昨日でMWC2011 4日間の会期が終了した。NTTドコモ 山田社長のスピーチもソフトバンクの孫社長のスピーチも行われた。NTTドコモも今後M2Mへの取り組みを本格化していく方針だ。
ただM2Mの裾野は広い。日本では自販機の管理がM2Mの代表的なアプリケーションだが、今後は多くのサービスやアプリケーションが登場してくるだろう。今回はMWC2011の総括として、おもしろガジェット、サービスを取り上げる。
(GSMAのM2M目玉はPersonal Health 分野か)
今後どの国も高齢化が進む中、健康への関心は日々高まっている。前回お伝えした、AT&T ワイヤレスの「薬管理」デバイスやサービスも現実的なものとして意外と普及するかもしれない。
ANTワイヤレスがM-Healthのベストアワードを受賞
ANTはZigbeeに似た近距離通信用のセンサーネットワーク技術で、主に健康分野に特化している。
既に心拍系やいくつかが製品化されている。スマートフォンにANT+レシーバを取り付けることで、取得したデーターをセンターに送ることができる。(このソリューションはエムアンドエムが以前MCPC主催のモバイルソリューションフェア2009で紹介している)
(iPhoneやiPadが血圧計に?)
会場で見たおもしろガジェット。ありそうでなかったiPad+血圧計。ここにありました。iPadを使った血圧測定なら、おもしろみがあって長続きしそう。
(専用のドックにiPadを差し込むことで、iPadが楽しい血圧計に早代わり)
もちろん、測定した記録はiPad上に保存され、専用のアプリで美しく表示してくれる。当然iPadの中のデータを他に転送することも可能だ。
ちなみにコンタクト先を聞いているので興味のある方は私までご連絡を(shashimo@mmrjp.com)
その他、様々なベンダーがMobile Health Careに対するソリューションを展示していた。中国の企業は「心拍計」内蔵携帯電話を展示していた。なんでもやる中国のベンダーらしい。
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