2011年6月1日水曜日

2011年 W20Update : SKテレコム、ブラジル4G通信事業に進出,SKT CPNS

今週もやります。W20Update

Galaxy S2の熱もまだ続く韓国。Googleの発表したGoogle Walletで一番有利な立場にいるのはおそらく韓国なんでしょう。この波を捕らえて一気に様々なアプリを開発できればNFCにおける圧倒的な地位を確立することも夢ではないです。全ての環境は揃っている訳ですから。今後はGoogle walletの動向にも注視していきたいと思います。

2011/05/18、電子新聞

SKテレコム、ブラジル4G通信事業に進出>

SKテレコムがブラジル4G移動通信事業に進出する。
517日業界によればブラジル情報通信部大臣は最近放送通信大臣会議参加のために韓国を訪問、SKテレコム高位関係者との面談を持ったことが分かった。
SKテレコム側は“SKグループレベルでブラジル政府と広範囲な協力を進行している”として“通信事業進出件はブラジル政府と現在協議中”と明らかにした。
ブルームバーグ通信もこの日ブラジル情報通信部大臣が“SK4G移動通信事業を目標にしている。政府は2.1GHz周波数を承認する予定”と報道してSKテレコムのブラジル移動通信事業進出の可能性を高めた。
実際、SKテレコムの端末機流通を担当するSKネットワークスは昨年ブラジル鉄鉱石業者のEBXにおよそ7億ドルを投資するなど協力関係を高めてきた。SKグループは情報通信技術(ICT)分野でもブラジルと協力を推進してきた。ブラジル情報通信部大臣の発言もこういう背景から出たと見られる。

これに先立ちSKテレコムは米国、中国、ベトナムなどに進出して事実上失敗したことがある。
去る2006年米国では仮想移動通信ネットワークサービス事業者(MVNO)のヒーリオを設立した以後2年ぶりに事業を撤退、2000年初めから中国市場進出のために保有した中国2代通信事業者チャイナユニコムの持分3.68%2009年全株売却した。ベトナム移動通信事業者のエスポンネットワークにも手をつけたが、同じ年事業を撤退した。
そのため、SKテレコムの海外進出戦略も投資負担が少ないモバイル決済、流通、金融などコンバージェンス事業群に限定して直接進出するより持分投資形式で海外事業を切り替えた。
しかし、ブラジル進出でSKテレコムが海外事業戦略を代理店拡大など現地市場を直接攻略する方式に回帰したのではないかとの分析が出ている。
これに対してSKテレコム高位関係者は“先に進んで報道しないでくれ”として“ブラジル政府と4G移動通信事業関連協議をしていることだが、結果は確定できない”と話して用心深い立場であることを表明した。

2011/05/19、電子新聞

SKテレコム、通信プロトコル技術世界標準確定>

韓国で提示した通信プロトコル技術が世界標準と認定された。
SKテレコムは518日国際標準化団体(OMA)から多様な機器間ネットワークアクセスを可能にするCPNS(Converged Personal Network Service)技術を国際標準で最終確定を受けたと明らかにした。
これは同じプロトコルを適用して携帯電話、PC、スマートTVPMP、デジタルアルバム、WiFiプリンタなど多様なデジタル機器を一つのネットワークに繋げることができるようにする技術で一つのM2Mとして見ることができる。CPNSを適用した機器はネットワークの種類と距離に関係なく中央CPNSサーバー一つで繋いで統合制御することができる。 たとえばCPNS技術を適用した家にTV、デジタルアルバム、デジタルオーディオなどを外部でスマートフォンと同じモバイルデバイスにて遠隔で制御することができる。

また家のデジタルアルバムに保存した写真を職場でスマートフォンでダウンロードすることができる。
スマート家電、uシティ、ヘルスケアなどコンバージェンス型ビジネスモデルを実現するのにも活用することができる。 総合病院でサーバーに登録したヘルスケア端末で患者の血圧数値を点検して適切な処方を下す形だ。
SKテレコムはOMAに参加しているサムソン電子、LG電子などその他企業と協力してCPNSを年内商用化する計画だ。
SKテレコム事業支援技術院長は“家電、メディア、ヘルスケアなど多様な種類のデバイスにネットワーク機能を搭載して個人が所持した各種機器を効率的に繋いでコントロールしようとする欲求が増加している”として"多様なコンバージェンス・サービスを創り出す環境を用意できるだろう"と見通した。

* DLNAよりもさらに柔軟なサービスが期待できそうです。

2011/05/18、電子新聞

SKテレコム、教育・学習教科書専門コンテンツ提供サービスをリリース>

SKテレコムはハンソル教育・斗山東亜など教育・学習教科書専門コンテンツ提供サービスの‘スマートセム’をスマートパッドとスマートフォン用で発売したと517日明らかにした。
スマートセムはSKテレコムとSKブロードバンドが共同開発したことで年齢と学年に合わせてコンテンツを選択、スマート機器で見ることができる。未就学児童向け、小学生向け、中学生向けのコンテンツがある。
SKテレコムはスマートセムから学習教科別・過程別目標を設定して月別達成度も確認できる。また、学年別担当先生と一対一質問もすることができると説明した。サポート可能な端末は7インチのGallaxy TabとアンドロイドOSのスマートフォンだ。8月からは10.1インチのGallaxy TabなどホニコムタブレットPCも支援する計画だ。
このサービスはT storeに接続して語学・教育カテゴリーで「スマートセム」アプリケーションをダウンロードできる。

2011/05/18、電子新聞

<フューチャーフォンにてアンドロイドアプリを楽しむ>

Fantalog Interactive(http://www.fantalog.com)はアンドロイドバーチャル化技術を基にNスクリーン環境でアンドロイドアプリケーションを利用できる‘AndroV’サービスを発売したと517日明らかにした。
AndroVはフューチャーフォン、ナビゲーション、PMPなど多様なデバイスでアンドロイドアプリを使える。また、サーバーでアプリケーションを駆動して携帯電話とPCTVなど色々な端末で同じアプリケーションを連続で使うNスクリーン環境を実現する。
これに伴い、アプリケーションを開発する時既存プラットフォームと端末依存度を最小化して開発期間と費用を改善することができると会社側は説明した。
今後移動通信端末だけでなくスマートTVやタブレットPC、セットトップボックスなどで適用環境を拡張、多様なウェブアプリケーションを駆動することができるようにする方針だ。パーソナル・クラウド・コンピューティングの基盤技術として発展させるという計画だ。
同社の代表は“AndroV発売でコンテンツを多様なデバイスとプラットフォーム環境から自由で連続的に使う一方開発期間と費用も効率化できるようになった”と話した。

* フィーチャホン-> アンドロイド 変換はあるけど、逆もありか。

2011/05/18IT News24

"携帯電話バーコードにてオフライン決済OK"'M-Tic'サービス発表>

Mobilians(www.mobilians.co.kr)韓国最初オフライン携帯電話決済サービス'M-Tic'オープンを記念して今月31日までオンライン携帯電話決済顧客2万人と新規加入先着順1万人にファミリーマートの千ウォン商品券を贈呈するイベントを実施すると518日発表した。

M-Ticは携帯電話にアプリケーションまたは、バーチャルマシン(VM)を設置してオフライン店舗でバーコードを実行させて簡単に決済できるサービスだ。決済された金額は翌月携帯電話料金に合算、請求される。
バーコードにはユーザーの認証情報が入っていて、暗証番号入力を通じて毎度新しい1回用バーコードを生成させて使うことになる。オンライン携帯電話小額決済をバーコードを通じてオフライン加盟店に適用させたシステムだ。
成人加入者はプログラムだけダウンロードすれば誰でも利用できてアンドロイドOSのスマートフォン、アイフォン、一般フューチャーフォンなどほとんどの端末機で使うことができる。
スマートフォンはAndroid Market, Apps StoreM-Tic検索後アプリをダウンロードできる。一般フォンの場合、WINC '1080'接続を通じてVMをダウンロードすれば良い。現在KTSKテレコムで使用可能で、LG U+も今月中に適用する予定だ。
現在のコンビニエンスストアのファミリーマート全国5千店舗の決済手段で利用可能だ。今後コーヒー専門店、パン屋、ファーストフード店など多様なオフライン加盟店を拡大する予定だ。



* ワンタイムバーコード?日本のスマフォンに入れれば韓国でもモバイル決済が可能?

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