W27 Updateやります。韓国でもいよいよLTEサービスが開始されました !日本に比べて展開のスピードが驚異的に早いですね。
2011/07/01、電子新聞
<SKテレコムとLG U+、4G LTEサービス開始>
SKテレコムとLG U+は7月1日0時からLTEサービスを始めると明らかにした。データ専用回線のLTEは下り最高75Mbps、上り最高37.5Mbps速度を提供する次世代ネットワークだ。既存3世代WCDMAネットワークと比較して下りは5倍、上りは7倍が早い。
SKテレコムは今年30万、来年300万、2015年まで加入者1000万人を誘致するという計画を明らかにした。
LTEモデム発売とともに専用料金プランでLTEモデム‘35料金プラン’(月々3万5000ウォン、5GBデータ提供)、LTEモデム‘49料金プラン’(月々4万9000ウォン、9GBデータ提供)等も公開した。スマートフォン料金プランはスマートフォン発売時点に合わせてリリースする計画だ。
SKテレコム社長は“専用端末機発売に合わせて多様な料金プランを用意して初期LTE市場で主導権を握る”と話した。
SKテレコムはこの日USBとルータタイプ2つのモデムをリリースした。データ用モデム2種に続き9月以後スマートフォン5種、10月以後スマートパッド2種など年内全9種のLTE端末機を発売する。2013年には最高ダウンロード速度が1Gbpsに達するLTEアドバンストを早期導入してLTEネットワークをアップグレードすることにした。
LG U+も‘最も速い4G’と‘大韓民国最強LTE’である‘The Ultimate Speed’をスローガンでマーケティング活動を始めた。
LG U+副会長は“既存3Gでは不可能だった高画質HD映像、大容量コンテンツ、リアルタイムストリーミング、マルチプレーヤーネットワークゲームなど真のモバイルインターネット時代が開かれた”として“来年末まで300万人、2014年まで1000万人を誘致して競争会社に比べて2倍早いサービスにて圧倒的な占有率を確保する”と強調した。
LG U+は競争会社LTEよりも伝送速度が2倍早いという点を差別化で前面に出した。受信と発信帯域を各々10MHzずつ使ってデータ伝送速度を最高75Mbpsまで出せると付け加えた。
7月1日ソウルと首都圏・釜山(プサン)・光州(クァンジュ)などの拠点地域で商用サービスを始め、9月末にはソウルと首都圏全体と大部分の広域市などをサービス可能地域に含ませた。年末までソウルと首都圏、広域市、中小都市を含んだ全国82都市までサービス地域を広げる計画だ。
LTEモデムとルータのデータ専用料金プラン2種を発売した。料金プランは月々基本料3万ウォンに5GB、5万ウォンに10GBを提供して無料データ超過時にはMB当たり30ウォンを付加する。LG U+側は“競争会社LTEモデムとルータ専用料金プランに比べて最高14%以上安くて顧客がLTEデータサービスを合理的に使用できるだろう”と話した。
2011/06/30、電子新聞
<SKテレコム、グローバル・モバイル・サミットでNFCエコシステム提案>
SKテレコムがNFC基盤モバイル決済サービス推進戦略を公開してグローバル・エコシステムを構築すると6月29日明らかにした。
SKテレコムは6月27日からシンガポールで開かれている世界移動通信事業者協会(GSMA)主催のモバイル金融会議の‘Mobile Money Summit 2011’行事に韓国業者では唯一参加してNFC基盤グローバルモバイル決済サービス戦略を公開した。
この日の行事でSKテレコムは電子お財布サービス、Tキャッシュ、スマート決済サービスなどモバイル決済サービス現況と戦略を紹介してこれを世界へ拡大するためのグローバル・エコシステム方向性に対して提案した。
SKテレコムは2007年から2010年までGSMAモバイル決済プロジェクト‘Pay Buy Mobile’を通じてモバイル決済関連新事業のモデル発掘を主導してきたし、今年4月からはGSMA5代主要プロジェクトの中の一つの‘NFC Go-To-Market’の運営グループ メンバーで参加中だ。また、ヨーロッパ内NFC事業を推進中のオレンジ、テレフォニカ、KTといった通信事業者3社とともにプロジェクトを導いていて韓・中・日統合NFCサービスのためのエコシステム構築を推進中だ。
SKテレコムのサービスプラットホーム部門長は“SKテレコムの先んじたモバイル決済技術と戦略を共有して全世界モバイルマネー産業発展のためのロードマップを提示したのに意味がある”として“今後グローバル・エコシステム構築を積極的に先導していく”と話した。
モバイルマネーサミットはGSMA所属の各国移動通信会社と金融会社リーダーが集まって全世界モバイル マネー産業の未来のための戦略樹立のための行事で今年4回目をむかえた。
2011/07/07、電子新聞
<Youtube、韓国モバイル広告市場に進出>
Youtubeが既存デスクトップPCで提供した広告サービスをモバイルに拡大して韓国でサービスすると7月6日明らかにした。
最近KTとNHNが手を組んでモバイル広告サービスを推進中の中で、Youtubeなどグローバル企業もこの市場に進出しながら市場の先行獲得競争がますます熱くなる見込みだ。
現在の韓国Youtubeモバイルのトラフィックは全体Youtube使用量の30%で世界1位に達してYoutube広告売上が大きく増える見込だ。
Youtubeモバイルサイトを通した動画コンテンツ検索数は一日2億件を越えた状態だ。これは昨年より9倍急増した数値だ。
韓国スマートフォンユーザの65%以上が週1回以上モバイルで動画を視聴することと韓国内モバイル広告サービス波及効果が大きいことと予測した。
モバイルユーザ急増と共に新しく始めるモバイル広告サービスで韓国企業のためのより一層効果的で広範囲なマーケティング手段を提供する計画だ。
韓国モバイル広告は三種類形態で提供される予定だ。バナー形態で露出する‘ロードブロック(1日固定広告)’とデスクトップブランドチャネルをモバイルに最適化した‘ブランドチャネル’、アンドロイドスマートフォンのYoutubeアプリケーション実行時画面全体に最大15秒の動画広告映像が見える‘インストリーム動画’等だ。
ロードブロックは一日の間ディスプレイ広告露出数を特定広告主が100%占有できることが特徴だ。ブランドチャネルはモバイルに適合したテーマ、バナー、広告メッセージおよびヘッドライン動画にてモバイルに最適化されたブランドチャネル運営が可能だ。
インストリーム動画の場合、Youtubeアプリ内プレミアムパートナー映像に掲載される。
Youtubeアジア太平洋地域メディア-プラットホーム担当者は“韓国内スマートフォン市場の継続成長とスマートパッド発達でYoutubeモバイルサービスを通したコンテンツ消費が急増していて効果が大きいこと”として“今後もより一層効率的かつ効果的な先端マーケティングサービスとともにユーザーが最上のプラットホームの下で良質のコンテンツを楽しめるように努力する”と話した。
韓国のモバイル広告市場は昨年3000億ウォンを突破したのに続き今年5000億ウォン規模に大きく増える見込だ。
KTとNHNが設立したモバイル広告合併法人が事業を本格化すればグーグル・ユーチューブなどグローバル企業と韓国企業間市場競争も一層加熱する展望だ。現在の韓国国内業者ではSKテレコム、KAKAOなどが市場進出を打診中であることが分かった。
韓国のある専門家は“ユーチューブが韓国モバイル広告市場に進出するということはそれだけにパイが大きくなると同時に広告市場を蚕食する効果があって韓国市場には脅威的”として“韓国モバイル広告市場にすでに進出していたり進出しようとする企業等はこのような市場環境を把握してグローバル企業と韓国競争企業に対する対応戦略を樹立しなければならない戦略的な時期に入ったこと”と見通した。
2011/07/04、電子新聞
<サムソン電子、'Sクラウド'サービス準備>
サムソン電子がアップルの‘iクラウド’に対抗して秘密に準備しているクラウド事業の輪郭が7月3日あらわれた。サービス名称は‘Sクラウド’だ。このプロジェクトは最初‘P(パーソナル/パブリック)クラウド’という名前で始まったが、最近色々な論議の末にサムソンを象徴する‘Sクラウド’で確定した。
Sクラウドサービスは各種マルチメディアファイルをクラウド環境に保存しておいていつどこでも使えるように支援する個人向けストレージサービスからコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)サービスなど多様な形態で提供される。Sクラウド一部サービスはアマゾンの‘3S(Simple Storage Service)’プラットホームで運用される予定だ。
サービス発売に先立ちサムソン電子は7月1日からサムソンSDS社員を対象に一部サービスに限りクローズドベータサービスに着手した。当初計画より半月ほど繰り上げた。サービス時期が9月に予定されたアップルのiクラウドサービスに対応するための布石だ。
サムソン電子はクローズドベータサービスを通じてサービス安定性を点検した後、グローバルクラウドサービスを商用化する計画だ。世界各国のサムソングループ社員が20万人を上回ってサービス発売とともに拡散には困難がないというのが専門家の意見だ。
◇ Sクラウド、どんなサービスが含まれるか
今回のクローズドベータサービスで実施されるクラウドサービスは5~6個水準だ。Daumの‘クラウド’とNaver‘Nドライブ’のような個人向けストレージサービス、PC復旧およびバックアップサービス、CDNサービスなどが代表的だ。個人向けストレージサービスはアップルのiクラウドの対抗になると予想される。CDNサービスはすでにサムソンSDSが世界40ヶ国、およそ400サイトに通信ネットワークが構築されていて他の競争会社に比べて接近が容易だ。
サムソン電子は1~2ヶ月のクローズドベータサービス期間にサービス安定性を確認するのはもちろん市場成長性が優れた追加クラウドサービスも発掘して補充する予定だ。クラウド サービスを支援するインフラの性能および安定性も徹底的に検証する。クラウドシステムの核心インフラのサーバーではHPとIBMのブレイドシステムとx86基盤サーバーなどが活用されて、クローズドベータサービス結果を土台に最適のシステムが選別される。
◇クラウド先頭‘アマゾン’と手を組んだ
サムソン電子はクラウドインフラ構築でアマゾンとも積極的に協力している。アマゾンにはSクラウド支援専門担当人材も構成されたことが分かった。サムソン電子はアマゾンのサーバーとストレージサービスである3Sのプラットホームおよび技術を積極的に活用する。
サムソン電子関係者は“KTがグローバルクラウド事業のためにAT&T、BT、シンテルなどと協力してグローバルクラウドプラットホームを作っているようにサムソンも関連分野で最も上手にやっているアマゾンと手を組んだこと”として“サムソンが整えている核心インフラとアマゾンの主要プラットホームを結合して短期間でクラウドサービスを商用化するのにその目的がある”と協力背景を明らかにした。
サムソン電子はアマゾンの核心技術およびインフラを一部クラウドサービスに活用しても‘Sクラウド’全体のインフラ運営はサムソンSDSが専門担当するようにする方針だ。
2011/07/04、電子新聞
<ノキアシーメンス、韓国にアジア最初Smart Labs開いて'次世代ネットワークをリード'>
グローバル通信装備業者ノキアシーメンスが韓国にSmart Labsを開いた。アジア地域では最初だ。
ノキアシーメンスネットワークスは7月1日スマート機器に最適化されたアプリケーションとサービス、ネットワーク技術および事業開発のための研究機関のSmart Labsをカンナム駅メリッツ タワーに開いた。この研究所はフィンランド、米国に続くノキアシーメンスの3つ目のSmart Labsだ.
韓国Smart Labsには最先端3G(WCDMA)、LTEおよびマルチアクセスネットワークが構築されていて、無線、コアおよび管理用インフラストラクチャーが完ぺきに取りそろえてある。ノキアシーメンスのグローバルIP R&Dネットワークに連結されていて、全世界100ヶ所に位置したノキアシーメンスR&Dラップの資源および装備を時間と場所に束縛を受けないで活用することができる。 また、色々なテスト作業のための装備および施設も備わっていて対内外的の多様なスマート技術関連テストを実施することができる2011/07/01、電子新聞
<IBM KOREA、済州スマートグリッド統合運営センターCIM構築>
IBM KOREAは済州スマートグリッド実証団地統合運営センターの共通情報モデル(CIM)設計および統合システムのデザインガイドラインに対するコンサルティングとソフトウェアを供給したと6月30日明らかにした。
済州スマートグリッド実証団地統合運営センターは実証団地内の160社、11個コンソーシアム間市場・系統およびエネルギー情報に対する総合館制役割を遂行する所だ。CIMはこれらの色々なコンソーシアム間データ連係および統合のための共通情報モデルで、IBM KOREAがこれを国際電気標準会議(IEC)標準規格を基盤で設計するコンサルティングを提供した。
IBM KOREAは“今回のプロジェクトを通じて既存CIMをIEC基盤の国際標準モデルに構築して、多様な既存モデルとの統合連係を通じて初期段階にあったIEC基盤のCIMを構築段階まで適用したという点でその意義が大きい”と明らかにした。
特にスマートグリッド産業の特性上異種・同種産業間協業およびコンソーシアム運営が必須不可欠だという点を考えれば、済州スマートグリッド統合運営センターの国際標準モデル構築は海外市場進出のパイプが用意されたことを示唆するとIBM KOREAは説明した。
今回のプロジェクトを通じて消費者電力使用最適化のための多様な料金プランなどエネルギーサービスモデルを国際標準で開発できる基盤が構築された。また、実証団地入居企業は研究成果を国際標準案の実際事例で素早く適用できる環境を整えることになった。
さらに、国際標準の検証された標準メッセージ規格およびガイドを提供されることによって各システム統合連係に対する負担も減らすことができるようになった。
IBM KOREA常務は“韓国スマートグリッド市場で国際標準技術電波と有機的な協力を通じて韓国スマートグリッド産業を促進して韓国企業が国際標準の有利な位置づけを確保できるようにより一層努める”と明らかにした。
一方、IBMは地中海国家マルタの世界最初国家単位スマートグリッドプロジェクトをはじめとして全世界的におよそ150個のスマートグリッド事業を主導している。IBMグローバルエネルギーユーティリティ部門代表が世界スマートグリッド連合会(GSGF)の会長を担当している。
2011/07/07、電子新聞
<KT、IPTVオンライン・マーケットサービス開始>
KTはIPTVで誰でもモノを買って売ることができるオープン型オンライン・マーケットサービス‘Olleh TV Open Market’を開始したと7月7日明らかにした。
Olleh TV Open MarketはTV特性に合うように商品情報をOn Demand Videoで確認することができる。また、Auctionのようなインターネットオープンマーケットで可能だったキーワード検索、商品比較などの機能を実現、単方向のTVホームショッピングの短所を補完した。