今年の韓国は35年ぶりの寒波だそうだ。テレビでは連日各地の雪の様子が映し出される。ソウルでも連日マイナス16度とか。。12度とか。そういえば北海道よりも寒い。
あまりの寒さに暖房による電力の利用も過去最高で、電力会社では冬としては異例の「電力使用制限」をしている。その矛先として大口需要家のデパートや官庁が挙げれ、部屋の温度を20度までに制限する「ウォームビズ」が実践されている。早く春が来ないか待ち遠しいばかりだ。
当然ビジネスへの影響もある。極寒になったことで、繁華街の客足は遠のき、それにつれて屋台やお店も早しまいや、休業なんてところもあり、街全体がゴーストタウン化してしまったようだ。そういえば、寒さで水道管が破裂したり、データセンターの冷却に使用する冷却水が途絶えたために、シティーバンクのデータセンターがダウンし暫くATMが利用不能になったりしたそうだ。この想定外の寒さでいろんな影響があるんだと思った。一方で悪いことばかりではなく、タクシーの利用率は過去最高に達し、追加の暖房器具が飛ぶように売れているとも。。きっと携帯コンテンツやIPTVのコンテンツもこもり屋の増加で売上げを伸ばしているだろう。
最近地下鉄で発見したあるものがある。デジタルビューという「デジタルサイネージ」だろうか?
巨大な50インチくらいあるタッチパネル式のスマートホンをそのまま巨大にしたようなものだ。実際に触れることができて、地図や検索なんかもリアルタイムにできる。また、電話機能がついていて、実際にそこから電話することもできる。相手が070番号(韓国のインターネット電話の頭番号、日本の050に相当するか。。)加入者であれば無料でその場から電話できる。
相手が加入電話や携帯の場合はクレジット番号を入力すれば通話できる。。。が、携帯電話全盛の時代に使う人がいるのかな。。とも思う。実際に使っているのを見たのは1回だけ。。地方から上京してきたおばさんが、なにから迷いながら使っていた。。この機能は「おまけ」なんだろう。ただ、災害等で携帯不能になった場合には結構緊急電話として利用できるかもしれない。ちなみにこのメディアビュー、地下鉄の各駅や連絡通路に設置されている。見るたびに台数も増えているような気がする。コンテンツは検索サイトのダウム(Daum)が提供しているので、検索サイトのPR用ともいえる(実際誰がスポンサーなのか不明)。でもサイネージのひとつの使われ方ともいえるか。。(ただ動画でコマーシャルを流しているようなものではなく、ひっそりとそこに立っているだけなので、、広告用ではないようだが) なんか不思議だ。
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