2010/12/23、電子新聞
<グローバルPC市場強者Dell、国内スマートフォン対戦>
グローバルPC市場の強者Dellが4インチ以上の大画面スマートフォンを持って国内スマートフォン対戦に加わった。
12月22日KTとDell Koreaは新製品発表会を持ってDellの初めてのスマートフォンの5インチ大画面スマートフォン‘Streak’と4.1インチ‘Venue’等2種類スマートフォンをリリースして今月中国内発売を知らせた。
DellのスマートフォンはHPとともに世界PCおよび企業用インフラシステム市場を主導してきたDellが出す製品という点で性能とUI等に関連業界の視線が集中してきた。
特にDellのモバイル事業の先発になったストゥリクは今まで発売された製品中最も大きい画面を持ったHTCのデザイアHD(4.3インチ)を越えた5インチ代の大画面が適用、これに対する国内消費者の反応に関心が集められている。
タブレットフォンのストゥリクは厚さ9.98㎜のポケットサイズに衝撃に強いゴリラグラスが適用された。
1GHzのQSD 8250プロセッサ、アンドロイドOS2.2バージョンが搭載された。この製品は特にマルチウィンドウをサポート、一つの画面で複数のアプリケーションを駆動することができる。
また早い文字入力のためのスワイプ(Swype)方式入力、マルチメディアコンテンツの円滑な再生を助ける‘Stage’ UIを通じてユーザー便宜性を高めた。
全世界市場で韓国で一番最初に発売される製品のペニュは4.1インチ有機発光ダイオード(AMOLED)画面、アンドロイドOS2.2、800万画素カメラなどが適用された製品でDellのデザインコンセプトの‘Shear’を反映してシックなデザインのファッションアイテムを指向している。
製品の販売価格はStreak、80万ウォン帯、Venue70万ウォン帯に定めた。
KT社長は“国内初めて世界的なIT企業Dellの先端スマートフォン‘ペニュ’と‘ストゥリク’を通じて画面の大きさの次元から違ったモバイルライフを提供することができるようになってうれしい”と話した。
イアンチャップマンDellアジア太平洋モバイル事業総括副社長は“5インチストゥリクはユーザー経験に照らしてみる時通話、無線インターネット、移動性などを全部満足できる‘タブレットフォン’という新しい市場価値を作り出すこと”として“今後個人ユーザーはもちろん保険・航空・訪問販売など外回りが多い企業向け需要にも積極的に対応していく計画”と話した。
デルコリア本部長は“A/Sはモバイル分野の特性を考慮して既存Dellコンピュータの国内サポート体系とは別に外部業者を選択したが、デバイス間融合の状況変化により自主的な統合サポートの可能性もある”と説明した。また、流通体系と関連しても“移動通信キャリアとの緊密な協力が重要だが、デルドットコムなどオンラインを通した販売がなされている米国と同じモデルもいつかは可能なこともある”と話した。
これまでの国内PC・サーバー市場の自社流通ネットワークを利用した販売可能性も排除しなかった。
2010/12/23、電子新聞
<SKテレコム、世界最初ミュージカル公演3D映画製作へ>
12月21日(現地時間)フランスパリに位置したPalais des Sports de Parisで'モーツァルト、ロックオペラ'が3Dで撮影された。
SKテレコムは世界最初にミュージカル公演を3D映画で撮影・製作して来年上半期フランス、スイス、ベルギー、韓国などで上映すると12月22日明らかにした。
3D公演の映画はSKテレコムの社内事業アイディア提案プログラムの(T Do Dream)を通じて今年8月事業化された。コンサート、ミュージカルなど文化公演や大型スポーツ競技を劇場にて3Dで楽しむことができる新概念サービスだ。
SKテレコムが3D映画にて製作するミュージカル作品は‘モーツァルト、ロックオペラ’で、2009年9月封切り以後100万の観客を動員したフランスの最高興行ミュージカル中の一つだ。このミュージカルは2010年フランス最高音楽授賞式のNRJ Music Awardsで3冠王に上がって音楽性を立証された公演だ。
撮影は3500席規模のパリ最大公演会場
Palais des Sports de Parisで12月21日午後1時と夕方8時30分(現地時間)に進行された。2012年と2013年米国ブロードウェーなど色々な国で公演される予定で韓国でも2013年に幕を上げる予定だ。
当該映像に対する版権はSKテレコムが保有して、SKテレコムは製作した3D映画を全世界に販売する計画だ。すでにフランス、スイス、ベルギーで上映が確定したし、国内では来年上半期に上映される予定だ。
SKテレコム関係者は“既に製作した‘フィソン(韓国男性歌手)-It’s Real’と‘2AM(韓国男性アイドル) SHOW’を3D公演映画で技術力を認められてフランスの有名ミュージカル3D映画製作および版権を確保することができた”と明らかにした。
2010/12/17、電子新聞
<SKテレコム、大教(デギョ)とスマートランニング共同推進>
SKテレコムは教育専門業者のデギョとスマートランニング(Smart Learning)事業の共同推進などのために協約を締結したと12月16日明らかにした。
両社は△コンテンツ・プラットホーム事業協力△学習管理プラットホーム共同開発△グローバル市場共同進出など多様な分野で持続的な協力を強化していくことに意見を集めた。
今回の提携で両社はSKテレコムの先端ICTにデギョの学習コンテンツを結合してコンテンツ・プラットホーム事業を推進することにした。
SKテレコムはネットワークを基盤でユーザーにデギョが保有した多様な教育コンテンツをTablet PC、スマートフォンなど多様なスマートデバイスを通じて提供する。
SKテレコムIPE事業団長は“デギョとの提携で教師と学生が最も適合して効率的な学習管理ができる”として“スマートランニング事業をずっと拡大していく”と明らかにした。
デギョのパク代表も“スマートランニングサービスを通した教育環境変化で教師と学習者間の疎通が円滑になるよう良質の教育サービスを提供できることになった”と説明した。
2010/12/17、電子新聞
<KT-GSカルテックス-メリッツ火災保険、'スマートカープロジェクト'推進>
KT、GSカルテックス、メリッツ火災保険は12月16日「スマートカープロジェクト」のためのMOU(了解覚書)を締結した。
KT、GSカルテックス、メリッツ火災保険はECO自動車と曜日制保険などを広める‘スマートカープロジェクト’を共同実施すると12月16日明らかにした。
ECOグリーンIT実現のために国内乗用車運転者を対象にスマートフォンの通信機能と排出ガス自己診断装置(OBD:On-Board Diagnostics)の車両情報を連動するサービスを普及する民-官協力のプロジェクトだ。
自動車曜日制特約保険を加入した運転者は簡単な運行情報提供の同意過程を通じてOBD装置を無償で装着することができるようになった。またスマートフォン アプリケーションを通した多様な車両基盤ITサービスを提供される。
KTは最近モバイルソリューションの発展で車が運転者個人のデジタル媒体として浮上している点から消費者の自動車利用形態を反映したアプリケーションおよびコンテンツを普及、関連企業との共同成長のための協力を継続して拡大する計画だ。
KT社長は“通信機能が搭載された車両とスマートフォン間の連動サービスで運転者に安全かつ経済的な運転環境を提供してスマートな生活を享受できるように関連業界と継続的に協力、顧客価値を高める”と明らかにした。
2010/12/21、電子新聞
<「2010年度決算」――――携帯電話分野>
今年韓国の携帯電話市場は‘スマートフォンの年’という表現が成立するほどアイフォンと沢山の多様なアンドロイドフォンの発売があった。
韓国のスマートフォンは、SKテレコムが年末まで360万人の加入者を見通している。また、KT 250万人、LG U+60万人などを含めば今年総650万人以上がスマートフォンを使うことになると展望される。
特に昨年末基準10%帯に過ぎなかった全体携帯電話販売量対比スマートフォンの割合(月刊)も今年10月に達しては半分に肉迫するなど留まらず拡散傾向が続いている。
このように‘スマートフォン拡散の元年’として評価されている今年国内携帯電話市場を導いたことは断然‘アイフォン’シリーズと三星電子の‘ギャラクシーS’間の構図といっても過言ではない。
昨年末発売されたアイフォン3GSに続き今年6月三星電子のギャラクシーSがリリースしながら国内スマートフォン市場の垂直上昇の勢いが演出された。アップルのアイフォンは100万台ほどが売れたアイフォン3GSモデルに続き今年9月発売されたアイフォン4が80万台の販売を上げて上昇の勢いを継続した。ギャラクシーSは発売6ヶ月ぶりに200万台が普及して国内初めてのスマートフォンミリオンセラーとして先導的位置づけをより一層みせてくれた。
一方、LG電子はスマートフォン市場にまともに対応できず世界携帯電話3位業者としてプライドを台なしにした一年に残った。だがアンドゥロウォン以後着実に発売したオプティモスQ・Zなどに続き国民スマートフォンとしてオプティモスウォンの善戦を踏み台にした。年末年始発売を控えたハイエンド級オプティモスマッハ・2X等で捲土重来を期する。
国内携帯電話3位業者のパンテックもイジャル・ベガー・ミラクなどを発売して国内スマートフォン市場でLG電子を脅威する善戦を広げた。
外国産のスマートフォンも沢山の発売があった。モトローラのモトロイが国内初めてのアンドロイドフォンで発売した以後グーグルのネクソスウォン、HTCのデザイア・HD2・デザイアHD、ソニーエリクソンのXPERIA X10等多様なアンドロイドフォンが消費者の関心をかき集めた。しかし、グローバル1位携帯電話業者のノキアはエクスプレスミュージック発売以後これという成績をおさめることができなかった。
2010/12/16、電子新聞
<KT、無線ネットワークの容量拡大して通信品質を高める>
12月15日、ソウルで開かれたIT CEOフォーラムでKT無線研究所長アン常務がKT CCC(Cloud Communication Center)に対して説明している。
KTが無線(3G)ネットワークの容量は1.5倍大きくすることができるCloud Communication Center(CCC)技術を世界最初に導入する。年9%に達する運用費用を節減して、1万トンの炭素排出を減らすことができ、韓国政府のグリン成長政策にも符合する。
12月15日ソウルで開かれたIT CEOフォーラムでKTはLGエリクソンと協力、2012年まで首都圏地域にCCC構築を終えて以後次世代通信ネットワークにもこれを適用する計画だ。
この技術は既存無線基地局のデジタル信号処理部(DU)と無線信号処理部(RU)を分離することによって可能だ。パケットデータを処理するデジタル信号処理部を電話局などに設置された別途のセンターに集中して通話を担当する無線信号処理部はサービス対象地域に設置する。この二つの部分を光ケーブルで連動すればネットワーク容量および周波数効率を向上させることができる。
既存基地局方式の無線ネットワーク容量増大のためにある程度の規模の場所が必要だった。それだけでなく維持補修と運用のために冷房および周辺装置稼動に電力が消耗した。CCCを適用すれば少ない面積でも基地局と同じ役割をする無線信号処理部を大幅増やすことができて賃貸費は減って単位面積当たり無線ネットワーク容量の極大化が可能になる。
KTは世界最大の移動通信キャリアの中国チャイナモバイルをはじめとするドイツテレコム、フランステレコム、NTTドコモなど世界優秀の移動通信業者にも協力を強化して国際標準も主導する計画だ。
KT無線研究所長は“エネルギー効率性と運用性能および寿命などが優れたグリン通信ネットワーク技術であるCCCでデータ急増時代に合ったネットワークを整えていく”と話した。
2010/12/15、電子新聞
<SKテレコム、3Gネットワークに新しいインターネットアドレス(IPv6)導入>
SKテレコムが韓国で一番最初に3Gネットワークに新しいインターネット住所体系のIPv6を導入、商用化する。
SKテレコムはIPv6商用化のための‘モバイルIPv6’ネットワーク技術開発を完了、12月14日からテストサービスに突入すると明らかにした。
SKテレコムと韓国インターネット振興院(KISA)は3Gネットワークに適用できるIPv6-IPv4間変換技術など基盤技術開発のため‘IPv6基盤モバイルサービス構築モデル事業’を今年5月から開発してきた。
その結果、端末→3Gネットワーク→有線バックボーンネットワーク→インターネットサービスに至るモバイルIPv6適用準備を終えて実際サービスが可能になった。インターネットアドレスを常に占有するスマートフォン、スマートパッド(Tablet PC)等多様なモバイル機器が登場しながら、無線を中心にIP住所需要が急激に増えて既存住所体系の限界と導入必要性が引き続き提起されてきた。
これでSKテレコムはモバイル機器だけでなく冷蔵庫・TV・ホームセキュリティ装置などを活用したM2M等の爆発的なインターネット住所の需要増加に先駆け対応できることになった。
SKテレコム関係者は“段階別にネットワークにIPv6を適用して、IPv6をサポートするモバイル機器に拡大、大衆的認知度が高いサービスなどに先にIPv6を適用することができるようにサポートする方針”と明らかにした。
「2010年度決算」――――通信分野
2009年統合KTに続き2010年統合LGテレコム(現在のLG U+)が誕生しながら、通信市場の有無線融合が市場環境を大きく変えた。
今年通信放送分野はスマートフォン普及の活性化、代表的な融合サービスであるIPTVサービスの市場定着およびスマートTVへの進化、そして放送市場の地殻変動を予告する編成・報道チャネル事業者選定などが変化の大きい幹になった。
特にアイフォン・ショックによって韓国IT業界は緊張感の中で今年の下半期を過した。その過程で料金プランの変化、マーケティング費用の問題というイシューを跳び越えてハードウェアとソフトウェア全部グローバル企業を早くも追撃する底力も見えた。
今年韓国通信業界の話題は昨年と今年の初めにつながった有無線部門の合併のイシューだった。昨年KTとKTFの合併で統合KTがスタートしたのに続き今年の初めLGの通信会社3社もLGユプラスに新しく生まれた。SKテレコムとSKブロードバンドも有無線戦略では事実上一つの枠組みに動いている。
合併による本格的な有無線統合サービスおよびセット商品、そしてスマートフォン活性化にともなうパケットデータ使い放題料金プランの登場などあった。
ネットワークの中立性論議も深刻な問題に浮び上がった。新規契約の加入費とパケットデータ料金の引き下げ、秒当たり課金制導入など韓国政府が公約した通信料金20%引き下げ、国民の通信費負担緩和に寄与した。
しかし、韓国政府スタート初期から力を入れて進行してきた第4移動通信会社およびMVNO導入は円滑に進行できない側面が強い。特に第4移動通信会社許可は韓国モバイルインターネット(KMI)が審査で落ちながら再審査を申請した状態だ。
今年一年「共生」というキーワードも通信業界を熱した。開放型プラットホームを出したアイフォンの人気に刺激された移動通信キャリア3社は今年中小協力会社との「共生」のために多様な政策を出した。
SKテレコムは中小企業共生協力センター、オープンイノベーションセンターなどを設立した。またKTも自社による中小企業の資源や技術開発アイディアを横取りしない、競争環境を作らないといった3不政策を通じて中小企業と同伴成長を明らかにした。LGユプラスも中小企業と共同技術開発および協力ファンド造成や協力業者共生教育などの政策を推進した。
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