、ゲーム機、オーディオ、タブレットPC、スマートフォンなどDLNAを適用した機器に保存されたコンテンツをWiFiや3Gなど無線ネットワークを活用して直接移動して見ることができる。コンテンツをクラウドサーバーに別途上げる作業が必要ない。
家ではWiFiでNスクリーンを楽しんで、外では3Gを活用して家中のデジタル機器にある動画・写真・音楽などコンテンツをスマートフォンやタブレットPC等で読み上げることができる。
LG U+は今後IPTVのU+ TVのセットトップボックスを改良してDLNAが適用されなかった一般TVでもの'U+ Shoot & Play'サービスを利用できるようにする方針だ。
移動通信事業者3社は"Nスクリーンサービスはコンテンツ確保がカギ"と口をそろえる。
KTはTV・スマートフォン・タブレットPC・インターネットなど機器によりコンテンツを別途購入しなければならない不便をなくすために今年コンテンツメディア事業本部を新設、コンテンツ信号を一元化する作業を進行している。
SKテレコムのHoppinサービスは今年1月より1,000個増加したおよそ4千500個のコンテンツを提供している。また、ユーザー利用特性を自動で分析してユーザーに最適化されたコンテンツを選別して提供する機能もある。
LG U+は多様なコンテンツを整えたU+Boxと連係してコンテンツを供給する方案を検討している。

2011/04/14、電子新聞

KT、海外人気eエデュケーション・プラットフォーム'ブラックボード'供給>

KTは世界100代大学の中で75%が使用中であるeエデュケーション・プラットフォーム'ブラックボード(Blackboard)'を韓国の大学に供給すると4月13日明らかにした。
同社は4月13日ブラックボードの韓国内協力会社SJKソリューションと大学独占供給協約を結んだ。ブラックボード・プラットフォームは既存システムが提供する学習機能にユーザー同士双方向コミュニケーション機能を加えて柔軟で開放的な学習環境を実現する。

ブラックボードはMSウィンドウなどPC環境だけでなくアップルiOS、グーグルのアンドロイド、リームブラックベリーOSなど多様なモバイルOSをサポートする統合プラットフォームだ。
KT企業プロダクト本部長は“ブラックボードはハーバード・エールなどグローバルランキング100位大学中75%以上が使っている”として“今回の協約を通じて世界最高水準のeエデュケーション・ソリューションを韓国の大学に供給できることになった”と話した。

2011/04/14、電子新聞

<韓国国内発売ギャラクシーS2、厚さが増えた理由は?…DMB、NFC内蔵>

今年2月スペイン、バルセロナで開催された‘MWC 2011’にて初めて公開されたサムソン電子の今年戦略スマートフォン‘ギャラクシーSⅡ’が国内発売モデルにはDMBとNFCが内蔵されると確認された。公開当時の厚さは8.49㎜で最も薄いスマートフォンで紹介されたギャラクシーSⅡは二つの機能が追加されながら約0.4㎜が増えて韓国で発売されたスマートフォンではソニーエリクソンの‘XPERIAアーク(8.7㎜)’に続き二番目で薄いフォンになる。

4月13日サムソン電子によれば今月末韓国移動通信事業者3社で同時発売される予定のギャラクシーSⅡが海外発売製品と違いDMBとNFCが追加される。サムソン電子関係者は“国内スマートフォンユーザーが最も好む地上波DMB機能を追加して外国製スマートフォンと差別化した。また、NFC機能は移動通信事業者のサービス要請により含ませた”と説明した。 

今回の機能追加で当初公開されたモデルに比べて厚さが0.4㎜厚くなって、SKテレコムとKTで発売される製品は厚さが8.89㎜に増える。一方、LG U+では通信方式差でボード厚さがもう少し厚くなって8.9㎜を越えるとみている。
韓国発売されたスマートフォンにNFC機能を内蔵したことは先月サムソン電子が出したネクソスSに続き二番目になる。昨年発売したギャラクシーSは発売後、本体裏面バッテリーカバーにNFCを付着させ、別途無料提供した。今回NFC内蔵フォン発売にて今後サムソン電子が韓国国内に発売する主要スマートフォンにはNFC機能が基本搭載される見込みだ。
これと共にギャラクシーSⅡの国内向け発売モデルは海外公開モデルに比べてプロセッサがアップグレードされる可能性が高い。
2月公開されたモデルはデュアルコア1GHz CPUを採用したが、韓国モデルにはデュアルコア1.2GHzまでできるとサムソン電子側は明らかにした。

同社関係者は“現在確定されていないが、社内ではCPUをデュアルコア1.2GHzまで高める方案を検討中”と伝えた。
一方、今月末に予定された韓国発売日はまだ正確に確定していないと確認された。
韓国移動通信事業者3社関係者は“今月末発売目標だけど、まだ協議中。来月上旬まで遅れる可能性もある”として“移動通信事業者3社ごとに時差を置いて発売を検討したが、最近3社同時発売で方向を旋回した”と伝えた。
同社関係者は“発売日はまだ確定ではないけれど今月最後の週に製品をメディア公開する”として“代理店を通じて消費者が直接契約できる時点はこの行事が終わった以後に可能だろう”と明らかにした。なお、正式販売は来月の上旬まで延ばされると見込んでいる。

2011/04/13、電子新聞

<サムソン電子、ギャラクシーS用スマートTVリモコンアプリを発売>

サムソン電子がギャラクシーSとギャラクシー・タブで使うスマートTVリモコン・アプリケーション‘Samsung Remote’を発売したと4月12日明らかにした。
‘サムソンリモート’はWiFiを通じてスマートTVと接続してスマートフォン、スマートパッドをTVリモコンのように使うアプリでギャラクシーS、ギャラクシー・タブ、アンドロイドのスマートフォン、スマートパッドで利用することができる。
このアプリは一般的なリモコンの機能を全部使える。また、お気に入り登録チャネル変更、ボリューム調整など便利に使えるようにした。 普通のリモコンと同じように‘スマートハブ’‘ソーシャルネットワーク’‘サーチオール(Search All)’と同じ機能の直接ボタンも提供して、ただ1回のボタン操作でサムソンスマートTVだけの特化された機能を手軽に利用することができるように構成した。
特に、サムソン電子はカスタマイズ型リモコンを提供するアプリの場合、‘スマートハブ’で各アプリに最適化されたカスタマイズ型リモコン機能を使えるように開発された。
アンドロイド2.2以上ではテキスト入力方式の代わりにユーザー音声認識で検索可能な‘音声検索(Voice Search)’機能も提供される。
この他にスマートTVでインターネットゲームを楽しむ時使う‘Game Control’機能も含まれた。
サムソンリモートは31個の言語でサポートされて国内だけでなく全世界で使用可能だ。
また、Samsung AppsとAndroid Marketでダウンロードすることができる。スマートハブがサポートされるサムソンスマートTVとブルーレイプレイヤーで使うことができる。

2011/04/13、電子新聞

<アプリ上位20%がモバイル広告収益の80%持っている>

モバイル広告収益の80%以上を上位20%アプリケーションが持っていくと分析された。
4月12日㈱Futurestream Networksは‘Caulyモバイルリポート3月号’を通じて自社モバイル広告プラットフォームサービスのCauly(www.cauly.net)を搭載したモバイルアプリの利用形態分析結果、モバイル広告収益市場に80対20に分けられる‘パレート法則’が現れていると明らかにした。

分析結果によれば昨年4月から今年3月までCauly広告を露出するアプリの全体収益を基準としてアプリ順位を分析した結果、上位5%以内のアプリが全体収益の63%を占めて、上位20%の人気アプリが全体収益の80%以上を占めたことが分かった。
リポートは良質のコンテンツを整えたアプリが人気を得て、このようなアプリが確実な収益を保障するという根拠を説明した。
同社代表は“今後アプリの品質が全般的に良くなりつつアマゾンドットコムの例の通り継続して収益が発生する良質のアプリ種類がさらに多くなること”として“元気なモバイルアプリエコシステムと開発者のためにも徐々にLong tailの法則と同じような収益構造に変化しなければならない”と話した。
一方、収益率上位30個のアプリの特性を調査した結果‘ゲーム’アプリが9個で最も多数を占めた。また、カテゴリー別平均収益では‘生活’‘文化/芸術’‘ニュース/メディア’順で収益が高かった。‘音楽’アプリは平均露出数(PV)に比べて広告クリック率が非常に高いことが分かった。

2011/04/11、電子新聞

<㈱韓国サイバー決済、KTと戦略的提携>

㈱韓国サイバー決済(http://www.kcp.co.kr)がKTと戦略的マーケティング提携契約を締結したと明らかにした。
同社は今回の提携でKTに決済ソリューションおよび端末機を提供して、KTは自社の全国営業ネットワークを活用して加盟店を誘致し、通信ネットワークを提供する役割を担当する予定だ。両社の提携は電子決済市場に相当な波紋を持ってくると見込んでいる。新規収益モデル創出を苦心中の移動通信事業者と市場状況の急変に対応しなければならない電子決済企業が手を組んで電子決済市場を先行獲得するという意味でみている。
同社関係者は“今回のKTとの提携は電子決済市場の変化に積極的に対処するという意味”として“今回の提携を50%の売上および利益増大効果を期待している”と話した。

一方、現在の電子決済市場は大きな変化を迎えている状況だ。スマートフォンの普及、SNSサービスの活性化以後オンラインをはじめとするオフライン上でも電子決済の重要性が大きく浮び上がって新しい収益モデルとして脚光を浴びている状況だ。
特に電子決済サービスの場合、オンラインおよびオフライン上で今後新規付加価値創出のためのコンバージェンス・サービスの核心分野だから最近大きい脚光を浴びていると見られる。


2011年4月12日火曜日

2011年 W13 キャリアUpdate

W13のUpdateです。

2011/04/05、電子新聞

<アイフォンでもKT 'Olleh Market'利用可能>

4月6日からアイフォンでもKTのアプリストア‘Olleh Market’を利用することができる。
先立ってSKテレコムが自社の‘Tストア’を アイフォンで提供するために交渉中であったが、KTがアプリでないMobile WEB方式でアイフォンユーザーに先に提供することになった。
KTはOlleh Marketの音楽と映像コンテンツをスマートフォンにて直接ダウンロードしたり、鑑賞できる韓国初めてHTML5基盤Mobile Olleh Market Web Applicationをリリースすると4月5日明らかにした。HTML5は次世代インターネット標準言語でOSに関係なく駆動できるウェブサービス環境だ。

既存のアンドロイド、ウィンドウモバイル基盤スマートフォンユーザーだけOlleh Market接続が可能だったが、今回のサービスによってアイフォンユーザーもスマートフォンウェブブラウザにて‘app.market.olleh.com’を入力すればOlleh Marketに接続が可能だ。 ただし、料金決済のためには事前にPCでOlleh Market会員加入手続きを終えなければならない。
KTは音楽・動画コンテンツを中心にサービスを始めて、下半期からは音楽・映像だけでなくWAC(Wholesale App. Community)基盤のアプリも支援する計画だ。
同社の無線データ事業本部長は“Olleh Marketサービスを既存アンドロイド、ウィンドウモバイルからiOSまで拡張することになった”として“スマートフォンで直接利用可能なウェブ・アプリケーション型Olleh Marketを通じて顧客がより便利なスマートライフとコンテンツを楽しむことができる”と期待した。

2011/04/08、電子新聞

LG U+、端末間直接コンテンツ共有できるNスクリーンをリリース>

LG U+はWiFiと3G通信ネットワークを利用してデジタル端末間直接コンテンツを共有するNスクリーンサービス‘U+ Shoot&Play’を4月7日リリースした。
U+ Shoot&Playは世界最初にDLNA(Digital Living Network Alliance)を活用した無線Nスクリーンサービスだ。DLNAはデジタルコンテンツをホームネットワークにて伝送・共有できる無線ホームネットワーク技術標準でWindows XP以上のOSを搭載した端末機に適用される。

U+ Shoot&Playは別途のインフラサーバーにコンテンツをアップロードする過程は不要で個別PCやスマートフォンに保存されたコンテンツを他のDLNAが搭載されたデジタル機器からそのまま呼ぶことができる。
ユーザーは家では100Mbps級のWiFiで、外部ではWiFiまたは、3G通信ネットワークを利用して家の端末機に保存されたコンテンツを開くことができる。
LG U+は上半期内にクラウド基盤Nスクリーンサービスの‘U+ Box’コンテンツも利用することができるようにサービスを拡張する計画だ。
同社の関係者は“7月LTEネットワーク構築を通じて高画質大容量サービスに拡大して‘Smart Converged Home’に発展させていく”と話した

2011/04/07、電子新聞

<㈱JASTEC、スマートカーソリューション開発ツール開発>

韓国のある中小自動車故障診断機専門業者がスマートカーソフトウェア開発システムを開発した。
4月6日㈱JASTEC(jastecusa.com)は自動車の車両状態・故障診断・運行情報などを収集できる車両情報収集ソリューションの‘von-DVP’を開発して今月中発売すると明らかにした。



このソリューションは最近イシューに浮び上がったスマートカーや自動車業界がエコ(eco)ドライビングなど多様な自動車関連SWを出す傾向に対応した製品だ。
SW開発者は自動車の速度、エンジンオイル温度、RPM、燃費、運転者の疲労度など多様なデータを収集してPC、スマートフォン向けSWを簡単に開発することができる。これまでSW開発者は高価のテレマティックスを活用して自動車の電子情報を収集、関連アプリを開発しなければならなかったが、この製品でこのような不便をなくすことができる。
装着方法も手軽だ。USBほどの大きさで運転者が車両内部のOBDIコネクターに製品を付着すれば、ブルートゥースやWiFi方式で通信してPCやスマートフォンにて関連データを見ることができる。製品内に車両情報を保存してUSB通信方式に呼ぶこともできる。
同社の研究所長は“最近全世界的にスマートフォンが大衆化してモバイル車両ソリューションに対する関心が高まっている”として“開発者が車両情報を簡単に収集して排気量管理など多様な自動車専用SWを開発できて需要が高い”と紹介した。
同社は20年間自動車故障診断機開発・供給してきた専門企業だ。

2011/04/01、電子新聞

SKテレコム、チャイナモバイルと次世代ネットワーク技術の共同開発>

SKテレコムはチャイナモバイルと情報通信技術(ICT)分野次世代ネットワーク、モバイルインターネットなどの情報通信技術(ICT)を共同開発すると4月1日明らかにした。
SKテレコムとチャイナモバイルは3月31日(現地時間)中国北京インターコンチネンタルホテルでICT分野新技術を共同開発する内容の了解覚書(MOU)を交換した。
両社は昨年9月最高技術責任者(CTO)ミーティングを通じて研究開発(R&D)協力が必要だということに認識を共にして、以後協力対象の技術分野に対する調整を経て協力案を確定した。
今後両社は△次世代ネットワーク△デバイス・プラットフォーム△M2M(Machine to Machine) △グローバル・アプリストアWACおよびモバイルインターネットなど4つの分野に対する研究開発プロジェクトを共同推進する。
これを通じてSCAN(Smart Cloud Access Network)等新概念低コスト・高効率ネットワークを開発して韓・中共同R&D研究所を構築してM2M標準化研究を遂行する。
SKテレコム技術部門長は“韓・中両国の1位事業者間技術協力を通じて次世代ICT標準をリードして全世界を舞台に差別化されたサービスを先んじて提供する”と話した。

2011/04/01、ZDNet Korea

<サムソン-Visa、ロンドンオリンピックでNFC決済サービス>

サムソンとVisaが来年開かれるロンドンオリンピックゲームでNFC方式モバイル支払決済サービスを支援するために協力する。
Cnetによれば3月31日(現地時間)サムソンがサムソンオリンピックおよびパラレルオリンピック参加者に専用近距離通信(NFC)方式スマートフォンを支給、行事前から大会期間までこれを用いて自身の口座でお支払決済ができるようにする計画だと報道した。 

サムソンとVisaはNFCハードウェアにてお財布なしに物を購入する誘惑に数多くの移動通信サービス事業者と金融機関がそれぞれのモバイル支払決済サービスを準備している。また、この動きに関心を見せている企業の数も日々増えている。
非営利グループのNFCフォーラムは3月31日グーグルを2段階主要メンバーに含ませたのをはじめとして32社の新しい会員社が加入したことを歓迎すると話した。
グーグルはすでにNFCフォンを装着した端末機を基に他社とモバイル支払決済サービスの拡散のために積極的に出ている。
アップルは今後発売されるアイフォン5にNFCが入っているのか確認されていない中でまだこのNFC団体には入っていない。もし、アップルが次世代アイフォンでNFC方式に従わないならば一部報道のように技術発展を遅延させることになるだろう。 
CnetはサムソンとVisaが提携するのは正しい段階であると分析した。
サムソンはオリンピック行事の公式スポンサーとしてNFCとVisaカードを装着したスマートフォンは必要なモバイルアプリを提供するようになると話した。

両社によればロンドンオリンピック向け特殊NFC端末機はオリンピックゲームに先立ち消費者が移動通信事業者を通じて購入できる。また、サムソンとVisaがスポンサーになるオリンピック参加選手たちにも提供される予定だ。
ロンドンオリンピックゲーム時点にこの決済システムに参加した商店とプロバイダでNFC支払決済を希望するユーザーは購買時点に携帯電話を使ってNFCリーダーの前に近づければ済む。
ロンドン市はすでにVisaの非接触式モバイル支払が可能な6万個の非接触式携帯電話支払決済システムを整えている。
Visaヨーロッパ最高経営者(CEO)は“Visaはサムソンのようにオリンピックとパラレルオリンピックゲームを共にしながら銀行、小売店、移動通信サービス事業者に持続的な後押しをしている”と話した。
また“私たちはオリンピックスポンサー協力の新しい地平を開くとともに消費者がモバイルおよび非接触式支払決済技術を2012年とその先まで可能に努力している”と話した。
サムソンとVisaは“オリンピックゲームが終わった後にも共に移動通信事業者および金融会社と全世界的にモバイル支払決済システムを広めるために努力する”と話した。
Visaの独自な非接触支払システムは現在米国、フランス、イタリア、スペイン、香港、シンガポールなど様々な国で使われている。 
サムソンヨーロッパCEOは、このモバイル決済端末機は最初は英国で使用可能で両社はこのサービスを近い期間内にヨーロッパと全世界の他国で拡散していくと話した。

2011/04/05、電子新聞

<韓国最初NFCベースのRFID Zoneが劇場街に設置される>

COEXのMega Boxをはじめとする全国10ヶ所の劇場に韓国最初のモバイルRFID Zoneが年内設置される。
モバイルRFID ZoneではポスターにRFIDフォンを接触することだけで予告篇をダウンロードでき、鑑賞することができる。その上にリアルタイムで携帯電話にてチケット購入や決済ができることになる。 

韓国の知識経済部は4月5日‘2011年u-IT新技術検証拡散事業の審議委員会’を開催してモバイルRFID Zoneをはじめとする150億ウォン規模のRFID/USN(Ubiquitous Sensor Network)の新規および継続(昨年度課題)課題19個の政府支援を確定したと明らかにした。
政府事業課題の一つであるモバイルRFID Zoneは劇場事業者の㈱CINUSとキャリア(SKテレコム、KT)およびクレジットカード会社(サムソンカード、新韓カード、マスターカード)と共同で10ヶ所の劇場に構築する。対象劇場は首都圏8ヶ所(Coex店、Central店、モクドン店、ヨントン店、新村店、東大門店、ブンダン店、江南店)と地方の2ヶ所テグ店、大田店に構築予定だ。
RFID Zoneに使われるRFIDフォンはRFIDタグに保存された情報を無線で読むことができるリーダーが入った携帯電話だ。近い将来Gallaxy S2、アイフォン5等NFCベースのRFIDフォンが発売される予定でこのようなサービスを年内提供できるものと見られる。
アップルは今年6月発売するアイフォン5に13.56MHz RFIDリーダーを搭載する計画であり、ノキアは今年発売されるすべてのスマートフォンに13.56MHz RFIDリーダーを内蔵すると明らかにしたことがある。韓国ではKTが10月に13.56MHz RFIDリーダーの一般フォンを発売、SKテレコムは今年のはじめから900MHz RFIDリーダー内蔵USIMチップを販売し、まもなくスマートフォンも発売する予定だ。
RFID Zoneでは携帯電話を利用してチケット販売だけでなく周辺食堂街や商店街でもお財布なしで自由に決済することができる。 特に、今回の事業に参加するほとんどの事業者はモバイル支払決済標準化推進協議会の会員社だ。この事業が今後モバイル決済標準化のためのテストベッドにも活用されることができると期待される。
その他、審議委員会はRFID医薬品生産・流通管理システムをはじめとしてRFID導入効果が大きいかつ市場成長可能性の高い分野を対象に19個の事業支援を確定した。

ATLASリサーチ(2010年12月)の資料参考、追加作成。
区分
事業者
主要動向
メーカ
ノキア
-2011年からスマートフォン全機種にNFCチップセット基本
搭載方針
サムソン電子
-2010.12.13、 KTと韓国最初にNFC携帯電話発売
-2011.4.1サムソン電子とVisaが来年オリンピック競技が開かれるロンドンでスマートフォンユーザーを対象にNFC基盤モバイル決済サービスを発売するために提携を締結
グーグル
-アンドロイド2.3バージョンにNFC基本搭載。
-2011.3、Citigroup及び Mastercardと提携、モバイル決済システム構築中
-POS業者のVerifoneと提携、アメリカ一部地域でモバイル決済サービス開始予定(今年上半期)
-2010.12モバイル決済ソリューション社Zetawire買収
アップル
-NFC関連、ハードウェアおよびソフトウェア機能を記述した多数の特許出願書類提出、iPhone5のNFC搭載予定
マイクロソフト
-2011年3月現在、開発中のモバイルOSにNFC技術を導入
移動通信
事業者
米国
Verizon ,AT&T,
T-Mobile
クレジットカード業者Discover Financial、英国Barclay銀行と提携(来年中旬試験サービス実施)2012年全国NFCサービス提供予定
ヨーロッパ
T-Mobile, Vodafone,
KPN
Rabobank、ABN Amro及びINGなど3代銀行と組んで2012年までオランダでモバイル決済サービス提供のためのNFCインフラ構築に出る。
韓国
SKテレコム
日本ソフトバンク、KDDIとNFCを適用したモバイル決済及びクーポン・サービスなど開発に共同協力
フランス
Orange
三星電子から供給された‘Player One Handset’を活用して、フランスのニースで交通、支払、RFIDタグ観光情報提供などNFC試験サービス進行中
日本NTTドコモ
モバイル決済方式をFelicaからNFCに履行推進
その他
NXP,
Inside Contactless
NFCチップ製造メーカの両社はNFC支援アンドロイドフォンの開発ツールを公開するなど本格的な支援に出ている
Bank of America
U.S. Bancorp
クレジットカード業者のVisaと組んでNFC基盤モバイルお支払プロジェクト推進中