ドコモ版Galaxy S2 はこの方法でNFCを実現せよ!
韓国で発売されたGalaxy S2(本家)には本体にNFCが搭載され、NFC USIMとの組み合わせとともにT-Moneyカード等のサービスがすでに利用できる。
この夏ドコモから発売されるS2には残念ながらNFCもファリカも搭載されないようなのでNFC系のサービスを楽しむことはできなさそうだ。でも、我々のパートナーが開発したこの方法ならmicroSDの位置にもよるがほとんどの機種でNFCの利用が可能となる。
モバイルペイメントに利用するのであればmicroSD上にSEを構築すればいい。こうすることで携帯通信事業者のSIMに依存することなくNFCサービスが可能となる。もちろん、NFCはモバイルペイメントだけでなく、P2Pやタグリーダーという機能もあるから、クーポン情報をRFIDタグから読み取りお店で使ったり、場所を確認したり、様々なアプリケーションが可能となる。まさにサービスの宝庫だ。この利便性は日本人ならもう体験済み、その便利さが海外でも使えるのは、海外で日本のコンビニが使えるのと同じくらい便利なはずだ。このソリューションはすでに(中国で)利用されています!
<今回開発したmicroSDベースのNFCカード。大きなアンテナが付属>
<このmicorSD NFCをGalaxy S2に実装した様子。SDカードスロットの位置がいいのですっきり収まった。もちろんふたもできる>
ハードは揃った。後はアプリだ。マルチOS対応のライブラリー、ミドルウェアも揃っているので、NFCアプリを書けば使えるはずだ。
すでにVISA International等が同様にmicorSDベースのNFCを利用して、iPhoneで検証を行っている。アンドロイドにもいずれ対応するとなれば、NFCを内蔵しない機種についてはこの方法がベストだ!
実はmicroSDによるNFCの実装は以前より検証が行われてきた。SD,miniSDまでは実はソリューションが開発されている。問題は「microSD版」だ。miniSDまでは比較的筐体が大きいため、NFCのアンテナを内蔵することができた。 しかし、microSDではもはやそのアンテナのスペースがない。しかしながら、携帯電話の小型化、スマフォンにおいてはmicroSDが標準となり、さらにそのスロットの位置も以前のサイドから、どんどん内部へと移動していった。そのため、いくつかの例でもあるアンテナ内蔵型のmicroSDではゲインが不足し、その読み取り率は60%程度しかない。お金を扱うモバイルペイメントにおいてこの確立は致命的だ。そこで限りなく読み取り率を100%に地つけるために開発されたのが今回のソリューションだ。その大きなアンテナおかげで読み取り率も限りなく100%に近い。
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