2011年5月17日火曜日

2011年 W19 Update : 韓国でGalaxy Tab 10.1を5月に前倒し発売、KTとIBK電話番号だけで送金できるシステム開発

韓国でGalaxy S2が発売されました。その興奮が覚めやらむ中、今度はGalaxy Tabの第2世代、Galaxy Tab 10.1(おそらく8.9も)がiPad2の発売に合わせ、当初の6月末の予定を繰り上げ、5月に発売されることになりました。またPadでもアップルとサムソンの全面戦争となるのでしょうか?

2011/05/09、電子新聞

Gallaxy Tab 10.1今月出す...'アイパッド2と勝負'>

サムソン電子がスマートパッドのGallaxy Tab 10.1インチモデルを予定より1ヶ月ほど操り上げて今月発売する。先月末発売されたアップル‘アイパッド2’に対する戦略だ。
5月8日サムソン電子側は“今月Gallaxy Tab 10.1インチを発売するという目標に調整作業中”と明らかにした。当初発売予定時期は6月中旬になっていた。
サムソン電子が発売を操り上げたことは‘アイパッド2’が4月29日発売されるやいなや初度物量が消耗するなど独走体制を固めようとする雰囲気を早期に遮断するという意志と解説された。他のスマートパッド製造会社がアイパッド2熱風を避けて発売時期を遅らせることとは違って‘正面勝負’なので注目される。

Galaxy Tab10.1インチは、アイパッド2よりハードウェア仕様は若干高いが、価格は499ドルで‘アイパッド2’のような価格帯で決定されると発表された。
Galaxy S2’と同じようにサムソンの1.2GHzモバイルアプリケーション・プロセッサ(AP)のエクシノスを搭載する方案も検討中だと伝えられた。アイパッド2より速い速度を前面に出し、厚さは3月CITAにて発表した通りアイパッド2より0.2㎜薄くなった8.6㎜で維持される。重さも595gで601gのアイパッド2より軽い。カメラも全面30万,後面100万画素のアイパッド2より優れた全面300万、後面200万画素を装着すると予想される。
OSはグーグルホニコムを採択したが、独自UIデザインのタッチウィズ4.0を導入して他のホニコムスマートパッドと差別化を試みる予定だ。
サムソン電子は10.1インチに続き8.9インチ モデルも近い将来リリースする予定だ。

2011/05/12、電子新聞

KT "8月まで首都圏電車WiFi Zone完了">

 <地下鉄に設置されているWiFi ZONE機器>

KTは現在ソウル・仁川など首都圏電車の75%にWiFi Zoneを構築したと5月12日明らかにした。
同社は8月以前にはすべての首都圏電車にWiFi Zoneを構築する計画だ。
昨年9月から現在まで国鉄、ソウルメトロ1~4号線と9号線、仁川地下鉄、空港鉄道、Korail京春線・プンダン線・中央線・一山線など電車511台(4千730車両)にパブリック・エッグを設置した。
パブリック・エッグは携帯インターネットのWiBro信号をWiFiに変換して高速で走る車両の中でも無線インターネットを利用できるようにする装置をいう。

KT加入者は地下鉄駅に入る瞬間から地下鉄に乗って目的地まで行く途中切れることなくWiFiを利用することができるようになった。
KTは本来5月まで首都圏すべての電車にWiFi Zone構築を完了する予定だったが、5~8号線スクリーンドアとパブリック・エッグの間に電波混線など問題を解決するのに予定より多い時間がかかったと説明した。
スクリーンドアを作動する無線周波数はWiFiのような周波数帯域だから干渉現象で誤作動など事故を起こす恐れがあって事前テストと試験運営を経てパブリック・エッグを設置できたということだ。
首都圏と広域市のバス34個の路線436台にもパブリック・エッグを設置した。年内に1千500台に追加・設置する予定だ。



KT、紙クーポン必要ない'モバイルスタンプ'サービス開始>

KTは紙クーポンでないスマートフォンのモバイルクーポンで多様なサービスを利用できる‘モバイルスタンプ’サービスを5月16日開始した。
モバイルスタンプは近距離無線通信(NFC)を活用したことでNFCをサポートするスマートフォンで利用することができる。
このサービスはカフェbene563個の全国店舗で体験できる。KTは一日に1回ずつスタンプを7個獲得した顧客1万人にモバイル商品券(カフェbeneの3000ウォン)を支給するプロモーションを7月末まで実施する。
KT顧客戦略本部長は“モバイルスタンプをはじめとして私たちの生活周辺でNFCサービスにて生活パラダイムを向上させることができる多様なモデルを発掘中”として“今後も多様なサービス事業者がKTのNFCオープンプラットフォームでサービスを提供できる環境を用意する"と話した。

2011/05/16、電子新聞

SKテレコム"Gold in City"位置情報SNSサービス開始>

ソウルのミョンドンでパン屋を運営するキム氏は午後8~9時になると常に悩む。
今日作ったパンを全部廃棄しなければならないためだ。しかし、今後SKテレコムで新しく発売したサービスの‘Gold in City’を通じてお店周辺の携帯電話ユーザーに‘今日20時から21時まで今日焼いた食パン50%割引’というプロモーション案内を送信してこのような悩みを解決することになった。

SKテレコムはこのような位置情報SNSの‘Gold in City’サービス(http://goldincity.com)を発売すると5月16日明らかにした。
これは都市の中、お店や売場に隠されたベネフィットである‘金’を掘るという意味でユーザーは自分が訪問するお店を登録した後、サービス上の‘掘る’機能で該当地域で行われている各種プロモーションに参加することができる。
‘掘る’機能を通じて自分の位置をSNSに知らせることもできるが、これを通じてクーポンや割引情報を得ることができる。

例えばソウル、ミョンドンのAコーヒーショップを探してこのコーヒーショップの位置をSNSを通じて共有する事もでき、イベント機能を通じてちょうど近くのBドーナッツショップで割引プロモーションがあることを知ることになればB店舗に訪問して安い価格にてドーナツを買うこともできる。
本サービスは既存の位置情報SNSのように自分が訪問する場所をSNSを通じて共有するサービスを基本とするが、ユーザーがサービスを通じてイベントとプロモーションに参加できることを特徴とする。

SKテレコムは特にお店の店長がこのアプリケーションを活用してイベントなど多様なビジネスモデルを直接企画できるビジネス会員向けウェブサイト(http://biz.goldincity.com)も開始するという点で他の位置情報SNSサービスと差別化できると説明した。SKテレコム加入者だけでなくアンドロイドとアイフォンユーザも利用できる。なお、アップルのApps Store、SKテレコムのT Store、グーグルのAndroid Marketで本サービスのアプリ(GOLDinCITY)をダウンロードできる。SKテレコムはサービス発売と関連して5月23日までクリスピークリームドーナツを提供するイベントもする。

2011/05/17、inews24

'モバイルマネー'、銀行口座やバンキングカードなくてもスマートフォンにて振り替えや決済を迅速に>


韓国IBK企業銀行はKTと提携、モバイル電子お財布サービスの'モバイルマネー'アプリケーションを最近リリースした。IBK企業銀行は5月11日からCoexで開かれたワールドITショーのKTブースでこのサービスを試演した。
すでにスマートフォンで銀行口座照会をして振込をする'モバイルバンキング'は急速に広がっている。スマートフォンユーザーは自分が利用する主要銀行のモバイルバンキング アプリをダウンロードして手軽に利用している。

ところが、このようなモバイルバンキング サービスは当該銀行の口座を持ってなければならない。また、インターネットバンキング用の認証書を事前に登録しておいて使うことができる。バンキングをする度にセキュリティのために複雑な暗号とバンキングカードを使わなければならない。

今回IBK企業銀行が発表したモバイルマネーアプリはIBK口座を保有しなくても現金を充電して使用できるという点が特徴だ。銀行に口座がなくてもアプリ一つだけダウンロードすればお財布の現金のように使用できるわけだ。
IBK企業銀行関係者は"今回発売したモバイルマネーサービスは顧客のスマートフォンに仮想の口座を付与してスマートフォン一つだけでモバイル電子お財布の役割をするスマートフォン専用特化金融サービス"と説明した。
事前に自分が利用する銀行の決済口座を通じて自動充電手続きをしておけば充電限度内で多様なオン・オフライン加盟店で小額決済に便利に利用することができる。

モバイルマネーアプリは銀行口座を直接開くわけではないのでセキュリティ手続きもはるかに簡単で便利だ。
承認番号や同期化認証番号だけ確認すれば安全かつ手軽に現金を伝達して受けることができる。現金がなくて当日会費を出すことが出来ないチェ氏と同じ場合、IBK企業銀行のモバイルマネーアプリを通じて友人のフォンに認証番号を入力する簡単な手続きをすれば金額を伝達することができる。

アプリをダウンロードすれば電話番号で友人リストを同期化できる。複雑な口座番号を分からなくても電話番号だけで手軽に金額を伝達することができる。また、すぐそばにいる友人の場合、友人と機器を同期化した後金額を簡単に入力できる'フィンガータッチ'機能も提供する。

また、銀行キャッシュカードや口座さえなくても自動化機器(ATM)を通じて現金を引き出す機能も興味深い。
アプリに保存されているモバイルマネー充電残額を周辺IBK企業銀行ATMで現金で引き出しできること。
スマートフォンアプリで承認番号を発給、受けた後ATMで承認番号とPIN番号などを入力して現金で簡単に引き出すことができる。 金額の充電は設定により便利に自動充電をすることもできる。
IBK関係者は"現在KTと提携を結んでこのサービスを提供しているが、今後他の通信社にもサービス提携を拡大していく計画"と説明した。

<COEX ITSHOWでのKTブース実演風景:最後の数秒にATMからお金を下ろすシーンあり>

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