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I.キャリア動向
2010/12/02、電子新聞
<KT、m-VoIP公式に受け入れ表明>
KTが5万5000ウォン以上料金プランにモバイルインターネット電話(mVoIP)を許容することにした。
12月1日韓国放送通信委員会とKTによればKTはパケットデータ使い放題料金プランに限りmVoIPを許容すると明らかにした。
SKテレコムがすでに今年7月自社サービス内容を変更したが、続いて国内移動通信キャリアがmVoIPを積極的に受け入れている。
mVoIPが許される料金制は月々5万5000ウォン以上のスマートフォン料金制(iValue, iMedium, iSpecial, iPremiumなど)に限る。
iValue料金制は750MBをmVoIPで使えてiMediumは1000MB,iSpecialとiPremiumは各々1500MB,3000MBまでmVoIPで利用することができる。
KTは12月6日からアイフォンとギャラクシーKなどでSkype,Fringなどの mVoIPを使うことができるよう、公式に許容する。 今までアイフォンではmVoIPが可能だったがKTはこれを公式に認めていなかった。
KTは近い将来映像通話まで可能なmVoIPアプリケーションを自社が出すと予想されている。他社のmVoIP市場獲得を防いでmVoIPを適用したSNSやゲームなどを活用したビジネスモデルを構築するためだ。
KT関係者は"スマートフォンユーザーの利便性を増やしてパケットデータ使い放題料金制に限りmVoIPを許容することになった"と話した。
2010/12/02、電子新聞
<SKテレコム、中国で'MIV'最初商用化>
SKテレコムは毎年数十万台の車両盗難事件が発生する中国市場を狙い、最先端モバイルテレマティックスサービスを12月1日から中国Sintenで最初に商用化すると明らかにした。
韓国でMIV(Mobile in Vehicle)で知られたこのサービスはスマートフォンで車両セキュリティ、コントロール、管理が可能だ。今年2月バルセロナで開かれたMWCでSKテレコムが世界最初にリリースした。
SKテレコムはこのMIV技術を中国投資会社のE-eyeカオシンを通じて‘E-MIV’というブランドで最初に商用化する。
E-MIVは△盗難防止警報、車の現在の位置情報など車両保安機能△車両ドアー、非常灯点灯およびクラクション鳴らすなど車両制御機能△車両運行情報、整備内訳などの管理機能をサポートする。
来年には車両故障のお知らせ、整備所案内、消耗品交換案内など車両診断サービスが追加されて運転者はより多様なMIV機能を活用することができるようになる。これらの機能全てはスマートフォンを通じて可能だ。
E-eyeカオシンはまずシンテン地域の自動車ディーラーを対象に‘E-MIV’を販売して、四川省全地域で販売地域を拡大する計画だ。
E-eyeカオシンは2007年SKテレコムチャイナによって買収されたGPS専門企業だ。
SKテレコム関係者は“今回のシンテン地域でのMIVの商用化を基盤で今後中国自動車メーカーとの提携など国内・海外で携帯電話のICT技術と車両をマッチした多様な新規事業を推進する計画”と明らかにした。
2010/12/02、電子新聞
<SKテレコムのTストアアプリ6万突破、グーグル追撃>
SKテレコムの自社アプリケーション(以下アプリ)ストアの'Tストア'が一日アプリダウンロード数で100万件を突破している。グーグル、アップルでない通信キャリアが作ったアプリストアの世界的ロールモデルになっているという分析だ。
11月28日SKテレコムによればTストアは10月基準累積加入者363万1000人、ダウンロード6308万2000件、登録アプリ6万種類を記録した。加入者数は昨年9月1万7000人に過ぎなかったが、今年7月からは毎月50万人ずつ急増している。
活発な利用頻度を見せるダウンロード数値も一日100万件を記録して年末まで1億件を突破する説も有力だ。Tストアに登録されたアプリも6万を越えてグーグル アンドロイドマーケットに登録された全体アプリ(約10万)を早く追っている。
昨年9月Tストアがスタートする時にしても'アップルストアの模倣' 'つまらないコンテンツ倉庫'に終わるという否定的見解が多かったが、三星Apps、KTのAlleh Market,LG OZストアなど国内の他のアプリストアと比較してもTストアの規模は大きい。
SKテレコムのデータ事業本部長は"一日100万ダウンロードならばユーザーが活発に利用するアプリストアに定着した"アップルやグーグルでないグローバル移動通信キャリアの中でこのような成長の勢いは探し難い"と話した。
一日有料売上額が1億ウォンを越えたという点も意味ある成果だ。
有料アプリの売上が増えるほどアプリ開発者に還元する分も大きくなる。
Tストアは通信キャリアが作ったアプリストアのロールモデルになっている。 実際に米国の1位通信キャリアベライゾンが最近自社のアプリストア'Vキャスト'を開始した。アンドロイドマーケットが、セキュリティ問題と有料決済問題などで不十分だということで通信キャリアが直接アプリストアを運営しようと試みている。
SKテレコムのナビゲーションサービス'Tマップ'とMMSの基盤技術(API)は12月初め公開される予定だ。アプリ開発者はこのソースコードを活用して多様なアプリを開発できることになる。
外部開発者との共生はこれだけではない。アンドロイド無料アプリに広告を掲載することができるようにモバイル広告サービス'Tアド'(仮称)を早ければ年内商用化する予定だ。Tアドが稼動すればアプリ開発者は有料アプリでない無料アプリを作っても収益をおさめることができる基盤を用意すると話した。
通信業界関係者は"今年の初めアイフォン突風の中に韓国情報通信業界の漫然とした対応や指摘が多かったが、SKテレコムが韓国型アプリストアを定着させてギャラクシーS・ギャラクシー・タブ発売と開放型マーケットシステム構築でアップルに対抗した点は高く評価する"と話した。
2010/12/03、韓国経済新聞
<アップル、アイパッド3Gモデルも直接販売>
SKテレコム"USIMなくて開通できない"
アップルが国内市場でアイパッドのWiFiモデルに続き3Gモデルも直接販売に出た。これに伴い、表では消費者がアイパッド本体(キャリアで新規契約しない新製品)を購入して望む通信キャリアに加入できることになった。
だがSKテレコムはアイパッドに入る'マイクロUSIM'を確保していないから新規契約しにくいという立場を明らかにした。
アップルコリアは12月1日午後からオンラインストアを通じてアイパッド3Gモデルを売り始めた。配送期間は1~3日で、価格はKTの販売価格より1万6000~4万5000ウォン程度高い。しかし、本体端末で月3000ウォンのOPMD料金制に加入して使えば通信費を大きく減らすことができる長所がある。
現在SKテレコムは月5万5000ウォン以上スマートフォン料金制に加入した消費者にパケットデータを無制限で提供している。追加でOPMD料金制(Tデータシェアリング)に加入した消費者は色々な機器で無制限でパケットデータを分けて使うこともできる。
SKテレコムはアイパッドの開通が難しいという立場だ。会社関係者は"SKテレコムを通じて正式輸入された製品でもマイクロUSIMがなく開通をすることはできない"と説明した。
2010/12/03、韓国経済新聞
<KT "携帯電話の価格を下げる"…26万ウォンの製品を出荷予定>
KTが携帯電話端末の出荷価格を値下げすることとした。取り合えず、一般フォン(フィーチャーフォン)に限り適用して今後スマートフォンまで拡大するという計画だ。
KTは補助金中心の消耗的マーケティングを止め、顧客拡大をするために端末の出荷価格を値下げで推進すると12月3日明らかにした。
既存端末流通構造ではメーカーの高い出荷価格の策定によりメーカー奨励金支給と移動通信キャリアの補助金支給を通じて販売している。実際購入価格を下げる構造によって過度な補助金競争とともに販売代理店間価格偏差が発生した。
しかし出荷価格の現実化が成り立てば価格偏差が減るのはもちろん端末紛失時再購買費用と故障時部品A/S費用が減って顧客の費用負担は減少すると見られる。
KTはまず出荷価格の現実化のために初めての事例でLG電子のバブルポップ(LG-KU3800)を269,500ウォンの安い価格にて発売した。
バブルポップはフォルダデザインの一般フォンで2.8インチ画面にシンプルなキーパッド、外部LED、地上波DMB、USIM金融、FMCとファイル変換なくてもすぐに保存、使用できるMP3機能などを提供する。KT関係者は"今回のバブルポップ発売を始め出荷価格の現実化を推進するために国内主要メーカーとずっと協議していく"と話した。
2010/12/01、韓国経済新聞
<"来年はスマートフォンが70%を占める">
KT個人顧客部門社長のインタービュー
▼モバイル ワンダーランドとは?
"米国のフォーチュン誌は2004年韓国を'ブロードバンドワンダーランド'と表現した。インターネットのインフラが最高という意味だ。KTはモバイルでもワンダーランドを作ろうとする。商標登録まで終えたし動き始めた。一例で地下鉄でもインターネットを利用したいという顧客要求に合わせようと関係機関と協議している。ソウル地下鉄2、7号線から推進しようとする。 "
▼データが急増に対応する準備はできたのか?
"アイフォン導入を検討する頃、ITUは5年間データトラフィックが2.9倍に、投資銀行モーガンスタンリーは39~40倍に増えると予想した。私たちは100倍以上もなり得ると見た。こういう状況に対処しようとするなら有無線を集めてトータルネットワークで接近するべきだと見た。KTほどデータ急増によく備えたキャリアは珍しい。 "
▼最近発表したステルスWiFiは何か?
"最近香港で開かれた通信コンファレンスで私たちが開発したステルスワイファイを発表したところ大きい関心を見せた。大きい建物で無理なくワイファイを使うためには各階に沢山のAPを設置しなければならない。室内外観を害しないでこのようにすることは簡単ではない。 ステルス・ワイファイは既存移動通信インフラを活用して目立たなくようにワイファイネットワークを構築する。 "
▼ステルス ワイファイの長所は何か.
"APを設置しやすくて工事費や人件費がはるかにかからない。大きい建物では5,6個~10個のAPを設置するべきなのに外観を害することがある。それでも建物主の要求を聞き入れてみるならばワイファイがまともに繋がらない。移動通信in Building Systemにワイファイシステムを結ぶことによってこの問題を解決した。首都圏現場の社員から提案されたが、KTのイ・ソクチェ会長が良いアイディアとほめた。 "
▼スマートフォン種類をもっと増やさなければならないのではないか。
"フューチャーフォンの時にはモデルが多いのが強力な点だったが、スマートフォン時代は違う。競争力のあるいくつかのモデルだけ生き残る。沢山のモデルを出すことより顧客が好むフォンを出すのがもっと重要だ。HTCのデザイアHDを出したことはこういう狙いがあるからだ。来年には7対3に行くと見る。スマートフォンが70%、フューチャーフォンが30%を占めるだろう。 "
2010/12/01、韓国経済新聞
<KT "英語勉強も楽しく"…コンテンツ製作に出た>
KTが英語学習用コンテンツ製作に出る。
KTはこのために英語教育企業のJLSと英語特化コンテンツ開発およびサービス事業に対するMOUを締結したと12月1日明らかにした。
これに伴い、両社は6才から10才を対象に英語教育用アニメーションを製作、KT Qook TVでVOD形態として毎週1編ずつサービスすることにした。他にもスマートパッド、スマートフォンでコンテンツ利用できるように推進する計画だ。
2010/11/29、韓国経済新聞
<HTC 'デザイアHD'販売、KT>
台湾のスマートフォンメーカーHTCは高級アンドロイドフォン'デザイアHD'を11月30日からKTを通じて販売する。
4.3インチ画面と800万画素カメラを搭載したのが特徴だ。スマートフォンを遠隔で制御できる'(HTCSense.com)サービスも提供する。
2010/11/28、韓国経済新聞
<ファックスも携帯電話で"…LG U+モバイルファックスサービス>
いつ、どこででも携帯電話カメラで文書を撮ってファックスで送ることが
できるサービスが出てきた。
LG U+は200万画素以上カメラを搭載した自社の一般携帯電話およびスマートフォンで写真を撮って一般ファックスですぐに伝送できる'モバイルファックス'を11月28日リリースした。
このサービスを利用すればファックス伝送後、受信完了可否をSMSで直ちに知らせてU+モバイルホームページでファックス発送内訳を確認することもできる。
LG U+関係者は"モバイルファックスは身分証、証明書に最適化されていて急にファックスを送らなければならない顧客に特に役立つだろう"と説明した。
サービス利用方法はMMS作成時、ファックスで送るイメージ添付後受信番号に'#8484+ファックス受信番号(地域番号含む)'を入力すれば良い。料金は別途サービス加入なしで発送1件当たり5百ウォンだ。
II.メーカ動向
2010/12/01、韓国経済新聞
<三星電子、NFC半導体市場へ本格進出>
端末機放電されてもカード決済可能なNFCチップ開発...来年上旬生産
三星電子がNFC(近距離無線通信)半導体市場に本格進出する。市場調査企業によればNFCチップを搭載した携帯電話が来年から商用化されて2015年には全体の26%に達すると予想されていて関連市場を先行獲得するための戦略と解説される。
三星電子は10cm以内の近距離でデータを交換できるNFCチップを開発して来年1~3月頃生産に入ると12月1日明らかにした。
今回開発したNFCチップは端末が完全に放電された時にもカード決済機能をずっと使用できて、業界最初にフラッシュ メモリーを内蔵して端末の開発者がソフトウェアとファームウェアなどを簡単にアップグレードすることもできる。
ユーザーはNFCチップが搭載された携帯電話を通じてクレジットカード決済、チケット予約などはもちろんイベントポスターに内蔵されたタグを通じて公演情報を得ることができる。また、電話番号とEメールなど簡単な情報から写真・音楽など大容量のファイルに至るまで多様な情報交換も可能だ。
関係者は"来年1~3月頃製品を本格生産してスマートフォン、Tablet PC、スマートTV等市場を拡大していく予定"として"モバイル金融や決済に必要な個人情報および認証キーなどを保存するセキュリティチップとNFCチップを一つのソリューションで実現した製品も近い将来リリースする計画"と話した。
2010/12/01、韓国経済新聞
<アンドロイド2.2搭載、早い処理速度…洗練されたデザインにSNS機能も便利>
SKテレシスが最近発売したスマートフォン'リエクションフォン(SK-S100)'は感性的なデザインだ。この会社が出した最初のスマートフォンで本体を洗練されたデザインで高級感を出した。
多様なSNSを便利に使用できるのもこの製品の強力な点だ。
◆早い実行速度と感性的デザイン
リエクションフォンは製品の名前で思い浮かぶように速度が速いのが特徴だ。 1GHzプロセッサを搭載したしグーグルの最新OSアンドロイド2.2バージョンを搭載した。会社関係者は"インターネット ブラウザーの速度も向上したしフラッシュなど各種動画を便利に見ることができる"と説明した。
◆便利な管理機能
アンドロイドOSを搭載したスマートフォンは大体UIが似ている。したがってメーカーは自社のアプリをあらかじめ入れる方式などで差別化を試みている。
リエクションフォンには'ライフストーリー2.0'と'パワーエディター'アプリが搭載されている。ライフストーリー2.0はユーザーが一日過ぎてきた位置を記憶して通話記録などを記録して一日を振り返ってみるプログラムだ。日記の役割をするわけだ。
パワーエディターはブログを管理できるアプリだ。ファイル添付、テーマ変更など多様な編集機能を使うことができる。ユーザーの望む内容でエディターですぐ編集した後ブログにアップロードできる。リエクションフォンはセキュリティ機能も強化した。 多様な有害サイトを遮断して不健全なインターネット使用も防げる。
◆多様なマルチメディア
MP3プレーヤー、DivXプレーヤーなど多様なマルチメディア機能も利用することができる。 PCなどにある動画、写真などをファイル変換なしで直接ダウンロードして楽しむことができる。
DMBアンテナ本体内蔵、500万画素カメラ。'テドリング'機能。色はゴールドブラック、ファイト、ブルー、ピンク。重さ(130g)が多少重い感じがある。バッテリー容量(1350mAh)も相対的に小さい。製品価格は90万ウォン台。
2010/12/02、電子新聞
<㈱セナテクノルロジ、ジグビー基盤通信モジュール発売>
ネットワーク装備専門業者セナテクノロジーはジグビー(Zigbee)基盤通信モジュールを発売したと11月29日明らかにした。
ブルートゥース基盤のネットワーク装備を主に開発したこの会社は今月初めてジグビー技術に基づいた通信モジュールを開発した。発売した製品は一般モジュール、USB用モジュール、モニタリングシステム用モジュールなどがある。2007年採択されたZigbee Pro技術が使われた。ソフトウェアも共に提供する。スマートエネルギー標準に合うプロファイルが統合された。
このモジュールを利用すれば森や工場などに設置されたセンサーからデータを読み込んで温度・湿度などを測定することができる。ビルディング自動化システムやスマートグリッド用検針機などにも使われる。セナテクノロジーは既存売上の90%以上を輸出で上げた事業形態をそのまま継続して、新規製品も主に輸出用で販売する計画だ。この会社はすでに米国・日本・カナダ・ヨーロッパで認証を受けた。
III.その他
2010/12/02、電子新聞
<地下鉄でもDMB映像切れない>
地下鉄や地下道、地下室など映像が切れないでDMBを見ることができるハイブリッドDMBサービスが来年出てくる。
韓国地上波DMB特別委員会は地上波DMBスタート5周年をむかえて来年初から地下でも映像切れることなく見れるハイブリッドDMBサービスを実施すると12月1日明らかにした。
このために地上波DMB事業者は移動通信キャリアと提携を推進中で、来年初め本格サービスに出る予定だ。
スマートフォン環境で視聴者たちがより便利で多様に放送サービスを利用することができるようにスマートDMB事業も始まる。地上波DMB放送事業者などはスマートフォンメーカーからDMB API(Application Program Interface)を提供され、統合または、放送会社別アプリケーションを開発中だ。
スマートDMBサービスが活性化すれば視聴者はリアルタイムでDMBを見ながらチャットや投票、SNS,ゲームなどを楽しむことができるようになる。
韓国DMB市場は累積端末台数が4000万台に達するなど爆発的な成長の勢いを見せているがDMB事業者は収益性確保に困難を経験している。
2010/11/22、韓国経済新聞
<電気、水道使用量を携帯電話で確認、インテリジェント型検針システム開発>
「今後全家庭でリアルタイムで電気・水道・ガス使用量を確認でき、エネルギー消費量をコントロールできるスマートグリッド時代が開かれます」
ヌリテレコム代表は11月19日ソウル、ヌリテレコム本社で11月発売した知能型電力ネットワーク'アイミル3.0'を紹介した。この製品は双方知能型検針インフラ(AMI ・ advanced metering infrastructure)を基盤としたソフトウェアだ。
エネルギー使用量を収集して使用状況を分析して効率的なエネルギー使用を促進する技術だ。
ヌリテレコムはAMIサーバーシステム、エネルギー管理システム、スマートメートルなどスマートグリッドに必要な通信ソフトウェアおよびハードウェア技術を保有している会社だ。1992年創業したこの会社は1998年遠隔検針システムを独自に開発しながら注目され始めた。
ヌリテレコムのチョ代表は"AMIシステムを利用すれば月に一度検針機を通じて確認した情報をリアルタイムでPCやスマートフォンで見ることができる"と話した。
"遠隔検針システムという一つの分野を進めてきたヌリテレコムとしてはスマートグリッド時代到来とAMIシステム開発で新しい機会を得ることになった"と話した。
この会社は昨年515億ウォンの売上の中42%(217億ウォン)をAMIシステムを通じて得た。会社側は今年も予想売上額(500億ウォン)中180億ウォン程がAMI分野で起きると予想した。
チョ代表は"政府が2020年まで1兆4700億ウォンを投じてスマートグリッドのインフラを構築することにしたのでAMIシステムが売上に寄与する部分が大きくなるだろう"と話した。
この会社がAMIシステムを開発してこれを独自ブランドでリリースするまでの過程は簡単ではなかった。チョ代表は"韓国優秀製造技術研究センター(ATC)と指定されたのが大きい力になった"として"昨年から49億ウォンに達する研究資金の支援を受けて有無線統合型AMIシステムを開発中"と話した。 CDMA、RFなどを利用した無線AMIは計器が地下にあったり障害物があればデータ伝送率が明らかに落ちて電話線(PLC)を基盤とした有線AMIは電線to 電線に信号が移る短所がある。
彼は"AMIは有無線それぞれの短所を克服できる対案"と話した。
2010/11/30、電子新聞
<韓国スマートフォンOS市場、アンドロイド'1位'>
600万台を越えた韓国スマートフォン市場でOSの割合はグーグルのアンドロイドが半分以上を越え1位を占めた。
11月29日移動通信キャリアによれば11月中旬韓国スマートフォン加入者は602万人でこの中でアンドロイドのスマートフォンユーザーは353万人で全体に比べ58.6%に達した。
今年9月まで全世界スマートフォンOS市場はノキアのシンビアンが36.6%で1位を占めておりアンドロイドが25.5%で2位に浮上した。その次をアップルのiOS(16.7%),リームのブラックベリー(14.8%)等が占めた。
韓国はアンドロイドの割合が圧倒的に高く現れた。韓国スマートフォンOS市場は1位のアンドロイドの次にアップルiOSが162万台で26.9%、ウィンドウモバイル65万台10.8%順になった。
引き続きシンビアン15万台、ブラックベリー7万台で各々2%、1%に終わってグローバル占有率とは反対に現れた。
昨年末登場したアップルのアイフォンが国内スマートフォン市場を開放させたのは重要な役割をした反面、移動通信キャリア間スマートフォン発売競争が拡大しつつアンドロイド割合が高まったと分析された。
業界専門家は“世界市場はノキアの低価格フォン市場へ集中攻略によりシンビアンの占有率が相対的に高く維持される”として“一方、韓国はKTを通じてアイフォンが発売された以後競争会社が争ってオープンOSのアンドロイド基盤のスマートフォンを集中的に発売した結果”と解説した。
特に、SKテレコムが今年の初めからモトローラのモトロイを始め、三星電子のギャラクシーSなど約10種類以上アンドロイドスマートフォンをリリースしたのが韓国アンドロイド市場の占有率拡大に決定的な役割をした。
SKテレコムのスマートフォン加入者は総330万台でこの中でアンドロイド割合は268台で約81%に達する。
KTが発売したアンドロイドフォンも50万台で自社スマートフォン全体加入者230人中21%に達する。
LG U+はスマートフォン加入者40万人の中、35万台がアンドロイドフォンで割合は87.5%に達したことが分かった。
ウィンドウモバイルはKT 5万(2.7%)、LG U+5万台(12.5%)で両社スマートフォン全体の中で占める割合は大きくなかった。一方、SKテレコムは昨年末発売した三星電子のTオムニア2の販売拡大に力づけられて全体スマートフォンの中で約17%を占めながら市場全体のM/S拡大に決定的な役割をした。
KTだけを通じて発売されたアイフォンは単一品目だが、大衆的な人気に力づけられて全体スマートフォンOS中iOSが26.9%で集計されながらM/S2位までのぼった。
しかし、SKテレコムとKT全部ギャラクシーSとアイフォンなど特定端末に対する依存度が過度に高いという分析が出てきた。
SKテレコムは自社スマートフォン加入者合計330万の中、半分ほどの51%(170万人)がギャラクシーSユーザーでKTは230万人中アイフォンが顧客が160万人で約70%に達した。
<表> 韓国スマートフォンOSの普及率(2010年11月基準)
区分 | 合計 | アンドロイド | iOS | Windows Mobile | その他 |
加入者 | 602万人 | 353万人 | 162万人 | 65万人 | 22万人 |
占有率 | 100% | 58.6% | 26.9% | 10.8% | 3.7% |
SKT | 330万人 | 268万人 | - | 55万人 | 7万人(Blackberry) |
KT | 230万人 | 50万人 | 160万人 | 5万人 | 15万人(Simbian) |
LG U+ | 40万人 | 35万人 | - | 5万人 | - |
2010/12/02、電子新聞
<スマートフォン・アプリケーション ポータル登場>
スマートフォンOS別アプリケーション情報を統合して見ることができる‘アプリポータル’が登場した。
㈱メジョメディアはモバイルのアプリケーションポータル‘エッビスタ’を公式オープンしたと12月1日明らかにした。
エッビスタはアンドロイドフォン、アイフォン、ウィンドフォンなどプラットホーム別ストアに分散されていたアプリとコミュニティ、ブログなどに隠されたアプリ情報を統合検索およびランキングサービスまで提供するモバイルアプリポータルだ。サービスは有線インターネットとモバイルウェブで同時に提供する。
メジョメディアはエッピスタが多様なプラットホーム別アプリのリアルタイム人気順位と統計分析を国内最初に提供したのが最も大きい特徴だと伝えた。
また、最新順、人気順、検索順、ダウンロード順でプラットホーム別アプリ情報を簡単に確認できるし、必須アプリ情報、コミュニティなどのサービスを提供すると説明した。
「テーマストーリー」では状況、場所、時間により必要なアプリを推薦して、「コミュニティ」カテゴリーを通じてスマートフォンガイド、端末情報などが提供される。
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