明洞のNFC実証実験に続き、この万博でも大規模なNFC実証実験が行われることが発表されました。
麗水万博 概要
2011/02/08、アジュ経済新聞
<麗水(ヨス)世界博覧会で世界最初に博覧会にNFC技術を適用したIT応用サービス実現>
‘生きている海、息をする沿岸’という主題で開かれる麗水(ヨス)世界博覧会(2012.5.12~8.12)は韓国や海外観覧客およそ1,200万人が訪問すると予想、今年最大規模の国際行事だ。
麗水(ヨス)世界博覧会組織委員会、韓国放送通信委員会、移動通信会社(SK Planet、KT、LG U+)、カード会社(新韓カード、KB国民カード、三星カード、ロッテカード、ハナSKカード、イビカード)、ソリューション会社(AQ Corporation、QnSolve、Ubivelox、MtekVision、Solacia)、韓国インターネット振興院など全17機関は世界最初に博覧会にてNFC技術を適用して多彩なIT応用サービスを実現する予定だ。
今回の協約(MOU)を通じて参加会社はスマート博覧会を実現するための多様な試験サービス発掘に拍車を加える計画だ。
特に麗水(ヨス)世界博覧会ではNFC技術を適用したモバイル入場券、NFCモバイル決済、スマート駐車場、展示館音声案内(Audio guide)、多様な商品を簡単に購買できるNFC Wallなど博覧会場内どこででも多様なNFC応用サービスを利用することができるように推進中である。
また、博覧会でこのようなサービスが実現される場合、全世界に国内NFC技術を知らせることができるPRできる場として活用される見通しだ。
NFC自動ゲートのデモ |
<NFCモバイル入場券>
麗水(ヨス)世界博覧会の入場のために利用者が長く並んだり待たなければならない不便を最小化するためにモバイル入場券導入を推進する。
別途の改札口(Fast Track)を通じて早い入場サービスが提供されると期待される。
<スマート駐車場>
麗水(ヨス)世界博覧会は毎日およそ10万人が訪問すると予想されて全40万台の車両を駐車できる駐車場6ヶ所を用意したが、広い駐車場空間で一度のタッチだけで自分の車両位置を簡単に確認できるNFC基盤のスマート駐車場サービスを準備中だ。
<モバイル決済およびスマート注文>
スマートフォンにて簡単に決済できるNFC決済サービスを麗水(ヨス)世界博覧会内の300個の計算台に適用する計画だ。
レジで並ぶ必要もなくテーブルで便利に注文できるスマート注文サービスも利用者に提供する予定だ。
<NFC Wall>
特定空間の壁に該当商品の情報を入れたNFCタグを活用して麗水(ヨス)特産品などを購入できる‘NFC Wall‘の実現を推進して、NFCタグ基盤の仮想ストアを提供すると期待される。
<NFC基盤音声案内:Audio guide>
麗水(ヨス)世界博覧会内アクアリウム、韓国館などの展示館の個別展示項目にNFCタグを付着してスマートフォンにてタッチ時、展示関連情報、多国語音声案内サービスなどをモバイルで提供する予定だ。
<その他>
ブレスレット形態のNFCタグに名前、保護者、連絡先などを入力した迷子探しサービス、麗水(ヨス)世界博覧会主要行事日程、地図、交通、宿泊情報を提供するメディアポールなど多様なNFC応用サービスを通じて国内外訪問客に便利な博覧会の観覧になるようにする予定だ。
麗水(ヨス)世界博覧会NFCモデル事業は明洞(ミョンドン)NFC Zoneで蓄積された経験を基にしてモバイル決済それだけでなく、NFC技術を通した多様な応用サービスを適用することによって国内NFC市場活性化に大きく寄与する。
麗水(ヨス)世界博覧会組織委員会カン・ドンソク委員長は“私たち皆の知恵と力を集中して博覧会を準備すれば麗水(ヨス)世界博覧会は必ず成功する。博覧会場にNFCサービスを全面導入することによって我が国がIT強国であることを確認する場として確信する”と強調した。
放送通信委員会キム・チュンシク常任委員は“麗水(ヨス)世界博覧会NFCモデル事業が国内IT技術力を世界にリリースすることができる絶好の機会で、麗水(ヨス)世界博覧会を契機に国内関連企業等が海外進出基盤を用意すると期待される”として“放送通信委員会が今年7代スマート新産業中の一つでNFCを選定しただけにNFCサービス市場の活力を向上して未来新成長動力として育成するために持続的に努力する”と明らかにした。