2012年11月11日日曜日

2012年W46(韓国番外編2) 大韓航空のA380

韓国大韓航空は2011年の6月17日より成田、インチョン間でエアバス社の総2階建A380の就航を開始している。
今回たまたま登場する機会があったので、簡単な試乗体験を報告します。

航空機の外観 9
大韓航空のA380

KE705便はインチョンを18:35分に出発する便です。A380に乗るのは初めてではありません。以前シンガポール航空、ルフトハンザ航空のA380便には搭乗したことがあります。本来遠距離便で採用される事が多い機種だと思いますが、成田ーインチョンという短距離(2時間程度)で就航する例は珍しいのではないでしょうか?現在の日韓関係を考えると登場率はおそらく大韓航空が期待したほどのものではなかったような気がします。
このKE705便はJALとの共同運航便でもあるので、JAL経由で予約が可能です。体験したいかたはJAL経由で利用してみてはいかがでしょうか?(JALのマイルがたまるので)

A380自体の感想は「超ハイテク」マシンだな。。という印象です。おそらくジャンボジェットの2倍弱程度の重量があると思われる(乗員数も1.5倍以上)のに、その離陸や着陸の感覚は驚くほどスムーズで、何よりも室内の騒音レベルが非常に低いことが印象的です。また、機体が大きくなったことで、エコニミークラスの足の前のスペース(シートピッチ)も広くなっています。(ユナイテッド航空のEconomy Plusよりも広い気がします)。同じ値段でこのシートピッチの広さは特筆ものだと思います。短距離では感じませんが、長距離になればこの足元の広さは直接疲労度と関係してくるでしょうね。(実際にシンガポールやドイツに行ったときはそうでした)

足元がかなり広いエコノミー席

これくらいのスペースがあればトイレに立つ際もお隣さんにそれほど気を使わなくてもいいですね。

キャビンも広々
最初にA380に登場したときは本当に感動しました。これが今の技術なんだなとつくずく感じました。
全てがスムーズ、静か、広さ。。。同じ値段ならやはり選びたくなりますね。
成田線での就航が今後も継続されることを願って。。。 

次はボーイングのハイテク機787に乗ってみたいな。Jamcoが世界で初めて実用化したという、ウオッシュレット・トイレがあるそうです。上空10000メートルでのおしりシャワーはどんな感じ?









2012 W46(韓国番外編1)カンナム(江南)スタイルとMarketO ブラウニー

2012年も気がつけばもう11月、余すところ1ケ月強となった。韓国も大統領選を控え連日大統領候補の行動に注目が集まる中、それ以上の話題を呼んでいる人物がいる。

Psy(サイ)という人物が躍る、歌う「カンナム(江南)スタイル」だ。内容はいたってシンプル。踊りにあわせてひたすら「カンナムスタイル」を連呼するだけなのだが、このPsyというさえない男の踊るダンスが圧巻。コミカルでもあり、K-POPも感じさせるノリで韓国国内よりも海外での話題が多いそうだ。
実際以下のYouTubeのPVは実に7億ものPVがある。。。


韓国チャートでも1位だが、アメリカのビルボード海外部門でも一位を獲得したらしい。
ひたすら「カンナムスタイル」を連呼することから、海外でもカンナム(江南)の知名度が上昇。
外国人観光客のホテル指名が江南に集中しているという珍現象も発生しており、江南で有名なCOEXのIntercontinental Hotelでは稼働率が2~3倍に上昇し予約を取るのが難しいそうだ。
更に、江南を世界的に有名にした功績から近くソウル市長、大統領から国民栄誉賞まで与えられるという噂もあるくらいだ。
実際にちょっと踊ってみたくなる、POPな踊りだ。

もうひとつ、最近の影なる流行が韓国のチョコレート(パイ)製造メーカー MarketO(オリオン社)のReal Brawnyがある。日本人観光客が指名買いするほどの人気だ。



マーケットオー(MarketO)リアルブラウニー(REALBROWNIE)80g(4個入り)韓国お菓子・韓国食品

値段もひと箱300円程度でおみやげにもちょうどいい。海苔のようにかさばることもなく、味もそこそこ。たぶん韓国リピータの中ではひそかなおみやげの定番になっている気がする。
既に、中国では大ヒットしているらしい。
韓国のメーカー(オリオン社)なのにパッケージはアメリカンなのもいい感じ。
チャンスがあればお試しを。

ちなみに楽天でも買えますよ。

2012年10月10日水曜日

W40 RFID/USN show 訪問記 Part3 <ゴミとNFC>

Part3は少し変わった取組みです。私の家の近所にもペットボトルの回収ステーションがあります。ペットボトルや空き缶をそのBOXに投入すると、ポイントがもらえる機械のようで、子供やお年寄りが良く利用しています。これはどちらかというとエコマシンですね。

今回の物は「ゴミとNFC」です。これも実際にソウル市で実験が始まっているもののようで、写真にあるように実際の”マシン”もあります。

ゴミの量に応じた課金をNFCで管理するBOX

原理はというと表にも書かれていますが、

1) (おそらく)プリペイド形式のNFCカードをかざす(残額が表示される)
  >十分な残額がある場合、ドアのロックが解除される
2) ゴミを投入する
3) 再度NFCカードをかざすと、投入されたゴミの重量と処理料金が表示される
4) また中央上にある表示にあとどれくらいゴミが入れられるか表示される

つまりNFCプリペイドを利用した、有料ゴミ処理BOXということですね。もちろんスマホ上のアプリでも利用可能のようです。(この展示はKTのブースなので、おそらくKTのスマホアプリと思われますが)。自分がどれくらいのゴミをいくらかけて捨てたか?が明らかになるので、ゴミの削減意識を高める効果を狙っているようですが、自分の捨てたゴミの履歴ってあんまり取っておきたくない気もします。。。
ちなみにこのBOXは通信で管理センターに接続されていて、どこのBOXがどれくらいの量使用されているかを把握して、満杯になったら回収しに行くしくみのようです。


こちらの装置はもっと大がかり
取組みとしては面白い気もしますが、お金払ってわざわざこのBOXにゴミ捨てに来る?もし義務化されてしまったらなんか不法投棄が増えそうな。。気もします。

でも、なんでもやってみよう精神にはおおいに感服です。(意外とうまくいくかも)

2012年10月7日日曜日

W40 RFID/USN show 2012 訪問記 Part2<大学編>

Part1 続き、Part2です。RFID/USN NIPAブースで見たNFCアプリケーションで、大学における応用例です。

<学内でいつでも、どこでもレポートをプリントアウト>

(クラウドベースのプリントサーバー・サービス)

最近ではビジネス環境と同様、学生も自分のスマートフォンやタブレットを学内で使用する機会が増えてきました。そこで問題になるのは作成したレポートや資料のプリントアウトです。
学校のPC室であれば専用のプリンターがあり、いつでもプリントアウトができる。しかし自分のスマートフォン、タブレットではそうはいかない。
そこで開発されたのが、いつでも、どこでも自由にプリントアウトができる、クラウドベース・プリントサービスだ。更にスマホのもつNFCを個人IDとして利用することで、個人の認証、課金等を行うことが可能となった。

キャノンの複合機とNFC R/Wで構築した個人クラウドプリントサービス
利用の手順はこうだ。

1. スマートフォンから、WiFi越しに利用可能なプリンターを探す
2. ターゲットのプリンターに出力をする
3. ターゲットのプリンターに出力を取りに行く(上記の写真)
4. 右上にある、NFC R/Wに自分のNFCスマホをかざす(事前の登録が必要)
5. かざしたIDをリーダが読みとり、センターにて認証を行う。
6. 認証されるとクラウドプリンターサービスのDBにスプールが開始される
7. 再度スマホをかざすと課金が可能な場合、プリントアウトが開始される

同大学では、このようなプリンターがキャンパス内に数か所あり、また別の場所にあるキャンパスにも設置されている。一度スプールされたデータはクラウド上に保管され、いつでもNFCスマホをかあすだけで再印刷が可能だ。



デモ映像


同様にキャッシュレスサービスとして、NFCを利用した、セルフレジも利用されている。

NFCを利用したセルフオーダ、支払システム
 同サービスはともに大学で実践されているものであるが、形を変えればすぐにでもビジネスに応用できる実用的なサービスだ。

W40 RFID/USN show 2012 訪問記 Part1

日韓の微妙な時期に韓国で開催されたRFID/US ショウを訪問してきました。
竹島問題以降、訪韓する日本人が減少しているという話でしたが、飛行機の混雑は以前と変わりません。

江南のCOEX展示場で行われたRFID/USN ショウ

携帯電話加入者数5000万のうち現在でも60%以上がスマートフォンユーザである。昨年発売された
Galaxy S2を始め、新たに発売されるスマートフォンにはほぼNFCが搭載されている。世界でも最もNFCスマホが普及している国と言ってもいだろう。
NFCをインフラごと次の外貨獲得手段としたい韓国政府としては、今までも様々な形でNFCの普及を後押ししている感がある。「明洞のNFC実験」「メガボックス映画チェーンにおける実験」「インチョン空港における電子旅券」「ヨス万博おけるNFCの利用」等様々である。

ただ残念ながら、これは!というキラーアプリ、サービスはまだ登場していない。今だ暗中模索状態と言っていいだろう。そんな中で開催されたRFID/USNショウでは様々な提案がなされていて、NFCも第2段階に入った感じだ。

<意外とこんな地味なサービスが受けるかも>

NIPAと言われる政府機関が講演するブースには様々なNFC関連アプリケーションが展示されていた。

NFCアプリを集中的に展示
         新世界デパートで実施されているNFC電子領収書デモ

<本年5月31日よりNFC P2P技術を利用した電子領収書の発行が可能に>
 
知識経済部は、531、「u-IT新技術検証拡散事業」つとして行っている「電子領収書事業者」として選定された新世界デパートめてサビスを開始したと発表した。
電子領収書システムは、収書電子形式で、スマトフォンに発行し、収書がなくても商品交換返金可能になるようなシステムである。
知識経済部は、電子領収書ビスを利用するには、NFC機能に対応しているスマトフォンで専用アプリケションをダウンロドした専用決済にスマトフォンをするといと共に電子領収書を受けると説明した。 Androidスのスマトフォンのユはすぐに利用でき、iPhoneのユは、今年12からサビスを利用することができる。
電子領収書ビスは、来年5まで12対象験運営されて、来年末までに新世界デパト、普光ファミリトのがる予定である新世界デパートは京機店(竹田)で、10所へ普光ファミリトは、12所から国の6,500拡大される。

以下はファミリーマートバージョン

P2P専用リーダ(右側)を設置

経済知識部は試験的に2社のSI(システムインテグレータ)を指定。新世界デパートを担当しているのがUbivelox社、ファミリマート(現在C&Uに名称変更中)を担当しているのがBGFリテール社である。

本電子領収書の導入に関しては当初、財務省の反対があったという。理由は電子領収書の証拠や記録機能、改ざんなどに関しての懸念があったようだが、逆に電子領収書を発行時に財務省のアーカイブに記録することで、これらの問題を解決している。更に韓国では既に国民番号制度があるため、ユーザが本電子領収書を利用するためには自信の国民番号を入力する必要がある。つまり、財務省アーカイブに記録されることを「承認」していることになる。一見財務省の利便性のように思えるが、ユーザにもメリットはある。税務申告の際には領収書を添付する必要がなく、また保存する義務もない。国民番号で全て電子的に管理されているからである。思うにこのような取り組みが「電子政府」や行政サービスの基本になっているのであろう。

電子領収書はNFCにとってP2Pという機能を生かした、今すぐ実現できる意味のあるソリューションとして今後有望なサービスになっていくであろう。もちろん、受け取るものは「領収書」に限らず「クーポン」、「スタンプ」、様々な「会員限定サービス」、「写真」などなど応用範囲は広い。

今後の展開が楽しみだ。





2012年5月20日日曜日

(韓国番外編)2012年 W20 麗水(ヨス)国際博覧会(EXPO)に行ってきました

気がつけばもう5月、今年のBlogはまだ2つ目?
前回投稿した、麗水(ヨス)EXPOでのNFC実験を取材に行きました。EXPOは5月12日より開催されており、日本人としてはたぶん早い方でしょうね。

<あまりにも遠い麗水(ヨス)>

ソウルからヨスに行く方法はいくつかありますが、一番早いのはKTX(高速鉄道)を利用する方法。今回のEXPOに合わせてKTXにYOESU EXPO駅ができました。それでもソウルからヨスまでは3時間半もかかります。当日朝8時に出て、会場いついたのはもう11時半過ぎ。。この時点ですでにお疲れです。

KORAILが誇るKTX高速鉄道(TGV系の車両)

今回のEXPOに合わせて新設されたヨスEXPO駅

<超特大マルチスクリーンに感動>

駅から一番近いGate3から入場すると、そこがデジタルメディアゾーン。ちなみに入場券は事前にネット上で購入するか、当日購入することになっている。カード型の入場券は(手持ちのgalaxy Nexusで読むと)Type AのMifaire タグが埋め込まれているようだ。ちなみに当初予定されていた(NFC対応)スマホでのダウンロード型入場券の企画は当日に間に合わなかったようだ。(これはNFC実験のひとつの目玉と思っていたので。。かなりがっかり)

NFCに対応した入場券読み取りゲート。特にそれ以外の機能はないようだ

天井一面に張られたLCDパネルの画像

自分の写真を撮ると巨大なクジラに自分の写真がアップロードされる

この巨大LCDスクリーンはNFCとはなんら関係ないと思われるが、とにかく大天井を覆いつくすLCDのパネルが一枚の巨大パネルとしてスクリーンになっている。おそらくLGの技術ではないだろうか。。訪問した人は間違いなく注目し、感動するはずだが、本EXPOのテーマである環境との共生、グリーン。。エネルギー。。のテーマからするとはたしてこれだけのLCDを駆動するための電力はどれほどのものだろうか?と電力に敏感な日本人は思わず「もったいない!」と叫んでしまった。

たとえば「この電力はすべて会場内のメガソーラからの電力で賄っています。。」的なおちがあればよかったのだが。。。

今回のEXPOはなんとなく韓国国内を対象にしているようだ。それもヨスの近隣都市に対してヨスをPRするかなり内向きなイベントの印象が強い。特にインフラ整備の一環と言ってもいいかもしれない。各パビリオンは斬新で目を奪われるが、事運営や中身、コンテンツについてははっきり言って未熟な感じを受ける。おそらく同類の愛知万博とは全く質が異なるだろう。

万博の目玉:水族館(韓国には水族館が少ないらしい)

八景島や沖縄ちゅら海水族館でおなじみの水中トンネル


振り返ってNFC実証実験で掲げていた以下の事項は?

1) NFCモバイル入場券 ×
2) スマート駐車場 ×
3) NFC Wall ×
4) NFC Audio Guide ○
5) パビリオン予約 ○
6) 情報KIOSK ○

決済系にはNFCは利用されていなかった。

NFC(入場券)を利用したパビリオン予約システム


総じてみれば、目的であったNFC実証実験の取材は期待はずれのものだった。やはり今年の2月に実験を企画し、3ケ月の期間ではあまりにも時間がなさすぎたのではないだろうか?せっかくの実験フィールドなのにもったいない感じだ。

夜8時50分のKTXに乗車し、ソウル駅についたのは午前1時過ぎだった。。さすがに日帰りはきついな。
それでもヨスEXPOに行ってみたい方は以下を参照下さい。

http://jpn.expo2012.kr/main.html


2012年2月14日火曜日

2012年 W7 世界万博で計画される大規模NFC実験 麗水(Yoesu)

気がつけばもう2月になっていました。。本年第1弾の話題は韓国麗水(ヨス)で5月から開催される世界博覧会(万博)です。会場は海に面し、海をテーマにした自然との共生をテーマーにしています。
明洞のNFC実証実験に続き、この万博でも大規模なNFC実証実験が行われることが発表されました。

麗水万博 概要



2011/02/08、アジュ経済新聞

<麗水(ヨス)世界博覧会で世界最初に博覧会にNFC技術を適用したIT応用サービス実現>

‘生きている海、息をする沿岸’という主題で開かれる麗水(ヨス)世界博覧会(2012.5.12~8.12)は韓国や海外観覧客およそ1,200万人が訪問すると予想、今年最大規模の国際行事だ。

麗水(ヨス)世界博覧会組織委員会、韓国放送通信委員会、移動通信会社(SK Planet、KT、LG U+)、カード会社(新韓カード、KB国民カード、三星カード、ロッテカード、ハナSKカード、イビカード)、ソリューション会社(AQ Corporation、QnSolve、Ubivelox、MtekVision、Solacia)、韓国インターネット振興院など全17機関は世界最初に博覧会にてNFC技術を適用して多彩なIT応用サービスを実現する予定だ。

今回の協約(MOU)を通じて参加会社はスマート博覧会を実現するための多様な試験サービス発掘に拍車を加える計画だ。
特に麗水(ヨス)世界博覧会ではNFC技術を適用したモバイル入場券、NFCモバイル決済、スマート駐車場、展示館音声案内(Audio guide)、多様な商品を簡単に購買できるNFC Wallなど博覧会場内どこででも多様なNFC応用サービスを利用することができるように推進中である。
また、博覧会でこのようなサービスが実現される場合、全世界に国内NFC技術を知らせることができるPRできる場として活用される見通しだ。

NFC自動ゲートのデモ
 <NFCモバイル入場券>
麗水(ヨス)世界博覧会の入場のために利用者が長く並んだり待たなければならない不便を最小化するためにモバイル入場券導入を推進する。
別途の改札口(Fast Track)を通じて早い入場サービスが提供されると期待される。

<スマート駐車場>
麗水(ヨス)世界博覧会は毎日およそ10万人が訪問すると予想されて全40万台の車両を駐車できる駐車場6ヶ所を用意したが、広い駐車場空間で一度のタッチだけで自分の車両位置を簡単に確認できるNFC基盤のスマート駐車場サービスを準備中だ。

<モバイル決済およびスマート注文>
スマートフォンにて簡単に決済できるNFC決済サービスを麗水(ヨス)世界博覧会内の300個の計算台に適用する計画だ。
レジで並ぶ必要もなくテーブルで便利に注文できるスマート注文サービスも利用者に提供する予定だ。

NFC Wall>
特定空間の壁に該当商品の情報を入れたNFCタグを活用して麗水(ヨス)特産品などを購入できる‘NFC Wall‘の実現を推進して、NFCタグ基盤の仮想ストアを提供すると期待される。

NFC基盤音声案内:Audio guide>
麗水(ヨス)世界博覧会内アクアリウム、韓国館などの展示館の個別展示項目にNFCタグを付着してスマートフォンにてタッチ時、展示関連情報、多国語音声案内サービスなどをモバイルで提供する予定だ。

<その他>
ブレスレット形態のNFCタグに名前、保護者、連絡先などを入力した迷子探しサービス、麗水(ヨス)世界博覧会主要行事日程、地図、交通、宿泊情報を提供するメディアポールなど多様なNFC応用サービスを通じて国内外訪問客に便利な博覧会の観覧になるようにする予定だ。

麗水(ヨス)世界博覧会NFCモデル事業は明洞(ミョンドン)NFC Zoneで蓄積された経験を基にしてモバイル決済それだけでなく、NFC技術を通した多様な応用サービスを適用することによって国内NFC市場活性化に大きく寄与する。

麗水(ヨス)世界博覧会組織委員会カン・ドンソク委員長は“私たち皆の知恵と力を集中して博覧会を準備すれば麗水(ヨス)世界博覧会は必ず成功する。博覧会場にNFCサービスを全面導入することによって我が国がIT強国であることを確認する場として確信する”と強調した。

放送通信委員会キム・チュンシク常任委員は“麗水(ヨス)世界博覧会NFCモデル事業が国内IT技術力を世界にリリースすることができる絶好の機会で、麗水(ヨス)世界博覧会を契機に国内関連企業等が海外進出基盤を用意すると期待される”として“放送通信委員会が今年7代スマート新産業中の一つでNFCを選定しただけにNFCサービス市場の活力を向上して未来新成長動力として育成するために持続的に努力する”と明らかにした。


2011年12月21日水曜日

2011年 W50-3 スマホのNFC対応に合わせて続々登場する独自サービス : ETRI、共通規格技術開発…'電子領収書'時代

いまや、NFCの利用技術では一歩先をゆく韓国から、続々登場するアプリやサービスに興味深々です。

 
2011/11/28、デジタルタイムズ
ETRI、共通規格技術開発…'電子領収書'時代来る>

モバイルカードの発売に合わせて紙領収書を代える電子(スマート)領収書時代が来る。
クレジットカードの決済証拠書類の紙領収書を発給せず、電子領収書形式でスマートに決済現況を管理することができるようになった。

韓国電子通信研究所(ETRI)はBCカード、KT、SK Planet社などと共同で紙領収書の発行及び保管の必要ない'スマート領収書共通規格及び関連技術'を開発したと11月27日明らかにした。

今回開発されたスマート領収書技術は加盟店に設置されたNFC決済機とユーザーのスマートフォンだけでサービスが可能だ。

顧客は自身のスマートフォンを決済機に接触すれば決済が行われて電子領収書にて発給を受けることになる。既存紙領収書に比べて早くて便利に利用することができる。
現在スマートフォン等を通して一部サービスされている既存モバイル領収書技術は特定移動通信社と一部カード会社のクレジットカードを使う場合にだけ提供されてきた。

この技術を利用すれば使われた決済手段、カード会社及び移動通信社に関係なくNFC決済機が設置された全ての加盟店で決済をすることになり、電子領収書の発給を受けることができる。

特に、技術標準院で国家標準化(KS)手続きを踏んでいる韓国型モバイルカードの技術規格と連動できるように開発された。移動通信社が保有したモバイル規格と連動試験も無事に終えた。

ETRIとBCカードなど共同開発業者は現在の電子領収書規格を検証するための試作品開発を完了した。11月28日ソウルのコエックスで開かれる'知識情報保安R&D展示会'に公開する予定だ。(http://www.isecconference.org/2011/

来年上半期中関連技術に対する標準化作業と商用化に必要な追加技術開発を終える予定だ。
顧客のスマートフォンに蓄積された電子領収書を確保して消費パターン、好きな商品、生活空間などの個人消費情報を外部サーバーに流出しないでスマートフォンにて直接抽出・加工及び分析する新しい付加サービス形態の'個人秘書サービス'を提供するプラットホームを開発している。

チョ・ヒョンスクETRI知識情報保安研究部長は"電子領収書技術開発にて紙領収書発行に伴う資源浪費と個人情報流出などの問題がある程度解消される"として"無プラスチッククレジットカード、無プラスチックメンバーシップカード、無紙クーポン、無紙領収書のグリーン決済時代が近づいている"と話した。

一方、今回の研究成果は韓国知識経済部のモバイルID保安及びプライバシー保護のためのSmart Wallet開発課題の支援を受けて遂行された。

BCカード電子領収書

2011/11/21、電子新聞
SK Planet㈱、"中小規模のカフェもモバイルクーポン発給">

SK Planet㈱はモバイルお財布サービス'Smart Wallet'に紙クーポンを代える'スタンプ'サービスを追加して11月21日から提供すると明らかにした。

これに伴い、町のカフェなど中小規模の店舗でもSmart Walletを利用して既存の紙クーポンをスマートフォンにてモバイルクーポンで発給できることになった。

利用希望の業者は店主用ウェブサイト(biz.SmartWallet.co.kr)にお店情報と提供内容を入力すれば固有のスタンプメンバーシップカードを発給することができる。



例えば'スタバミスリ'という中小お店ではSmart Walletのスタンプサービスと提携して'5杯を飲めば1杯を無料であたえる'クーポンサービスをスマートフォンで発給することになる。

加入者はSmart Walletで該当お店のスタンプメンバーシップを検索してダウンロードした後、該当お店に行ってスマートフォンを専用端末機にタッチすればスタンプサービスを利用することができる。

'Smart Wallet'はハッピーポイント、CJ ONE、ロッテメンバーズなど大型提携社のメンバーシップカードを一つに集めてスマートフォンに搭載したサービスだ。
全国に流通ネットワークを持つ大型企業等が主に参加してきた。

同社コマース事業部長は"最近スタンプメンバーシップが中小事業者の顧客確保と売上増大に実質的に役に立つと期待する"として"今後も提携社と機能を拡大して加入者に差別化されたモバイルお財布サービスを提供する"と話した。

2011/11/23、電子新聞
SK Planet㈱、NFCモバイルカード割引クーポンプロモーション実施>

SK Planet㈱は11月23日から来年2月9日まで明洞(ミョンドン)でNFCモバイルクレジットカードを利用する顧客に3000ウォン相当の割引クーポンを提供するプロモーションを進行する。
クーポンはカフェベネ、ファミリーマート、GS25等'NFC明洞(ミョンドン)ゾーン'の35個加盟店で利用することができる。

明洞のNFC ZONEで使える
2011/11/17、電子新聞
KT、QRコードモバイルスタンプサービス開始>

KTはNFC方式にすべてのスマートフォンで使用可能なQRコード方式を追加した'モバイル スタンプ'試験サービスを50個の中小加盟店に提供する。スマートフォンにて各お店のNFCタグとQRコードを読めば割引、クーポンなど多様なメリットが与えられる。

QRやNFCでスタンプを集めると特典が
2011/11/24、Financial News
BCカード、次世代モバイルカードサービス開始>

BCカードが次世代モバイルカード事業のスタートを公式宣言した。

BCカードは11月24日ソウル、ウェスティン朝鮮ホテルで次世代モバイルカード事業スタート記念式を行ってウリ銀行など11社の会員会社関係者及び韓国電子通信研究所(ETRI)等関連機関の関係者が参加した中で今後の事業戦略を説明した。

普通のモバイルカードはプラスチックカードの無線取引機能を携帯電話に移してきたものだ。しかし、BCモバイルカードは電子財布アプリケーションと連動されてカードのリアルタイム発行、解約、照会などサービスを無線にてサポートする。また、既存モバイルカードの場合、インターネットのショッピングモールなどオンライン加盟店使用が制限的だったが、BCモバイルカードはオンライン加盟店利用時にも決済可能だ。

BCカードは今回の次世代モバイルカード導入と共にキオブ銀行、ウリ銀行、テグ銀行、キョンナム銀行を始め既存プラスチックカードをモバイルカードに転換、発行して使うサービスを開始する計画だ。
また、来月の初めにはKTと提携して通信に特化された次世代モバイルカードを発売する予定だ。

BCカード関係者は"BC次世代モバイルカードは誰でも参加できるオープン型プラットホームを目指している"として"オン・オフライン決済加盟店拡大及びクーポン、メンバーシップ統合サービスなど新しい決済サービスを拡大していく"と話した。


2011年 W50-2 UnionPay Moves Forward on NFC microSD launch with Big Chinese Bank, No Telcos

UnionPay Moves Forward on NFC microSD launch with Big Chinese Bank, No Telcos 

NFC Times 12月6日の記事からです。

http://www.nfctimes.com/news/unionpay-moves-forward-nfc-microsd-launch-big-chinese-bank-no-telcos



なかなか刺激的な見出しですね。この話題については私もbusinessnetwork.jpで取り上げています。


【第11回】中国のモバイル決済を制したのはNFCか、中国移動が推進する独自規格RF-SIMか?

このNFC Timesの記事は私の書いたものを裏づけするものですね。これでいよいよ世界最大の移動通信事業者China MobileとChina UnionPayの正面戦争が始まりそうです。
この動きは少なからず、China MobileとNFCでアライアンスを組む,韓国のKTや日本のNTTdocomoにも影響を与えそうです。
このプロジェクトでは、SIMとNFC間の通信方式である、SWP(Single Wire Protocol)をmicroSDカードにも適用し、SD-SWPを標準化させようとしています。

CUPは全方位でNFCをサポート
NFC対応のために開発した100ドルを切る、安価リーダ端末


一方で、最近GSMAが発表した以下のような記事もあります。

通信キャリア45社が NFC 対応 SIM カードの標準化に賛同、ソフトバンクも参加

http://japanese.engadget.com/2011/11/17/nfc-sim/

これは携帯通信事業者の団体である、GSMAが早期にNFC/SIMを標準化したいとも思惑があるものと思われます。来年の2月末にはスペインのバルセロナでGSMAの総会でもある、MWC(Mobile World Congress) 2012が開催されます。通常ここでは大きな発表が行われますから、それに向けた伏せんとも見えます。
ただし、China MobileやChina UnicomもChina UnionPayの影響力は無視できるとも思えず、いずれはmicroSD方式でのNFCも認めざるを得ないのではないかというのが私の見方です。

一方で着々と準備を進めるGoogle Walletの動向も気になります。Google的には、キャリア依存(SIM)でもなく、microSDでもなく、NFCチップそのものにSEを搭載したユニバーサル端末を開発することで、一機にNFC決済の主導権を握ることが可能になります。むしろ注視すべきはこちらの動きなんでしょうね。

2011年12月20日火曜日

2011年 W50 KSCCが進めるNFC交通カードの海外利用<EACOPS>構想

今年も残りわずかとなりました。ここに来て北朝鮮のキムジョンイルが死去するなど、2011年は激動の一年でしたね。。ってまだ3週間あるので、この間にまだ事件が起きる可能性はありますが。。。恐ろしい。。。
トピック的にはNFCが盛り上がってきた1年でもありますね。そこでNFCネタをさらにひとつ。
NFCが盛り上がる以前から、NFC(非接触カード)を利用した、海外で利用可能な交通系カードの実現に向けた検討が行われていたんですね。今となれば是非実現して欲しいものです。何しろ、空港について一番最初に必要なのは移動系ですから。。

韓国のKSCC(Korean Smart Card Corp : 韓国スマートカード)社は2007年よりEACOPSを推進している。KCSSは韓国でNO.1の交通系カード「T-Moneny」を発行、運営する会社。
EACOPS : East Asia Common Payment Scheme - 東アジア4ヶ国、韓国、日本、香港、シンガポールの交通カードサービス運営会社の協議機構。교통카드서비스운영사 협의기구, 회원사 한국 KSCC ,일본 Surutto Kansai,홍콩 Octopus,싱가포르 EZ-Link
韓国はKSCC, 日本がSURUTTO KANSAI, 香港 Octopus, シンガポールEZ-Linkが参加している。

つまりはKSCCが東南アジアでの非接触系 標準交通系カードを目指して積極的に活動しているというお話です。注目すべきは日本からもSurutto kanasai(Pitapa)が参加していることでしょうか?
確かに同社のWebページではT-Moneyプラスチックカードを販売しています。
http://www.surutto.com/conts/ticket/seoulcitypass/index.html

T-Moneyの例


日本で事前に購入して行けば韓国ですぐに利用できる訳ですね。今後これがスマホ等でも可能になるのでしょうか?日本で事前にアプリをDLし、ある程度の金額を入れて韓国に持ち込めば、即利用できればとても便利ですね。
実際に韓国国内ではGalayx S2で既にT-Moneyが利用できます。単純に同じしくみを海外でも実現すれば実現可能のように見えます。日本でもNFC対応のスマホにT-Money対応アプリをダウンロードし、自分のクレジットカードから5000円分をT-Moneyに充電すればいいわけですね。
最近は特にソウル市内の電車、バス等はほとんどがこのT-MoneyやCashBeeというようなNFCカードが標準となりました。むしろこのカードがないとその都度切符(一回券)を購入することは相当に面倒です。というのも、一回券でもデポジット(保証金)が取られるため、降りた駅でデポジット分を専用の機械に入れて取り戻さないといけないので、面倒くさいとそのままとりはぐれになってしますのです。
ところで、この構想は韓国へ行く観光客にはとても便利でメリットがありそうですが、韓国から日本に来る観光客は同様にT-Monenyカードやスマホアプリを利用して電車やバスに乗れるのでしょうか?
おそらく、難しいでしょうね。。そこがフェリカである限り、海外のスマホがフェリカチップに対応したものでないと。。おそらく買い物はいけそうです。処理速度をそれほど求められない決済等であれば利用できそうですが。。
事実このEACOPS構想は2010年にも実用化を目指す予定でいたものが、いまだ開始されていません。ただし構想としては大変興味深いもので是非実現をしてもらいたいものです。

2011年12月12日月曜日

2011年 W48 明洞アプリで日本人も明洞で、NFCアプリが利用可能に?

W46でお伝えした、明洞アプリの続報です。
実は既に日本語版があります。NFC非対応のスマホンでどれくらい効果があるか疑問ですが、画面を見る限り、NFCには全く依存していない作りにように見えます。単に明洞観光アプリ的にできているようです。もちろんNFC ZONEに賛同している店舗も紹介がありますが、それ以外も結構あります。

普通に使って便利なアプリではないでしょうか?ただし、利用するためには3Gデータが必要なので、知らないで使っていると高額パケット代が請求されることにもなりかねません。明洞エリア専用の無料WIFiとかあれば完璧なんですけどね。

ざっと以下のような画面があります。
トップ画面も日本語
各店舗のレビューも見れます
気になったら地図で場所を確認  
条件を絞込み、検索も可能  
更に詳細情報も  
ナビゲーションもしてくれます  

と、普通に便利な機能ですが、くれぐれも、3Gデータ通信になりますから、パケット代には注意が必要です。一日定額等を使えば安心ですが、指定のキャリア(電話会社)に設定されていないと無効なので、注意が必要です。

ちなみに私は韓国で契約したGalaxy S2を持っているのでパケ代は気にしなくていいですが。。WiFiがあると使えますよね。今後関係機関に進言してみます。もちろん、NFCでのクーポンの受取等はオフラインなのですが、そこに導入するまでに3Gが必要なんですね。。