今年も残りわずかとなりました。ここに来て北朝鮮のキムジョンイルが死去するなど、2011年は激動の一年でしたね。。ってまだ3週間あるので、この間にまだ事件が起きる可能性はありますが。。。恐ろしい。。。
トピック的にはNFCが盛り上がってきた1年でもありますね。そこでNFCネタをさらにひとつ。
NFCが盛り上がる以前から、NFC(非接触カード)を利用した、海外で利用可能な交通系カードの実現に向けた検討が行われていたんですね。今となれば是非実現して欲しいものです。何しろ、空港について一番最初に必要なのは移動系ですから。。
韓国のKSCC(Korean Smart Card Corp : 韓国スマートカード)社は2007年よりEACOPSを推進している。KCSSは韓国でNO.1の交通系カード「T-Moneny」を発行、運営する会社。
EACOPS : East Asia Common Payment Scheme - 東アジア4ヶ国、韓国、日本、香港、シンガポールの交通カードサービス運営会社の協議機構。교통카드서비스운영사 협의기구, 회원사 한국 KSCC ,일본 Surutto Kansai,홍콩 Octopus,싱가포르 EZ-Link
韓国はKSCC, 日本がSURUTTO KANSAI, 香港 Octopus, シンガポールEZ-Linkが参加している。
つまりはKSCCが東南アジアでの非接触系 標準交通系カードを目指して積極的に活動しているというお話です。注目すべきは日本からもSurutto kanasai(Pitapa)が参加していることでしょうか?
確かに同社のWebページではT-Moneyプラスチックカードを販売しています。
http://www.surutto.com/conts/ticket/seoulcitypass/index.html
T-Moneyの例 |
日本で事前に購入して行けば韓国ですぐに利用できる訳ですね。今後これがスマホ等でも可能になるのでしょうか?日本で事前にアプリをDLし、ある程度の金額を入れて韓国に持ち込めば、即利用できればとても便利ですね。
実際に韓国国内ではGalayx S2で既にT-Moneyが利用できます。単純に同じしくみを海外でも実現すれば実現可能のように見えます。日本でもNFC対応のスマホにT-Money対応アプリをダウンロードし、自分のクレジットカードから5000円分をT-Moneyに充電すればいいわけですね。
最近は特にソウル市内の電車、バス等はほとんどがこのT-MoneyやCashBeeというようなNFCカードが標準となりました。むしろこのカードがないとその都度切符(一回券)を購入することは相当に面倒です。というのも、一回券でもデポジット(保証金)が取られるため、降りた駅でデポジット分を専用の機械に入れて取り戻さないといけないので、面倒くさいとそのままとりはぐれになってしますのです。
ところで、この構想は韓国へ行く観光客にはとても便利でメリットがありそうですが、韓国から日本に来る観光客は同様にT-Monenyカードやスマホアプリを利用して電車やバスに乗れるのでしょうか?
おそらく、難しいでしょうね。。そこがフェリカである限り、海外のスマホがフェリカチップに対応したものでないと。。おそらく買い物はいけそうです。処理速度をそれほど求められない決済等であれば利用できそうですが。。
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