2011/01/20、電子新聞
<KT“東北アジア通信スマートベルト構築”>
韓中日3国間無制限データローミング商品が3月発売、国内通話料水準の音声ローミングサービスも提供される展望だ。また、アジアアプリケーションストアも構築される。
KTは中国のチャイナモバイル、日本のNTTドコモと戦略的協力関係を結んで、韓中日間自由ローミングゾーン構築とコンテンツマーケット連動、スマートフォン共同開発等を通した東北アジア通信スマートベルト構築について1月19日明らかにした。
3社の韓・中・日間自由ローミングゾーンが構築されれば、3社の顧客は各国のWiFiネットワークを国境に関係なく無料で使うことができる。また、音声と3Gを活用したデータサービスを国内通話料水準で受けることができるようになると見られる。
KTはWiFiネットワークのカバレッジを拡大できる独自技術である‘ステルス(Stealth)WiFi’をチャイナモバイルとNTTドコモに提案した。
これと共に3社はコンテンツマーケット連動を通じてアジアコンテンツルネサンス時代開く。各社オープンコンテンツ マーケットを連動して約6億5000万人の顧客が利用できるアジアアプリケーションストアを構築するという構想で、名称は‘OASIS(One Asia Super Inter-Store)’が有力だ。アジア文化圏に適合したアプリケーションおよびコンテンツが生産されるオープンマーケットを作るという狙いだ。
すでにKTとNTTドコモは昨年アプリケーション交流テストを完了。
△日本の‘英語・日本語・中国語・タイ語’等会話アプリケーションをKT顧客が利用できる
△韓国の‘SOM(Secure On Mobile)’アプリケーションを利用してNTTドコモ顧客は紛失した端末を遠隔で制御することができる。
また、3社は新しい形態のコンバージェンススマートフォンを共同企画、差別化された端末を顧客に提供する計画だ。 共同開発される次世代スマートフォンは多様なサービスを利用できるように開発を議論している。関連サービスプラットホームの共同企画および開発も進行する予定だ。
イ・ソクチェKT会長は“今回の締結は韓国顧客にはより大きい恩恵を、通信事業者には無限の競争力を約束すること”としながら、“長期的観点の協力だけでなく短期の協力プロジェクトの成功事例を作る”と明らかにした。
チャイナモバイル会長は“3社間協力締結で顧客により豊富なサービスを提供できて次世代移動通信技術の変化と発展を推進して通信事業の価値を向上できること“と話した。
山田NTTドコモ社長は“グローバル観点での顧客便宜、次世代技術協力、プラットホーム共通化などの活動により東北アジアの通信事業発展に寄与する“と話した。
※ステルス(Stealth)WiFi
既存モバイルのインビルディングインフラ(電線、アンテナ)を利用したWiFi設置方法でモバイル事業者がWiFiネットワークを設置する新しい技術だ。
2011/01/17、電子新聞
<ネクソスS今月末SKテレコムで販売>
最新アンドロイドOSのジンジャーブレッド(2.3)を搭載したグーグルのレファレンスフォン'ネクソスS'が早ければ今月末韓国で発売される。
1月16日関連業界によれば昨年末電波認証を受けたネクソスSが今月からSKテレコムのネットワーク連携テストに入る予定だ。
ネットワーク連携テストは端末が移動通信会社ネットワークに適合しているか評価する試験として移動通信キャリアが製品を市場に出す直前最後に実施する点検だ。
早ければ今月末や来月の初め韓国でネクソスSをSKテレコムを通じて購入できる。
ネクソスSはグーグルの二番目レファレンスフォンでグローバル1000万台を販売したサムソン電子のギャラクシーS技術力に最新アンドロイドOSジンジャーブレッドが最初に適用されたスマートフォンだ。
コールドブーティングまでかかる時間は約16秒で以前2.2バージョンに比べて2倍程度はやくなった。高画質動画ローディング時間も約1秒で改善された。画面転換や3Dゲーム駆動もはやい実行が可能だ。
ネクソスSは4インチ、スーパーAMOLEDディスプレーを搭載してギャラクシーSのようだが、画面全面を曲面で加工した'Curved Glass Design'を世界最初に実現した。また、近距離無線通信が可能で電子決済など多様に活用されることができる。
2011/01/18、電子新聞
<SKテレコム、USIM代わりにSDカードでコンバージェンスサービス推進>
SKテレコムが携帯電話に入るUSIM(加入者識別コード)代わりにSDカードを活用してモバイル決済など多様なコンバージェンスサービスに適用する方案を推進する。
1月17日業界によればSKテレコムはSDカードにCPUとNANDメモリーチップを搭載した‘スマートSDカード’で交通カード、クレジットカードなど決済サービスを推進すると発表した。保存容量が大きいSDカードを活用してモバイルオフィス用アプリケーションやコンテンツを提供するなど新規ビジネスモデル発掘にも出る計画だ。
SKテレコムは協力業者を通じて3月までプロトタイプ開発を完了する計画であり年内正式サービスに出ると伝えられた。
SKテレコムは去年6月USIMにCPUと既存メモリー144KBの7倍に達する1GB大容量メモリーチップを搭載したスマートUSIMを世界最初に発売して韓国パンテック系列携帯電話を通じて商用化したことがある。
しかし、スマートUSIMの発熱問題による携帯電話バッテリー消耗量増加、低い拡張性、製造会社との協力問題などで去年6月以来追加供給は中断した。
SKテレコム関係者は“年内始めるということ他に具体的なサービス開始時期は決まらなかった”として“SDカードを活用したサービスを検討中であることは事実”と話した。
SKテレコムがスマートUSIM代わりにスマートSDを検討する理由はスマートUSIM発熱問題のためだ。パンテック関係者は“USIM内部にCPUを搭載する場合、やむを得ず発熱ができる側面がある”と話した。
スマートカードの業界専門家は“スマートUSIM内スマートカードチップコントローラーとNANDメモリーコントローラー間に大容量データが移動しながら発熱が生じることがある”と説明した。一方、スマートSDは一体型設計方式で発熱がない。
また、SDカードが大容量メモリーを搭載することができるためだ。モバイルオフィス、ゲームなど重いアプリケーションも入れることができて高性能スマートカードチップも搭載できて交通カード、クレジットカード、IPTVカス(CAS)等決済サービスも提供することができる。 USIMより保存容量が大きくて多様な提携会社を引き込んで多様なサービスを提供することができる。
その他にもスマートSDは暗号化チップ、セキュリティーアプリケーションなどを連係してスマートフォン内モバイルワクチンなど情報保護ソリューションを搭載することより優秀な保安性を確保できるのも魅力だ。このためにKTもスマートSD導入を検討中だと伝えられた。
スマートSDが脚光を浴びながら商用化企業等も増える傾向だ。ドイツのGND,フランスのオーバーチュアテクノロジ、韓国のSMEネットワークスなど次から次へ発売している。