2月になってひと頃の異常な寒さも遠のき、最低気温も-3℃と比較的暖かい日々が続いている。(といってもまだ-だが。。)
最近は空港から市内への移動手段にAREXという高速鉄道を利用しているのだが、従来金浦空港までであった路線が、ソウル駅まで延長されていた。 これにより格段に市内へのアクセスが楽になる。ちなみにインチョン空港からソウル駅までの所要時間は57分とアナウンスしていた(気がする)。
また、ソウル駅からはKTX等を利用して地方都市へも行けるため、乗り換えをする際には非常に便利になる。(たとえばテグや太田など。。)
今回所要でCOEXを訪れる機会があったのでかねてから”噂”のあった「サムソンギャラリー」を訪れてみた。COEXのモールの一角にそのギャラリーはあり、比較的人通りの多い通りに面した展示場はそれなりに人を引き寄せていた。本ブログでも何度か紹介している、SKテレコム向けHoppin対応Galaxy端末や、GalaxyTabなどが展示されていたが、おそらく今の最大の目玉はサムソン独自のOS(Bada OS)を採用したWAVE2端末であろう。iPhoneのOS4やAndroid全盛の中あえて独自OSを出す戦略は何か?勝算はあるのか?大いに興味が沸くところである。
ところで、ハードウェアの部分については今回MWC2011で発表されたGalaxy S IIの完成度は高く、iPhone4を凌駕しているといえる。ただ残念ながら、OSにAndroidを使用する以上、必ずその制約を受ける。その意味で完全ソリューション(ハードウェア、OS、アプリケーション(ストア))を持つアップルには勝てない。それがサムソンが独自OSをあえて持つ理由だと私は考えている。当面Androidを商用ベースでは利用しつつ顧客ベースを確保し、最終的にはBada OSで勝負をかけていくのではないかとの読みである。
今回、発売直後(2月6日韓国国内発売開始)のWave2に触れる機会があったので感想をお知らせする。まず、見た目から。
UIを含めて完全に「スマートフォン」、Androidフォンと言ってもわからない。液晶はサムソンお家芸のAMOLEDではなく通常の液晶だが、発色がとても良く明るく、見やすい。実際に手にして驚くのはその薄さと軽さだ。この部分では完全にGalaxyを上回っている。おそらくこの製品の位置付けが「携帯」なのかもしれないが、とにかく軽い。日本でもスマフォン入門者には受けるかもしれない。
また、プロモーションには最近影を潜めていた秘蔵子のキムヨナを販促キャラクターに採用し、ビデオクリップも作成されていた。
業界情報によると欧州のキャリアから既に50万台の引き合いがあるとか。。ほんとうにiPhone(アップル) vs BADA(WAVE X)(サムソン)の戦いが今から楽しみである。
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