2011年12月21日水曜日

2011年 W50-3 スマホのNFC対応に合わせて続々登場する独自サービス : ETRI、共通規格技術開発…'電子領収書'時代

いまや、NFCの利用技術では一歩先をゆく韓国から、続々登場するアプリやサービスに興味深々です。

 
2011/11/28、デジタルタイムズ
ETRI、共通規格技術開発…'電子領収書'時代来る>

モバイルカードの発売に合わせて紙領収書を代える電子(スマート)領収書時代が来る。
クレジットカードの決済証拠書類の紙領収書を発給せず、電子領収書形式でスマートに決済現況を管理することができるようになった。

韓国電子通信研究所(ETRI)はBCカード、KT、SK Planet社などと共同で紙領収書の発行及び保管の必要ない'スマート領収書共通規格及び関連技術'を開発したと11月27日明らかにした。

今回開発されたスマート領収書技術は加盟店に設置されたNFC決済機とユーザーのスマートフォンだけでサービスが可能だ。

顧客は自身のスマートフォンを決済機に接触すれば決済が行われて電子領収書にて発給を受けることになる。既存紙領収書に比べて早くて便利に利用することができる。
現在スマートフォン等を通して一部サービスされている既存モバイル領収書技術は特定移動通信社と一部カード会社のクレジットカードを使う場合にだけ提供されてきた。

この技術を利用すれば使われた決済手段、カード会社及び移動通信社に関係なくNFC決済機が設置された全ての加盟店で決済をすることになり、電子領収書の発給を受けることができる。

特に、技術標準院で国家標準化(KS)手続きを踏んでいる韓国型モバイルカードの技術規格と連動できるように開発された。移動通信社が保有したモバイル規格と連動試験も無事に終えた。

ETRIとBCカードなど共同開発業者は現在の電子領収書規格を検証するための試作品開発を完了した。11月28日ソウルのコエックスで開かれる'知識情報保安R&D展示会'に公開する予定だ。(http://www.isecconference.org/2011/

来年上半期中関連技術に対する標準化作業と商用化に必要な追加技術開発を終える予定だ。
顧客のスマートフォンに蓄積された電子領収書を確保して消費パターン、好きな商品、生活空間などの個人消費情報を外部サーバーに流出しないでスマートフォンにて直接抽出・加工及び分析する新しい付加サービス形態の'個人秘書サービス'を提供するプラットホームを開発している。

チョ・ヒョンスクETRI知識情報保安研究部長は"電子領収書技術開発にて紙領収書発行に伴う資源浪費と個人情報流出などの問題がある程度解消される"として"無プラスチッククレジットカード、無プラスチックメンバーシップカード、無紙クーポン、無紙領収書のグリーン決済時代が近づいている"と話した。

一方、今回の研究成果は韓国知識経済部のモバイルID保安及びプライバシー保護のためのSmart Wallet開発課題の支援を受けて遂行された。

BCカード電子領収書

2011/11/21、電子新聞
SK Planet㈱、"中小規模のカフェもモバイルクーポン発給">

SK Planet㈱はモバイルお財布サービス'Smart Wallet'に紙クーポンを代える'スタンプ'サービスを追加して11月21日から提供すると明らかにした。

これに伴い、町のカフェなど中小規模の店舗でもSmart Walletを利用して既存の紙クーポンをスマートフォンにてモバイルクーポンで発給できることになった。

利用希望の業者は店主用ウェブサイト(biz.SmartWallet.co.kr)にお店情報と提供内容を入力すれば固有のスタンプメンバーシップカードを発給することができる。



例えば'スタバミスリ'という中小お店ではSmart Walletのスタンプサービスと提携して'5杯を飲めば1杯を無料であたえる'クーポンサービスをスマートフォンで発給することになる。

加入者はSmart Walletで該当お店のスタンプメンバーシップを検索してダウンロードした後、該当お店に行ってスマートフォンを専用端末機にタッチすればスタンプサービスを利用することができる。

'Smart Wallet'はハッピーポイント、CJ ONE、ロッテメンバーズなど大型提携社のメンバーシップカードを一つに集めてスマートフォンに搭載したサービスだ。
全国に流通ネットワークを持つ大型企業等が主に参加してきた。

同社コマース事業部長は"最近スタンプメンバーシップが中小事業者の顧客確保と売上増大に実質的に役に立つと期待する"として"今後も提携社と機能を拡大して加入者に差別化されたモバイルお財布サービスを提供する"と話した。

2011/11/23、電子新聞
SK Planet㈱、NFCモバイルカード割引クーポンプロモーション実施>

SK Planet㈱は11月23日から来年2月9日まで明洞(ミョンドン)でNFCモバイルクレジットカードを利用する顧客に3000ウォン相当の割引クーポンを提供するプロモーションを進行する。
クーポンはカフェベネ、ファミリーマート、GS25等'NFC明洞(ミョンドン)ゾーン'の35個加盟店で利用することができる。

明洞のNFC ZONEで使える
2011/11/17、電子新聞
KT、QRコードモバイルスタンプサービス開始>

KTはNFC方式にすべてのスマートフォンで使用可能なQRコード方式を追加した'モバイル スタンプ'試験サービスを50個の中小加盟店に提供する。スマートフォンにて各お店のNFCタグとQRコードを読めば割引、クーポンなど多様なメリットが与えられる。

QRやNFCでスタンプを集めると特典が
2011/11/24、Financial News
BCカード、次世代モバイルカードサービス開始>

BCカードが次世代モバイルカード事業のスタートを公式宣言した。

BCカードは11月24日ソウル、ウェスティン朝鮮ホテルで次世代モバイルカード事業スタート記念式を行ってウリ銀行など11社の会員会社関係者及び韓国電子通信研究所(ETRI)等関連機関の関係者が参加した中で今後の事業戦略を説明した。

普通のモバイルカードはプラスチックカードの無線取引機能を携帯電話に移してきたものだ。しかし、BCモバイルカードは電子財布アプリケーションと連動されてカードのリアルタイム発行、解約、照会などサービスを無線にてサポートする。また、既存モバイルカードの場合、インターネットのショッピングモールなどオンライン加盟店使用が制限的だったが、BCモバイルカードはオンライン加盟店利用時にも決済可能だ。

BCカードは今回の次世代モバイルカード導入と共にキオブ銀行、ウリ銀行、テグ銀行、キョンナム銀行を始め既存プラスチックカードをモバイルカードに転換、発行して使うサービスを開始する計画だ。
また、来月の初めにはKTと提携して通信に特化された次世代モバイルカードを発売する予定だ。

BCカード関係者は"BC次世代モバイルカードは誰でも参加できるオープン型プラットホームを目指している"として"オン・オフライン決済加盟店拡大及びクーポン、メンバーシップ統合サービスなど新しい決済サービスを拡大していく"と話した。


2011年 W50-2 UnionPay Moves Forward on NFC microSD launch with Big Chinese Bank, No Telcos

UnionPay Moves Forward on NFC microSD launch with Big Chinese Bank, No Telcos 

NFC Times 12月6日の記事からです。

http://www.nfctimes.com/news/unionpay-moves-forward-nfc-microsd-launch-big-chinese-bank-no-telcos



なかなか刺激的な見出しですね。この話題については私もbusinessnetwork.jpで取り上げています。


【第11回】中国のモバイル決済を制したのはNFCか、中国移動が推進する独自規格RF-SIMか?

このNFC Timesの記事は私の書いたものを裏づけするものですね。これでいよいよ世界最大の移動通信事業者China MobileとChina UnionPayの正面戦争が始まりそうです。
この動きは少なからず、China MobileとNFCでアライアンスを組む,韓国のKTや日本のNTTdocomoにも影響を与えそうです。
このプロジェクトでは、SIMとNFC間の通信方式である、SWP(Single Wire Protocol)をmicroSDカードにも適用し、SD-SWPを標準化させようとしています。

CUPは全方位でNFCをサポート
NFC対応のために開発した100ドルを切る、安価リーダ端末


一方で、最近GSMAが発表した以下のような記事もあります。

通信キャリア45社が NFC 対応 SIM カードの標準化に賛同、ソフトバンクも参加

http://japanese.engadget.com/2011/11/17/nfc-sim/

これは携帯通信事業者の団体である、GSMAが早期にNFC/SIMを標準化したいとも思惑があるものと思われます。来年の2月末にはスペインのバルセロナでGSMAの総会でもある、MWC(Mobile World Congress) 2012が開催されます。通常ここでは大きな発表が行われますから、それに向けた伏せんとも見えます。
ただし、China MobileやChina UnicomもChina UnionPayの影響力は無視できるとも思えず、いずれはmicroSD方式でのNFCも認めざるを得ないのではないかというのが私の見方です。

一方で着々と準備を進めるGoogle Walletの動向も気になります。Google的には、キャリア依存(SIM)でもなく、microSDでもなく、NFCチップそのものにSEを搭載したユニバーサル端末を開発することで、一機にNFC決済の主導権を握ることが可能になります。むしろ注視すべきはこちらの動きなんでしょうね。

2011年12月20日火曜日

2011年 W50 KSCCが進めるNFC交通カードの海外利用<EACOPS>構想

今年も残りわずかとなりました。ここに来て北朝鮮のキムジョンイルが死去するなど、2011年は激動の一年でしたね。。ってまだ3週間あるので、この間にまだ事件が起きる可能性はありますが。。。恐ろしい。。。
トピック的にはNFCが盛り上がってきた1年でもありますね。そこでNFCネタをさらにひとつ。
NFCが盛り上がる以前から、NFC(非接触カード)を利用した、海外で利用可能な交通系カードの実現に向けた検討が行われていたんですね。今となれば是非実現して欲しいものです。何しろ、空港について一番最初に必要なのは移動系ですから。。

韓国のKSCC(Korean Smart Card Corp : 韓国スマートカード)社は2007年よりEACOPSを推進している。KCSSは韓国でNO.1の交通系カード「T-Moneny」を発行、運営する会社。
EACOPS : East Asia Common Payment Scheme - 東アジア4ヶ国、韓国、日本、香港、シンガポールの交通カードサービス運営会社の協議機構。교통카드서비스운영사 협의기구, 회원사 한국 KSCC ,일본 Surutto Kansai,홍콩 Octopus,싱가포르 EZ-Link
韓国はKSCC, 日本がSURUTTO KANSAI, 香港 Octopus, シンガポールEZ-Linkが参加している。

つまりはKSCCが東南アジアでの非接触系 標準交通系カードを目指して積極的に活動しているというお話です。注目すべきは日本からもSurutto kanasai(Pitapa)が参加していることでしょうか?
確かに同社のWebページではT-Moneyプラスチックカードを販売しています。
http://www.surutto.com/conts/ticket/seoulcitypass/index.html

T-Moneyの例


日本で事前に購入して行けば韓国ですぐに利用できる訳ですね。今後これがスマホ等でも可能になるのでしょうか?日本で事前にアプリをDLし、ある程度の金額を入れて韓国に持ち込めば、即利用できればとても便利ですね。
実際に韓国国内ではGalayx S2で既にT-Moneyが利用できます。単純に同じしくみを海外でも実現すれば実現可能のように見えます。日本でもNFC対応のスマホにT-Money対応アプリをダウンロードし、自分のクレジットカードから5000円分をT-Moneyに充電すればいいわけですね。
最近は特にソウル市内の電車、バス等はほとんどがこのT-MoneyやCashBeeというようなNFCカードが標準となりました。むしろこのカードがないとその都度切符(一回券)を購入することは相当に面倒です。というのも、一回券でもデポジット(保証金)が取られるため、降りた駅でデポジット分を専用の機械に入れて取り戻さないといけないので、面倒くさいとそのままとりはぐれになってしますのです。
ところで、この構想は韓国へ行く観光客にはとても便利でメリットがありそうですが、韓国から日本に来る観光客は同様にT-Monenyカードやスマホアプリを利用して電車やバスに乗れるのでしょうか?
おそらく、難しいでしょうね。。そこがフェリカである限り、海外のスマホがフェリカチップに対応したものでないと。。おそらく買い物はいけそうです。処理速度をそれほど求められない決済等であれば利用できそうですが。。
事実このEACOPS構想は2010年にも実用化を目指す予定でいたものが、いまだ開始されていません。ただし構想としては大変興味深いもので是非実現をしてもらいたいものです。

2011年12月12日月曜日

2011年 W48 明洞アプリで日本人も明洞で、NFCアプリが利用可能に?

W46でお伝えした、明洞アプリの続報です。
実は既に日本語版があります。NFC非対応のスマホンでどれくらい効果があるか疑問ですが、画面を見る限り、NFCには全く依存していない作りにように見えます。単に明洞観光アプリ的にできているようです。もちろんNFC ZONEに賛同している店舗も紹介がありますが、それ以外も結構あります。

普通に使って便利なアプリではないでしょうか?ただし、利用するためには3Gデータが必要なので、知らないで使っていると高額パケット代が請求されることにもなりかねません。明洞エリア専用の無料WIFiとかあれば完璧なんですけどね。

ざっと以下のような画面があります。
トップ画面も日本語
各店舗のレビューも見れます
気になったら地図で場所を確認  
条件を絞込み、検索も可能  
更に詳細情報も  
ナビゲーションもしてくれます  

と、普通に便利な機能ですが、くれぐれも、3Gデータ通信になりますから、パケット代には注意が必要です。一日定額等を使えば安心ですが、指定のキャリア(電話会社)に設定されていないと無効なので、注意が必要です。

ちなみに私は韓国で契約したGalaxy S2を持っているのでパケ代は気にしなくていいですが。。WiFiがあると使えますよね。今後関係機関に進言してみます。もちろん、NFCでのクーポンの受取等はオフラインなのですが、そこに導入するまでに3Gが必要なんですね。。

2011年11月25日金曜日

2011 W46 Can we use NFC with iPhone ? Yes we can !

Many people is expecting NFC on iPhone in the future..but nobody knows. Some people try to hook up some unique way to implement it such as Visa International using MicroSD/NFC based back panel approach for making iPhone VisaWave enable device. It seems OK but not fully fun !

It maybe just mobile payment although NFC would have much more fun features. This solution available from KT(Korean Telecom) who is 2nd largest mobile operator in Korea. They fearing Canadian "iCarte4" solution with iPhone(4).

The followings are steps how to make NFC enable iPhone.

1. Prepare iCarte4 NFCkit for  iPhone4


iCarte4 NFCkit for iPhone
  The NFCkit contains Memory,Antenna inside


2. Fit lower cover with iPhone





3. Add top cover

Now NFC enabled iPhone !

 * It looks regular iPhone with black cover..nothing different

Rear view
4. Install NFC application from KT site(Ollhe My Wallet)

Installed Ollhe Touch NFC

Now the iPhone4 become NFC enabled iPhone4. It support full function of NFC similar to Galaxy S2/NFC which SKTelecom provides.

The applications make the most fo NFC functions such as Mobile Payment,Member card,Point card,coupon, Electric Business card exchange(P2P applications),Pre-paid card for transportation such as bus,subways,taxi... they have all.

I even tried one of the feature ; Pre-paid card which is called "CashBee" at the Subway in Seoul and it really works and fun ! Unlike Visa Paywave/NFC this solution enable all of NFC features. FUN !

CashBEE prepaid service

2011年11月24日木曜日

2011年 W46 iPhone4をこの方法でNFC スマートフォンに!

今まで、様々なNFC化をご紹介してきましたが、今回はiPhoneをNFC対応にする方法です。

私の知る限りでは、以下のような方法がありました。

1) VISA Internationalが米国のDevice Fidelity社のMicroSD + アンテナ付裏蓋ソリューションでNFC(VisaWave)を利用可能とするもの

2) 中国のギンレイカードが使用した、米スクエア社のマイクジャックに取り付けるNFCドングル(リーダ機能のみ)

3) そして今回紹介する、韓国KTが発売開始した、カナダ社のiCarte4という製品をベースにしたNFC対応化ソリューションです。

<NFC化の順番は以下の通りです>

1. iCarte4のiPhone用カバーを用意する。上部と下部が分離している。

見た目は普通のアイホンカバー  

2.iPhone 4を用意し、

まず下半分をかぶせる。コネクターが差し込めるようになっている 

3.専用アプリ(olleh Touch NFC)をAppStoreからインストール

KT専用のアプリ My Walletがインストールされる 
 * 裏側はこんな感じ。普通のiPhoneと同じ






4. 実際に使用してみる。

KTのCash BeeというNFCカードが使用できる
 * このCashBeeに10,000ウォンをオンランでチャージし、実際にソウルの地下鉄で使用してみた。
その結果普通に使用できた(あたりまえですが)。その結果残高が9,000ウォンになっている。

ハードウェアから、アプリ、サービスまで、普通にiPhoneを使用して利用することができる。日本人にしてみれば普通だが、iPhoneでできるところが斬新か。以前のVisaのトライアルでは基本的にVisaWaveしか利用できなかったが、今回のソリューションではNFCの持つ様々な用途に利用できる。プリペイド(交通系の支払い、コンビニでも買物)、クーポン取得、メンバカード、ポントカード、電子名刺交換(P2Pアプリ),、など普通に可能だ。当面iPhoneがNFCに対応しない中、このソリューションはすぐに利用できる点でおもしろい。

日本で使えたら、ちょっと自慢できるかもね!

以前試したSKテレコムのGalaxy S2で実現しているNFCはSIM カードベースのNFCであるのに対して、KT/iPhone NFCでは外部メモリーでNFC/SEを実現している。(それしか方法はないが)。そのため、残高確認もオフラインでできる。(SKテレコムのT-Cashの場合はサーバー側で残高を管理しているため、電波のないところでは残高が確認できない)。その意味ではiPhone/NFCの方が自由度が高い気もした。

2011年11月23日水曜日

2011年 W45 Update 明洞で始まるNFC ZONE実験 明洞アプリで日本人も明洞で、NFCアプリが利用可能に?

暫く時間が空いてしましました。この間様々な事がありました。最近の物事の変化は非常に早い。。キャッチアップするのが大変です。

韓国でもLTEの商用サービスが始まり、対応するスマートフォンやタブレットも続々登場しています。
7月のSKテレコム、LGU+に始まり、本年中にはKTもサービス開始するなど、全ての移動体事業者がほぼ同時にLTEサービスを始めるというのは世界でも例を見ないことです。それだけに今後のエリア展開から、新のサービス競争までその動向が注目されます。特に世界に先行するという意味で、後発のLTE事業者には最適なベンチマークとなるでしょう。


<韓国NFC試験サービスのミョンドンNFC Zoneについて>

韓国放送通信委員会は最近スマートフォン2,000万台普及と共に未来新成長動力として浮上しているNFCサービス活性化のために‘2011年11月10日(木)明洞(ミョンドン)で宣言式も行った。

この日移動通信事業者3社代表、クレジットカード会社11社代表、VAN会社3社代表、主要加盟店6社のCEO、韓国大統領秘書官、韓国政府IT補佐官などと共に「明洞(ミョンドン)NFC Zone」を宣言して、多様なNFC基盤の応用サービス試演行事を開催した。

‘明洞(ミョンドン)NFC Zone’テスト事業はおよそ3ヶ月間(‘2011年11月10日~2012年2月10日)進行する。
コーヒーショップ、コンビニエンスストア、ファーストフード、化粧品店舗など明洞(ミョンドン)の200店舗にNFCモバイル決済インフラが設置されて、NFCが搭載された端末機とモバイルクレジットカードを持っていれば誰でもモバイル決済およびクーポンダウンロード、スマート注文などの試験サービスを実際に利用することができる。

※現在韓国でNFC可能な端末機案内
ギャラクシーS2、ベガレーサー、ネクソスS、LTEスマートフォン、アイフォン4(NFCアクセサリーをつけて利用)
※明洞(ミョンドン)NFC加盟店案内
ファミリーマート(13ヶ所)、GS25(8ヶ所),セブンイレブン(7ヶ所)、バイザウェー(3ヶ所),CGV映画館(1ヶ所),ロッテリア(3ヶ所)、スターバックス(8ヶ所),カフェベネ(6ヶ所)、エンジェルリノス(4ヶ所)、タムアンドタムス(2ヶ所)、パスクチ(2ヶ所)、ダンキンドーナツ(3ヶ所)、ベスキンラビンス(1ヶ所)等大型フランチャイズ店舗および中小加盟店など全200店舗が参加した。

明洞(ミョンドン)NFC試験サービスは去る3月構成された民・管協議体の「Grand NFC Korea Alliance」を中心に移動通信事業者、クレジットカード会社、VAN会社、加盟店などの‘共生協力モデル’としてNFCサービスを実際に試演する大規模プロジェクトだ。
移動通信事業者はNFC決済インフラを構築して、クレジットカード会社はモバイルカード発給および関連プロモーションを進行する。
VAN会社はNFC複合決済機を設置、加盟店はNFCがPOS(Point of Sale)システムで受容できるようにアップグレード作業をした。

※参考
Grand NFC Korea Alliance:
韓国移動通信事業者、クレジットカード会社、VAN会社など事業者19社が集まった協議体で去る6月モバイル決済インフラ構築および応用サービス開発、標準化などを推進するためにMOUを締結した。

同テスト事業はNFCサービスに対する国民の認識向上だけでなく、モバイル決済および応用サービスのユーザー利便性改善などのためのテストベッド役割をすることになる。
また、これを土台に各サービス事業者、製造会社(NFCチップ、タグなど)等は先導的なビジネスレファレンスモデルを用意してグローバル進出の基盤を積むことができると期待される。

一方、明洞(ミョンドン)NFC Zoneでは参加企業の各種クーポン提供など様々なイベントが進行される計画だ。
また、ユーザーが簡単に明洞(ミョンドン)NFC試験サービス、加盟店利用案内、割引クーポンなど活用情報を得ることができるように「ミョンドン・アプリ(アンドロイド向け)」が開発されて配布される。
このアプリは韓国語、日本語、中国語で提供されて明洞(ミョンドン)を訪れる外国人も利用してみることができる。

* 明洞NFCアプリは既に以下からダウンロードが可能

http://android2.appinfo.jp/apps/com.qnsolv.nfc.md


NFCロゴを用意して一般人が簡単にNFC加盟店を確認して、多様なNFC応用サービスを経験できるようにした。

今後放送通信委員会は関係事業者とともに大型スーパーマーケット、ガソリンスタンド、大型フランチャイズなど7代大型加盟店を対象にNFC決済インフラを普及して全国規模に拡大していく。
2012年には関連機関と協議してNFC基盤モバイル後払い交通カードを商用化して、空港NFC Zone、エコー領収書、零細店舗経営者向けのNFC決済機支援など多様な試験サービス拡大を推進する計画だ。

国内・外NFC市場はまだ初期段階としてNFCチップ、タグ、アンテナなどハードウェアと関連応用サービス・ソリューションの需要が急増すると予想される。
今後通信、金融、セキュリティー産業などと融合して多様な新規サービスが創出されると展望される。

放送通信委員会委員長は“世界で一番最初にNFCサービスを活性化することによって、国家競争力強化および新規雇用創出のための未来新成長動力として育成して、国内企業がグローバル市場を先導すると期待する。”と明らかにした。

※韓国モバイル決済は、2000年から始まった。モバイル決済市場規模は、2010年末基準2兆2千億ウォン。
<ミョンドンNFC Zone試演行事>

◆日程: 2011年11月10日(木)、10:30~11:10(40分)
◆場所: 韓国ソウルのミョンドン地域の芸術劇場からNoon Square通り
◆参加者
韓国放送通信委員会(委員長)、移動通信事業者3社代表、クレジットカード11社代表、加盟店6社のCEO、韓国インターネット振興院長、大統領秘書官、韓国政府のIT補佐官など


通信放送委員会によるNFCの試演
NFC ZONEのPR展示
Galaxy S2を使用したテスト
NFCが利用可能な事を示すマーク

NFC ZONEセレモニーの翌日に明洞を訪問時見付けた、NFCマーク



様々な場所で、NFCが利用可能に。。ただし、店員は知らなかった。。。周知にはまだ時間がかかりそうです。

* 明洞NFC ZONE試験概要レポート(日本語版)を差し上げます。希望者は

http://www.mmrjp.com/otoiawase.html

でお問い合わせ内容欄に「明洞 NFC ZONE」と記載下さい。折り返しレポートを送付します。

2011年9月4日日曜日

2011年 W34-2 韓国Home plus 地下鉄プラットフォームをショッピングモールに

W34のおまけ。
Home-Plusはサムソングループのショッピングセンターで、今回新たにスマートフォンを利用した、バーチャル商店街を地下鉄の駅で開始した。


2011/08/25Financial News

<地下鉄の駅でお買物を。。㈱Homeplus、世界初めてのVirtual Storeをオープン>



"モバイル流通市場を先行獲得するために㈱Homeplusが世界最初にVirtual Storeを実現した。"
HomeplusがリリースしたVirtual Store1号店はソウル地下鉄2号線ソンヌン駅内部の柱とスクリーンドアなどに設置された。製品写真とバーコードが一緒に入っている形式だ。スマートフォンでバーコードをとればすぐにHomeplusモバイルアプリケーションにアクセスされてモバイルで気楽にショッピングすることができる。

Homeplus会長は"スマートフォンユーザーが急速に増え、これらの需要を捉えるために専門担当メディアチームを構成するなどモバイル流通環境を構築してきた"として"Virtual Storeは流通領域を創造的に破壊する'4世代流通店'という点で注目しなければならない"と強調した。

Virtual Storeはいつどこでも直接商品を見てスマートフォンでショッピングできるモバイル環境を作ったのだ。特に既存流通業界の概念を破壊したという点で注目されている。

特にソンヌン駅内Virtual Store1号店は会社員のためのレトルト食品などで構成された'Good'シリーズ、Homeplusだけで取り扱うテスコ(TESCO)直輸入商品、オンライン顧客がたくさん訪れるベスト100商品などで構成された。

地下鉄の駅だけでなく家でも自由に商品を購入することができる。家で使う食用油、ミネラルウォーターなど生活必需品が切れた時もスマートフォンでバーコードをとればすぐにHomeplusモバイルアプリにアクセスされる。

商品は最大50個まで保存可能で、アプリのお買い物カゴにに保存して好きな時間に注文できる。希望配送地で最も近いHomeplus店舗に陳列された商品にて顧客の希望時間帯に合わせて配送してくれる。

Homeplusのイ会長は"モバイル流通市場規模はまだ非常に不備な水準"として"今回のVirtual Storeオープンをきっかけに関連市場規模が持続的に大きくなると期待している"と話した。

※参考
下記は、2011年度カンヌ広告祭グランプリ賞を受賞した韓国の㈱第一企画のHomeplus'電車駅のVirtual Store'キャンペーンの映像。



2011年 W34 Update グーグルのモトローラモバイル買収の影響は?

少し夏休みで休みました。その間、初めてカンボジアの世界遺産、アンコールワットを見に行きました。少し人生観が変わったかも。今週からまた再開です。

先日のグーグルによるモトローラモバイルの買収は様々なインパクトを与えているようです。また、HPによるPC事業の撤退、WebOSスマフォンの撤退など業界再編につながるような大きな動きが始まっています。さらに、マイクロソフトによるノキアの買収まで噂され、まさに大きなうねりになりそうです。


2011/08/22、電子新聞

<韓国版アンドロイドを作る、韓国政府、サムソン電子&LG電子と組んで新モバイルOS開発着手>

韓国政府が国産モバイルOS環境構築に対する業界の要求を考慮、'別名””韓国版アンドロイド'共同開発のためにサムソン電子、LG電子などと手を組んだ。グーグルがモトローラを取得してアンドロイド事業を強化したことはもちろんで、アップルiOSMSWindow Phone7 OSなど相次いでソフトウェア独自技術に対する需要が高まっているためだ。 業界で共通で使うことになる開放型OSが開発されれば国内企業のソフトウェア競争力が高まると予想される。

韓国知識経済部の成長動力室長は822日記者たちと会った席で"グーグルのアンドロイドOSに対抗できる韓国型OSを大企業と手を組んで共同コンソーシアム形式で推進する計画"と明らかにした。

これと関連して今年10月初めにスタートする第3次ワールドベストソフトウェア(WBS)プロジェクトを通じてサムソン電子とLGなどと共同コンソーシアムを推進する計画だ。政府が540億ウォンを支援する今回のコンソーシアムの目標は3年以内韓国型OS開発だ。

キム室長は"業界でも共同OS開発に対する関心が集まっている状況"として"スマートフォン製造市場の競争がアップル対サムソンの2強構図で今後OSの中心のアップル-グーグル-MS(ノキア) 3強構図に変化する可能性があり、今こそよりソフトウェアのエコシステム形成が重要だ"と説明した。特に彼は"サムソン独自のOS'Bada'もやはり閉鎖型のせいで苦戦をまぬがれなくなっている"として業界共通のモバイルOS登場の正当性を強調した。特にモトローラが引き受けられただけに、長期的にグーグルだけを信じて行くことができないという認識が背景になっていると見られる。

知識経済部はサムソンとLGなど国内企業だけでなく海外事業者も引き込んで最大限多くの人がOSを使えるようにする方針だ。
しかし、一部企業はこのような政府の立場に対して否定的な反応だ。サムソン電子関係者はメディアのインタビューで“サムソン電子が議論されたが、当惑する”として“知識経済部の発言に対していかなる内容も確認することはできない”と話した。独自にBada OSまで開発を進行しているところにまた他のOS開発に参加することが出来るかは未知数という意味だ。

LG電子もやはりコンソーシアムに対する話は受けたが、具体的に協議した段階ではないと一歩後退した。パンテックもやはり韓国型OS開発コンソーシアム参加は決めたが、具体的に協議段階や日程に対しては変動があるだろうとみている。何よりも業界では"特許などの色々なイシューが絡まっているのに政府がモバイルOS開発に対してとても簡単に考えるようだ"と話した。

* ちなみに最新の情報では、サムソン電子がHPのWebOSの買収を検討しているという噂が流れている。

LTEを次の成長エンジンに据える、韓国移動通信各社

2011/08/17、電子新聞
<韓国携帯電話メーカー3社初LTEフォン、SKテレコム単独発売>

サムソン電子、LG電子、パンテックなど主要製造会社の韓国初めての4G LTEスマートフォンがSKテレコムを通じて単独発売されることで枠が決まった。

SKテレコムは韓国初めてLTEスマートフォンを大挙確保しつつ今後LTE市場を先行獲得に対する期待を高めることになった。一方、SKテレコムとの主導権競争で一歩出遅れたLG U+は全国ネットワークサービスなど差別化戦略で反撃の機会をつかまなければならない負担を抱くことになった。

817日通信・電子業界によればサムソン電子、LG電子、パンテックがリリースする韓国初めてLTEスマートフォンは9SKテレコムを通じて単独発売される予定だ。LG U+モデルは早ければ10月発売されるものと見られる。

SKテレコムは3月から国内3社と各々タスクフォース(TF)を構成してLTEフォンを一歩先に立って企画してきたと伝えた。

現在T-mapT storeHoppin等核心サービスの最適化作業がすでに完了した状況であり下半期発売を目標にタブレットPCを含め、67種以上のLTE製品群を準備中だと知られた。

韓国主要端末メーカーがSKテレコム単独発売でLTEスマートフォン戦略を確定したことは2Gネットワークに比べて3Gネットワーク基盤のLTEフォン開発がもっとやり易いためだ。

SKテレコムの3G(WCDMA)+4G(LTE)ネットワークはすでに全世界的に一般的なことで米国など海外でLTEフォンを発売したメーカーにはすでになじみのあるネットワークだ。

一方、LG U+はメーカーに見慣れない2G(CDMA)+4G(LTE)デュアルモードネットワークを採択するほかなかった。3Gサービスを提供しないLG U+に他の代案はなかったためだ。

このために'韓国最初LTE電話'のタイトルを握るために端末メーカーが端末開発および最適化がやり易いSKテレコムの3G+LTEネットワークを選択したことは十分に可能なシナリオというのが関係者たちの意見だ。

ある端末メーカーの関係者は"技術的な最適化問題でSKテレコムのネットワーク体系が負担が少なかった"として"発売日程は多少変動することができるだろうが、SKテレコム単独発売立場は変わらないだろう"と話した。

これに加えて9月アイフォンの次世代モデルが発売されると発表されながら最大限発売日程を操り上げようとするメーカーの本音もSKテレコム単独発売という決定に少なくない影響を及ぼしたと見ている。

現在サムソンとLGHTC、パンテックのLTEモデルがSKテレコムのネットワーク連動テストを経ていて全1.5GHzデュアルコアプロセッサ、4.5インチ画面、超高解像度ディスプレイを搭載したとSKテレコム関係者は説明した。

これに対してLG U+関係者は"9月一部LTEモデルがSKテレコムを通じて単独発売されるのは事実"として"しかし、SKテレコム単独発売モデルよりさらに優れた仕様のLTEポンを10SKテレコムとLG U+共用で発売する予定"と話した。

2011/08/19、電子新聞
SKテレコム、中古携帯電話安心売買サービスをリリース>


SKテレコムは顧客の携帯電話購入費負担を減らして、中古携帯活用を活性化するために中古携帯電話安心売買サービス‘Tエコポン(T Ecophone)’を819日リリースする。

<SKテレコム直営、中古携帯電話仲介サービス「エコフォン」サービス>

 
Tエコポンは単純に中古携帯の直取引マーケットを提供したり売買を仲介する既存方式を越えてSKテレコムが直接中古携帯を買い取って顧客に安い価格で販売するサービスだ。

SKテレコムは買い取った中古携帯を浸水・内部腐食可否、音声通話品質、データ性能、液晶・バッテリー状態など20種類のテストを経て全6段階(New,A+A,B+B,C)で品質を判定・保証する。

品質判定を受けた端末機は簡単な修理と付属品補完作業を経て中古携帯を望む顧客またはMVNO(移動通信再販売)事業者にリーズナブルな価格で再販売する。
SKテレコムは中古携帯販売最初に‘アフター保証制’を運営する。Tエコポン購入した携帯電話も新しい製品と同じように購入後14日以内であれば交換または、返品が可能だ。

SKテレコムはTエコポンで年間20万台以上中古携帯が流通すると期待した。

中古携帯を売りたい顧客は全国38ヶ所のSKテレコム支店を訪問したり郵便受付で申請することができる。中古携帯を買いたい顧客はTスマートショップ(www.tsmartshop.co.kr)にて申請後、宅配を通じて受けることができる。

SKテレコムの営業本部長は“Tエコポンの発売で使用可能な中古携帯がタンスの中にある携帯電話になったり廃棄される場合が大きく減るだろう”と話した。

2011/08/21、電子新聞
LG U+、携帯電話認証だけで簡単決済サービス>



LG U+は新韓カード社とともに携帯電話認証だけでクレジットカード決済をサポートする‘U+ペイ(Pay)簡単決済サービス’を822日始める。

U+ペイサービスはスマートフォン、スマートPC等で利用可能な次世代電子お財布統合決済サービスだ。アクティブX基盤ではなくて多様なウェブブラウザ環境を全部サポートする。

最初1回保存したクレジットカード決済情報を選択すれば携帯電話のSMSメッセージ認証だけで決済機能を利用することができる。 既存サービスは決済する度にいちいちクレジットカード番号とCVC番号など複雑な決済情報を入力、認証して本人確認手順を踏まなければならなかった。

U+ペイは主要決済情報を新韓カードシステムにだけ保存してセキュリティー性を高めた。他の端末から決済しようとすると会員に直接通知されて他人の不法決済の可能性を遮断した。

U+ペイは新韓カード決済方式と別途携帯電話料金を通した後払い決済も支援してユーザーの決済選択の幅を広げた。
U+ペイサービスは簡単決済ホームページ(https://upay.uplus.co.kr)にて無料会員加入後、決済情報(クレジットカード、携帯電話)を登録すれば提携ショッピングモールで利用することができる。

LG U+の融合通信担当常務は“U+ペイは顧客が多様なコンバージェンスサービスを簡単かつ安全に利用することができるようにする”と説明した。

2011/08/16、電子新聞
KTIPTVとスマートフォンでエネルギー使用量確認>

IPTVとスマートフォンにて家庭で使うエネルギー使用量情報を確認できるサービスが12月導入される。

KTは韓国スマートグリッド事業団の‘2011年スマートメートルのディスプレイ普及事業’を推進すると815日明らかにした。

スマートメートルディスプレイ普及事業は消費者に各種エネルギー情報を提供して電力消費パターンを総合分析して負荷管理とエネルギー消費節約を誘導する事業だ。

遠隔検針サーバーと既存加入者端末機を活用して消費者の能動的なエネルギー節減を試みて、国家電力需要量を効果的に制御するために用意された。

KT12月末まで全国14000世帯を対象にIPTV、スマートフォン、PC上でリアルタイムのエネルギー使用量、時間帯別電力料金などを把握できる環境を実現する。

顧客は多様な端末機を通じて時間別、日付別、月別累積エネルギー使用量と料金情報を確認することができる。
普及対象世帯の50%には個別家電機器をコントロールできる遠隔通信装置も提供される。


2011年7月29日金曜日

2011年 W29 Update 韓国スマートフォン加入者1500万突破、韓国政府M2M推進のため電波利用料を引き下げ、アイリバー教育専用アンドロイドタブレット発売

今週もやります。W29 Update。気のせいか電車に人が少ない。。

2011/07/14、電子新聞

<韓国スマートフォン加入者1500万突破>

韓国スマートフォン加入者が1500万人を越えた。
去る3月末1000万人突破以後4ヶ月ぶりに500万人が増えつつ今年2000万人突破時期も前倒しになる予定だ。
713日業界によれば711日基準スマートフォン加入者数はSKテレコム780万人、KT 545万人、LG U+210万人など全部1535万人だ。
韓国スマートフォン市場は去る2009年末アップルのアイフォン発売以後活性化しながら今年31000万人を突破した。最近ではアイフォン4に続きサムソン電子ギャラクシーS2が人気を得て加入者拡大に力を加えている。
5月末基準韓国移動通信加入者が5200万人であることからスマートフォンユーザー比率が3分の1に近接している。
移動通信3社は今年2000万人以上の加入者誘致を目標にしている。SKテレコムが1000万人を予想していて、KT850万人、LG U+300万人を期待している。

* ちなみに韓国の人口は4800万人


2011/07/20、電子新聞

M2M電波使用料引き下げ、超小型地区局工事完了検査の免除を推進>

M2Mサービスの電波料が引き下がる。離島などに設置される超小型地区局の工事完了検査も簡素化する。
韓国政府は720日経済政策調停会議で関係部署合同で用意した‘2011年企業現場の苦情解消方案’を確定して発表した。
今回の方案には現在音声サービス水準の費用を出しているM2Mサービスの電波使用料引き下げなどが含まれた。
M2Mサービスはデータサービスや音声中心サービスの移動通信水準の高い電波使用料負担して通信ネットワークにより一律的に単価を適用するという指摘を受けてきた。
超小型地区局工事完了検査も簡素化する。
超小型地区局は電波混信を招かないで同じ仕様の製品を使うのにも設置する度に工事完了検査を受けていて人材と費用を消耗している。
韓国政府は12月電波法施行令改正を通じてM2M電波使用料を適正水準に引き下げて超小型地区局に対する工事完了検査を免除するなど無線局検査方式を改善する予定だ。

2011/07/19、電子新聞
LG U+、アイリバーのタブレット発売>

LG U+がアイリバーとともにEBS教育コンテンツおよび動画、ウェブサーフィン、アプリケーションなどマルチメディアに特化した3G/Wi-Fi機能のアンドロイド・タブレットPC(ILT-MX100)を開発、721日から本格発売する。
アイリバーはITデバイス分野で積み重ねた世界的なデザイン競争力とブランドパワーを基にアイリバータブレットの製品デザインと開発、生産を担当した。
アイリバータブレットは中/高校生の受験に特化した教育コンテンツを搭載して既存アンドロイドのタブレットPCと差別化を試みた。

<白を基調にしたモダンなデザイン>


特に大学センター試験の出題比率が70%を越えるEBS大学センター試験講義を提供する‘EBS TV’アプリケーションを無料提供、受験生にアピールできるものと見られる。
また、英語学習が可能な‘能率教育ポカトレーナー’とApple Apps Storeで最高売上を記録した‘YBM All in One英韓英辞典’および国語辞典も無料搭載して受験生のための最適学習環境も提供する。
一方、アンドロイド2.2OSを搭載したアイリバータブレットはグーグル公式認証受けてグーグルマップ、Gmail、アンドロイドマーケットなど多様なグーグルサービスを利用することができる。
また、eブックコンテンツを利用できる‘インターパークeブック’と有名雑誌を無料で楽しむことができる電子雑誌ポータル‘モアジン’、など専用コンテンツおよびオフィス、YoutubeNaverなどを基本搭載した。
特に4,800mAhの大容量バッテリーを採用、動画は8時間以上連続再生が可能だ。DMB視聴、FMラジオ機能も提供する。カメラの場合、500万画素の後面カメラと130万画素の全面カメラを搭載した。
LG U+関係者は"アイリバーとアイリバータブレットの優秀な通信ネットワーク、差別化されたデザイン、コンテンツ、性能などを前面に出して韓国タブレットPC市場での競争力を確保していく"と話した。


韓国LG研究所のNFCに関する分析レポート <韓国でNFCは成功するか?>
 * 過去似たような技術が失敗した理由、今回NFCが成功しそうな要因が分析されている。

2011/07/12LG経済研究所(www.lgeri.com)
NFC時代、モバイル決済がクレジットカードの代替を狙う>

LG経済研究所は7月にNFCモバイル決済システムが最近急浮上しながらモバイル決済インフラがクレジットカード決済市場を攻略しているという内容の報告書を公開した。

NFC時代、モバイル決済がクレジットカードの代替を狙う

過去のモバイル決済サービスは初期費用負担、不足した決済端末によって活性化できなかった。しかし、最近利用可能な端末普及の拡大、多様なサービス発売などサービス成功のための条件が取りそろっている。
韓国政府主導での積極的なインフラ構築に力づけられてモバイル決済が新しい核心決済手段に位置することができると期待される。
 
グーグルはカード会社のCitiMasterCardと移動通信社のSprintと連係して20115NFC(Near Field Communication)を利用した‘Google Wallet’サービスを公開して米国、ニューヨークとサンフランシスコのテストサービス提供を始め今年夏に正式サービスを提供する予定だ。 アップルもNFCと関連した多数の特許を出願してアイフォン5NFC搭載に対する期待感を高めていきつつあるところだ。
また、韓国では韓国放送通信委員会を中心に結成された‘Grand NFC Korea Alliance’での議論を通じて‘Mobile Smart Lifeサービス’活性化施行計画を用意して、関連企業等とMOUを締結した。

これによれば韓国携帯電話製造会社は2011年下半期から新規発売されるスマートフォンにはNFC機能を基本搭載して、年末まで500万台以上のNFC携帯電話を供給すると予定されている。また、移動通信社の‘7代加盟店対象複合決済機共同構築’、VAN社の‘一般加盟店対象複合決済機構築’、クレジットカード会社の‘POSシステムのアップグレード支援’等のNFCを利用したモバイル決済インフラ構築が現実化されている。
このように、国内外企業、政府など多様な主導者がNFCを利用したモバイル決済システム導入および活性化に積極的に取り組んでいる。しかし、モバイル決済は韓国に導入されて間もなく10年になるが、今まで活性化できなかったサービスだ。
果たしてこのように多様な主導者の積極的な投資が成り立っているモバイル決済、今回は過去の失敗を克服して成功できるだろうか?

◆モバイル決済、なぜ活性化ができなかったか

2002SKテレコムでRF技術を利用したMonetaサービスを発売したのが韓国モバイル決済の本格的な開始だった。
使われる技術などは違うけれど、使われる姿は現在NFC技術基盤の姿と似ているように、チップをさすことができるMoneta専用端末を利用して決済時携帯電話をドングルと呼ばれる決済端末に当てれば決済されるサービスだった。これに続きKT(当時KTF)LG U+(当時LGテレコム)も協力して決済端末を普及した。KTK-merceLG U+BankOnと呼ばれるモバイル決済サービスを提供した。ところが、顧客の注目を受けず移動通信社はモバイル決済事業を事実上中断することになった。また、KTLG U+が普及した決済端末はほとんど廃棄処理されたし、SKテレコムが普及したドングル44万台中約15万台はリサイクルされ、残りのドングルは状況把握さえできない状況だ。
再びモバイル決済が水面上で急浮上しているこの頃、韓国移動通信3社が積極的に推進したモバイル決済事業が活性化されなかった背景に対して調べてみて、NFC基盤モバイル決済サービスの未来に対しても考えてみることにしよう。
 
当時モバイル決済が事実上失敗になった原因は大きく2つをあげられる。

一番目は、顧客の立場でモバイル決済を使うために必要な初期投資費用がとても高かった。当時MonetaK-merceなどのサービスを使うためには本来利用した端末を捨てて該当機能を保有した専用端末を購入しなければならなかった。また、既に提供された割引/ポイントをあきらめて提携カード会社を通じてモバイルサービスが可能な特定カードを新しく発給しなければならなかった。
それに銀行/証券の業務まで同時に処理するためには月々800ウォン~5,000ウォンを負担しなければならなかった。

二番目は、決済端末が不足した。当時事業者は大きい費用をかけて決済端末を構築し始めた。SKテレコムは約800億ウォンを投資して、3つのVAN社をコンソーシアムで含ませて全国に44万台のドングルを普及させた。
引き続きKTLG U+と協力して5社をコンソーシアムで含ませて12万台の決済端末を普及した。以後、移動通信3社の汎用決済端末がまた15万台程度普及した。しかし、これでは不足していた。すでに人々にはメイン使用決済手段があって、習慣的にその決済手段を取り出して物を購入していた。クレジットカード会社も多様なメリットを提供して自社カードをメインカードとして作ろうとする状況で決済端末が不足したモバイル決済サービスは利用の不便さによってメイン決済手段にはなれなかった。

◆モバイル決済成功のために越えなければならない山

今後も韓国ではモバイル決済の導入が難しいだろうか? 韓国実情を考慮した時事業成功のために事業者が考慮するイシューはどんなものがあるのか調べてみよう。

◆モバイル決済は(Plastic)クレジットカードを代替できるだろうか?

韓国は他の国に比べてクレジットカード利用の割合が最も高い方に属する。韓国のGDP比クレジットカード利用割合は41.4%で、米国15.2%、英国8.1%などよりも高いほうだ。 2010年韓国民間消費支出中クレジットカード利用金額の割合は57%で、10年前の2000年の24%と比較してみれば二倍以上も高まった数値だ。ところで、物を購入する時現金でない他手段を提示するという点で、それがカードか携帯電話かの差だけ除けばモバイル決済はクレジットカードと同じだ。
すなわち、クレジットカード利用顧客が皆モバイル決済顧客になることができる。
そして、もしそうとすれば相当な規模の市場が直ちに形成されるだろう。
このようになろうとすれば、まず顧客の初期費用負担および決済端末インフラ不足の問題が解決されなければならない。そして、もし多様な付加サービスが発売されてモバイル決済の顧客価値が増大するならばこのような代替はより一層促進されるだろう。
その中で最初に顧客がモバイル決済利用のために端末に投資しなければならない費用負担が殆どなかった。過去とは違ってスマートフォンユーザーは端末の交替がなくても、金融サービスを利用することができるためだ。
スマートフォンがあるならば、たとえNFC機能がなかったとしても、バーコード認証、QRコード検索などの方式でモバイル決済を大きな問題なく使うことができる。

今後NFCが搭載されたスマートフォンが大いに普及されればモバイル決済利用はより一層容易になるだろう。
今年613日の‘Mobile Smart Lifeサービス’のMOU締結を通じて韓国携帯電話製造会社のサムソン電子、LG電子、パンテックなどは今年下半期から新規発売されるスマートフォンではNFC機能を基本搭載していくことにした。事業者は年末まで500万台以上のNFC搭載携帯電話が供給されると予測している。
全世界的にも2015年には全体グローバル携帯電話供給量の85.9%に達する28億台の携帯電話にNFCが搭載されると予想している。

スマートフォン基盤のモバイル決済サービス成功の可能性は最近スマートフォンのモバイルお財布サービスを通じて2つを考えることができる。一番目は、SKテレコムが20106月発売した‘Smart Wallet’サービスはメンバーシップ/クレジットカード、クーポン、家計簿、商品購買などが可能なモバイルお財布サービスだ。発売当時にはSKテレコム携帯電話だけ使えたが、20113月すべてのアンドロイドフォンを対象にサービスを拡大した。
また、20114月にはアイフォンでもサービスを拡大した。これを通じて現在はおよそ120種の端末で‘Smart Wallet’サービスを利用することができるし、サービス発売1年ぶりに加入者が200万人を突破した状態だ。Moneta利用可能な携帯電話を購入した顧客がサービス発売1年が過ぎた2003年基準として25万人、実際にICチップを搭載して使った加入者が2万人水準に過ぎなかったことと比較してみると相当な水準だ。
また、SKテレコムは‘Smart Wallet’サービスに今年の下半期中NFCを利用したモバイル決済機能を追加すると発表したことがある。この場合、すでに確保した200万の加入者がお財布の代わりをして携帯電話を取り出す使用パターンにすでになじんでいるので安定した市場進入が可能なことだと推測することができる。
二番目は、サービスを提供する事業者のインフラ構築問題解決の可能性が見える。
現政府では韓国放送通信委員会を中心に協議体を構成して多様な事業体と‘Mobile Smart Lifeサービス’MOUを締結した。
このMOUを基盤で移動通信3社は共同で大型マートなど7代加盟店を中心に決済機5万台を2011年中で構築することにした。

また、一般加盟店にはVAN社が2011年まで710万台を、2012年まで30万台以上を新規構築あるいは代替することにした。
また、㈱韓国スマートカードなどはバス・地下鉄・タクシーのおよそ15万台決済端末を改善することにした。
このように過去とは違って政府の主導で多様な事業主体が互いに互換される端末を協力・構築して経済性の側面ではたくさん改善されているけれど、まだ顧客が不便なく使うには非常に足りない水準だ。韓国クレジットカード加盟店は300万個以上であることが把握されているのに、2012年までモバイル決済が可能な端末は公共交通を除けば約35万台、12%内外の水準で設置されると予想されるためだ。顧客の使用パターンを見れば、モバイル決済を使おうと思った時、1回か2回決済が不可能だった経験が積もると自然にモバイル決済自体を利用しなくなるため迅速かつ標準化されたインフラ構築が今後韓国モバイル決済活性化に最も核心になるだろう。

ところで、利害関係者の自発的構築に依存した過去とは違って、政府が主導しているという点で希望が見える。過去決済端末インフラ構築がうまくいけなかった理由は利害関係者がモバイル決済で得ることができる収益に対して確信できなかったためだ。特にカード会社はモバイル決済が活性化されるからといってそれが売上増加につながるものではないと追加的にインフラ構築に投資するのに消極的だった。しかし、今は政府の強力な主導で通信社とVAN社がインフラを構築している。
その中でもVAN社の場合、他移動通信事業者やVAN社にモバイル決済端末構築の機会を先行獲得されるならば企業競争力に大きい打撃になるため積極的な対応は必須であろう。

また、インフラ構築その他にも多様な形態の付加サービス開発の動きが存在する。このような動きはモバイル決済の顧客価値を一層高めてモバイル決済がクレジットカードを代替すると見られる。このような動きが顧客に多様な決済手段およびサービスを提供して選択の幅を広げて競争を通したサービスの質の改善という側面でポジティブな効果があると期待される。

◆モバイル決済は現金使用を代えることができるだろうか?

最近クレジットカード利用が持続的に急速に成長してはいるけれど、今は全体民間消費支出中クレジットカード利用の成長が停滞すると予想されている。その理由は全体消費支出中カードに転換可能な部分はすでに転換がされたし、残り部分は小額決済や、割引のための現金決済、移動式店舗などカード加盟店に登録されていない小規模店舗などの支出であるためだ。果たしてこのような現金使用分野での需要をモバイル決済で切り替えて市場の大きさ自体を育てることができるだろうか?

現金使用を代えるためには既にクレジットカードを使わなかった人々を使うようにする方法と、既にクレジットカードを使用できなかった所でカードを使えるようにする二種類方法が存在する。

既にクレジットカードを使わなかった人々はクレジットカードの発給を受けることができなかった顧客とクレジットカード利用自体がなじまなかった一部顧客だ。
電子マネーを利用した代替手段も存在したが、これはごく少数で現金決済が成り立つことがほとんどだった。しかし、今後クレジット購買が制限的だった子供、青少年を対象に電子お財布のプリペイド充電サービスを利用したモバイル決済が活性化されると予測される。過去にもT-moneyなどプリペイド充電を基に電子マネー利用が可能なことはしてたが、これはクレジットカード加盟店とは別にT-moneyインフラが構築されている所だけで使ったので使い道がきわめて限定されていて活性化が難しかった。
今後モバイル決済が電子お財布の形態に発展する場合、クレジットカード加盟店を利用できて活性化が容易だろう。過去チェックカード(デビットカードに似ているカード)の場合にもクレジットカード加盟店を利用することによって別途加盟店を利用していたデビットカードに比べて競争力を確保、急激に成長した事例が存在するためだ。

また、既にクレジットカードを使用できなかった所でクレジットカードおよびモバイル決済を使用できるようにして、現金使用を代えるようにする方法がある。このような分野には主に配達業者、移動式店舗など主に零細業者がほとんどを占める。このような企業等がカード加盟店契約をしなかった理由はひとまずPOS設置など初期投資費用がかかった。それによってできるカード会社に支払う手数料、売上追跡による税金など金銭的な理由のためだ。この中POS設置などの初期投資費用は店主が既に保有しているスマート機器を利用して別途のインフラ投資なしで簡単にカードあるいはモバイル決済を受けられるようにして費用を減らすことができる。カード会社手数料や税金などに対する追加的な負担による企業等のカード決済回避現象は当分持続することができる。しかし、既存市場の場合を見た時、このような現象は段々解消されると予想される。地元のいちばの場合にも高い手数料などでカード決済を避けてきたが、カード決済に対する顧客の持続的な要求とともに政府主導で大型マートとデパート水準以下の1.61.8%にした。カード会社手数料を一括的に引き下げて商人の負担を減らすことによって段々既存地元のいちばのカード決済が増えている状況だ。モバイル決済カード手数料問題もやはり政府とクレジットカード会社の協力を通じて調整されている。
零細業者を対象に手数料負担縮小などの問題が解決される場合、より一層モバイル決済の現金代替は活性化すると期待される。

◆モバイル決済関連情報・セキュリティー・イシューは解決することができるか?

モバイル決済の導入により顧客が持つ情報・セキュリティーのイシューは大きく二種類に分かれる。一つは、本人認証のわずらわしさだ。現在はモバイルでバンキングなどの金融サービスを利用するためにはそれぞれのアプリケーションごとに毎度コンピュータで公認認証書をコピーして移動させなければならない不便さがある。また、モバイルショッピングでの決済のためには該当サイトごとに本人情報、決済情報などを入力すべきなのに小さい画面でそのような作業をすることは非常に不便だ。

二番目は個人情報流出などセキュリティーの弱点関連恐れだ。スマートフォンはコンピュータと似ていてコンピュータの悪性コードやウイルスのようなセキュリティーの脅威が存在する。また、低価格のRFIDカード判読機およびハッキング・プログラムだけを持ってもRF技術を基盤とするクレジットカードあるいはパスポートなどに近づけばカード番号、満了期間などの情報が流出するいわゆるスキミング(Skimming)も海外ではすでに登場した状態だ。物理的に盗難される時使用停止の他には特別な解決策がないPlasticクレジットカードに比べてかえってモバイル機器が暗号設定、個人認証などの手続きによってより一層安全である意見もあるが、このようなセキュリティー事故が実際に頻繁に起きている点から推測してみるとこれに対する対策は明確に必要なものと見られる。

ところで、こういう問題はNFC基盤のモバイル決済になればたくさん改善されるものと見られる。なぜならば、NFC基盤のモバイル決済ではほとんどの主要個人情報、決済情報およびこれと関連した事業者の情報などがTSM(Trusted Service Manager)業者を中心に総合的に管理され、セキュリティーが強化されているためだ。個人情報などが過去とともに個別アプリケーションなどに保存されるのではなく、TSMが管理する。TSMSecure Element上に保存されることによってNFCを利用した決済時、別途の個人認証のような手続きが簡素化される。さらに、より一層徹底した管理も可能になるものと見られる。

その他、スマートフォン全般にわたったセキュリティの側面では全世界的に多様な企業等がスマートフォンおよびモバイル決済関連セキュリティ強化のためにたくさん努力している。韓国でも放送通信委員会はこのようなセキュリティ脅威に備えるために中長期‘スマート・モバイル・セキュリティ総合計画’を樹立して推進中だ。また、放送通信委員会の予測によれば2010年基準57億ウォン規模に過ぎない国内モバイルセキュリティ市場が今後2015年にはおよそ2,078億ウォン規模に達すると予想される。

このようにモバイル決済セキュリティ問題はスマートフォン全般のセキュリティと関連して多様な利害関係者によって強化されている。モバイル決済の成功のためにはこのような情報・セキュリティー・イシューから顧客をどれくらい安心させることができるのかが重要な要素になるだろう。

◆モバイル決済、今回は成功するだろうか?

モバイル決済の成功に対してはあまりにも多様な意見が多くて現在の状況で成功なのか失敗なのかに対しての予測は無理がある。
モバイル決済が持っている便利さなどに対しては多くの人々が共感している反面、過去モバイル決済導入時失敗事例とともに現在持っている決済習慣があまりにも固定されているという点も指摘する人々も多い。

しかし、利用可能な端末、多様なサービス発売などインフラ以外の側面ではモバイル決済が成功できる条件は全部取りそろった。
今は移動通信事業者と特にVAN会社の積極的なインフラ構築だけ速かに成り立つならばモバイル決済が現金、カードに続く新しい核心決済手段になる日が遠からずくるはずだ。